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イギリスの歴史に見る 子どもの権利の変遷.

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1 イギリスの歴史に見る 子どもの権利の変遷

2 産業革命以前(~18世紀初頭) =子どもは労働力
産業革命以前(~18世紀初頭)              =子どもは労働力 社会における子どもの存在価値=労働力 「貧民」など保護を受けている人には、人としての権利は認め られていなかった 産業革命以前(~18世紀初頭)=子どもは労働力

3 産業革命期(18世紀中盤~) =都市化の進展で工場で働く子どもたち
産業革命期(18世紀中盤~)   =都市化の進展で工場で働く子どもたち 真っ暗な炭鉱で16時間以上働く子ども 紡績工場で働く4歳児 貧しい子どもたちは安い労働力としてひたすら働かされた  真っ暗な炭鉱で16時間以上働く子ども  紡績工場で働く4歳児  貧しい子どもたちは安い労働力としてひたすら働かされた

4 労働者保護のための工場法(1802) 1833年に「改正工場法」 ・・・子どもの長時間労働の禁止や教育を受ける権利
  ・・・子どもの長時間労働の禁止や教育を受ける権利      身体的な危険を伴う向上での労働を禁止されたのは、      9歳未満の子どものみ 1802年に労働者保護のための「工場法」   1833年に「改正工場法」 ・・・子どもの長時間労働の禁止や教育を受ける権利       身体的な危険を伴う向上での労働を禁止されたのは、9歳未満の子どものみ

5 産業革命の終焉(19世紀中盤) =教育を受ける権利の制定
産業革命の終焉(19世紀中盤)          =教育を受ける権利の制定 1870年に義務教育法 ・・・「階級」の壁、すべての子ども を対象としたものではなく、労働と勉強を両立させるが条件 1880年以降、教会中心のボランティア主導でボーイズクラブ が誕生 目的は「中産階級の子どもたちを正しく育てる」 1899年に「義務教育は、12歳まで」に拡大し、「努力すれば できる」という自由競争の原理が教育現場に持ち込まれる 産業革命の終焉(19世紀中盤)=教育を受ける権利の制定と子どもたちの反乱  1870年に「義務教育法」 ・・・「階級」の壁があり、すべての子どもを対象としたものではなく、労働と勉強を両立させるが条件 1880年以降、教会を中心とするボランティア組織主導の「ボーイズクラブ」が誕生  目的は、「中産階級の子どもたちを正しく育てる」 ・・・後の「ボーイスカウト」 1899年に「義務教育は、12歳まで」と拡大し、「努力すればできる」という自由競争の原理が教育現場に持ち込まれる

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7 ボーイスカウト運動(1907) 労働者階級の子どもを対象とした 課題①:目標が戦時に役立つイギリス人を作ることだった
課題②:ボーイスカウト内部での階級意識が強く残っていた 課題③:中産階級出身のベーデン・パウエル卿による方法は、 労働者階級の子どもたちには受け入れがたかった 1907年に、労働者階級の子どもを対象とした「ボーイスカウト運動」    課題①:目標が戦時に役立つイギリス人を作ることだった 課題②:ボーイスカウト内部での階級意識が強く残っていた    課題③:中産階級出身のベーデン・パウエル卿による方法は、労働者階級の子どもたちには受け入れがたかった

8 イギリス帝国主義(20世紀前半) =すべての子どもが対象の権利法の制定
イギリス帝国主義(20世紀前半)  =すべての子どもが対象の権利法の制定 1908年英国児童法の制定  ・孤児・里子・貧困家庭の子どもの生存権や被保護権も明記。   ただし、子どもを一個の人間として尊重するというよりも、   子どもは保護され教育される対象だという考え方による イギリス帝国主義(20世紀前半)=すべての子どもを対象にした権利の制定  1908年に「英国児童法」の制定 ・・・孤児・里子・貧困家庭の子どもの生存権や被保護権も明記。ただし、子どもを一個の人間として尊重するというよりも、子どもは保護され教育される対象だという考え方による

9 第1次世界大戦の終結 =子どもの権利が国際的な共通認識に
第1次世界大戦の終結   =子どもの権利が国際的な共通認識に 1900年のエレン・ケイ『児童の世紀』=大人たちによって制限 を受けている子どもの成長・発達に対し、自立的な原理、人間 としての成長の可能性を強く高く謳いあげた 1924年「児童の権利に関するジュネーブ宣言」=社会は子ども に対して最善の努力を尽くす義務がある。発達保障や児童救済 の優先。 世界恐慌(1929)~第二次世界大戦(1945)   =ユースサービスへの行政の取組みの開始。    しかし、青少年の徴兵・徴用が続いた 第1次世界大戦の終結=子どもの権利についての国際的な共通認識の誕生  1900年のエレン・ケイ『児童の世紀』=大人たちによって制限を受けている子どもの成長・発達に対し、自立的な原理、人間としての成長の可能性を強く高く謳いあげた  1924年「児童の権利に関するジュネーブ宣言」=社会は子どもに対して最善の努力を尽くす義務がある。発達保障や児童救済の優先。  世界恐慌~第二次世界大戦=ユースサービスへの行政の取組みの開始  しかし、青少年の徴兵・徴用が続いた

10 戦後労働党政権 =子どもの権利保障とユースサービスの拡大
1948年英国児童法=児童福祉における行政機構の整備 1960年アルブマール報告書=ユースサービスの建て直しをめざし、 「ユースサービス10カ年計画」の策定を提言 1969年、ユースサービス開発協議会(YSDC:The Youth Service Development Council)が『70年代におけるユース・アンド・コ ミュニティワーク』報告書を提出  「子どもと若者の参加」「若者のいる場所でのユースワーク」 ユースコミュニティワーク=地方自治体や民間団体によって、若者 の居場所に出向いてのさまざまなワークやサービスを実施すること 戦後労働党政権=子どもの権利の保障とユースサービスの拡大  「ゆりかごから墓場まで」  1948年に新しい「英国児童法」=児童福祉における行政機構の整備  1960年に「アルブマール報告書」=ユースサービスの建て直しをめざし、「ユースサービス10カ年計画」の策定を提言  1969年に、ユースサービス開発協議会(YSDC:The Youth Service Development Council)が『70年代におけるユース・アンド・コミュニティワーク』報告書を提出 ・・「子どもと若者の参加」「若者のいる場所でのユースワーク」   「ユースコミュニティワーク」=地方自治体や民間団体によって、若者の居場所に出向いてのさまざまなワークやサービスを実施すること

11 サッチャリズム(1980年代) =福祉国家から小さな政府へ
サッチャリズム(1980年代)  =福祉国家から小さな政府へ 教育改革法(1988) すべての公立校への教育権は教育大臣にある。 義務教育段階のカリキュラム統制  =共通の履修すべき強化と教育内容  =「ナショナルカリキュラム」の制定 日本の学習指導要領を参考にした。しかし、「検定教科書」や「決められた 教授方法」「授業時間規定数」はない。 失業問題とニートの登場 サッチャリズム(1980年代)=福祉国家から小さな政府へ  1988年「教育改革法」 ・・・すべての公立校への教育権は教育大臣にある。   義務教育段階のカリキュラム統制=共通の履修すべき強化と教育内容=「ナショナルカリキュラム」の制定・・日本の学習指導要領を参考にした。しかし、「検定教科書」や「決められた教授方法」「授業時間規定数」はない。  失業問題とニートの登場

12 子どもの権利条約(1989年)の誕生 1970年代にイギリスで芽生えた「子どもの意見表明、子どもの 参画」についての民間の活動の活発化
1992年に批准。 4つの枠組み    生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加の権利 子どもの権利条約(1989年)の誕生 1970年代にイギリスで芽生えた「子どもの意見表明、子どもの参画」についての民間の活動の活発化 1992年に批准。 4つの枠組み   生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加の権利

13 ブレア政権の第三の道=教え、育むこと 幼い頃からの「Education」が国の最重要課題。「育」に重きを 第三の道の特徴
結果の平等ではなく、教育の充実などの政策に立脚した機会の平等の 重視 社会サービスにおける官民協働 地方の自治・自立を促す地方分権 サッチャー政権以来の自由主義経済の保護 2004年に英国児童法に基づくECMどの子もみんな大切- 子どもたちのための行動計画(Every Child matters – Change for Children)を策定 ブレア政権の第三の道=教え、育むこと  幼い頃からの「Education」こそが、国の最重要課題である  子どもの「育」に重きをおく   第三の道の特徴 結果の平等ではなく、教育の充実などの政策に立脚した機会の平等の重視 社会サービスにおける官民協働 地方の自治・自立を促す地方分権 サッチャー政権以来の自由主義経済の保護  2004年に英国児童法に基づく「ECMどの子もみんな大切-子どもたちのための行動計画(Every Child matters –Change for Children)」を策定

14 イギリスの子ども政策の現状 -ECM:どの子もみんな大切-
2004年英国児童法=子ども若者政策の枠組み   「地域の子ども・若者計画」「チルドレン・トラスト」   「ECM子どもたちのための行動計画」 2007年に子どもに関係する省庁の再編成   子ども学校家庭省    (DCSF: Department for Children, Schools and Families)」 ECMアウトカム  すべての子どもが、①健康であること、②安全に暮らせること、 ③生きる力を身につけ、楽しむこと、④社会の一員として生きてい けること、⑤経済的に困らない生活が出来ること イギリス子ども政策の現状-ECMどの子もみんな大切-  2003年「ECMグリーンペーパー」(政策提案書)  2004年「2004年英国児童法」 ・・・子ども若者政策の枠組み   「地域の子ども・若者計画」   「チルドレン・トラスト」   「ECM子どもたちのための行動計画」  2007年に子どもに関係する省庁の再編成 「子ども学校家庭省(DCSF: Department for Children, Schools and Families)」 「ECMアウトカム」   すべての子どもが、①健康であること、②安全に暮らせること、③生きる力を身につけ、楽しむこと、④社会の一員として生きていけること、⑤経済的に困らない生活が出来ること

15 2001年のビクトリアちゃん 虐待死事件の教訓 協働体制がうまくいっていないこと 情報共有がうまくいっていないこと
責任の所在が不明確で、担当者の責任意識が弱いこと マネージメント能力が足りないこと 現場の職員への教育が不足していること 子どもの声を聴くという意識が欠けていること 2001年のビクトリアちゃん虐待死事件の教訓 協働体制がうまくいっていないこと 情報共有がうまくいっていないこと 責任の所在が不明確で、担当者の責任意識が弱いこと マネージメント能力が足りないこと 現場の職員への教育が不足していること 子どもの声を聴くという意識が欠けていること

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17 2004年英国児童法 の概要 大人になってからの社会保障より、幼い頃からの生育条件を整える。 予防の重視。 法の概要
2004年英国児童法 の概要 大人になってからの社会保障より、幼い頃からの生育条件を整える。 予防の重視。 法の概要 子ども長官(Children’s commissioner)の任命 チルドレンズ・トラスト(Children’s Trust)の設置 情報共有の効率化 地域の子ども安全委員会(Local Children Safeguarding Board)の設置 地域の子ども・若者計画(CYPP: Children and Young People’s Plan)の策定 子どもへのサービス提供の責任者(Director of Children’s Service)の配置 共同監査体系(Joint Inspection Framework)の設置 里親への具体的な援助 保護を受けている子どもの学業成績を向上させる義務 2004年英国児童法 の概要  大人になってからの社会保障よりも、幼い頃からの生育条件を整える。予防の重視。 法の概要 子ども長官(Children’s commissioner)の任命 チルドレンズ・トラスト(Children’s Trust)の設置 情報共有の効率化 地域の子ども安全委員会(Local Children Safeguarding Board)の設置 地域の子ども・若者計画(CYPP: Children and Young People’s Plan)の策定 子どもへのサービス提供の責任者(Director of Children’s Service)の配置 共同監査体系(Joint Inspection Framework)の設置 里親への具体的な援助 保護を受けている子どもの学業成績を向上させる義務

18 ECM子どもたちのための行動計画 5つの支援策 目標の現状のギャップを明らかにし、 どんな支援が必要かを決定し、
その支援の実現に向けて計画を立て、 その支援計画を実現できるように制度を改正し、 その改正した制度が運用できる世に組織の枠組みを再構成する ECM子どもたちのための行動計画  既存のサービスの枠の中に子どもたちを当てはめていこうとする従来型の政策を改め、子どもたちの声を聴いて現状を改め、それに見合った援助を求めた。 5つの支援策 目標の現状のギャップを明らかにし、 どんな支援が必要かを決定し、 その支援の実現に向けて計画を立て、 その支援計画を実現できるように制度を改正し、 その改正した制度が運用できる世に組織の枠組みを再構成する 日本の次世代育成支援対策との違い 視点の違い:子どもを育てる大人に向けられている(日本)       子どもの幸せと育ちに焦点をあてる(英国)

19 2007年12月、子どもプラン (The Children’s Plan)
原則 幼い子どもを持つ家族すべてに対して、支援を強化する すべての子どもは成功する可能性を持っており、それが充分に開花 できるように支援する 子ども・若者は大人として生きていくための準備をすると同時に子 ども時代を楽しむことも必要である。 子ども・若者に向けたサービスは、専門家だけが集まって計画する のではなく、子ども・若者とその家族の意見に応える形(子どもの 参画の下)でつくっていかなければならない 問題が重大になってから取り組むより、重大にならないように予防 することが大切 2007年12月、子どもプラン(The Children’s Plan) 原則 幼い子どもを持つ家族すべてに対して、支援を強化する すべての子どもは成功する可能性を持っており、それが充分に開花できるように支援する 子ども・若者は大人として生きていくための準備をすると同時に子ども時代を楽しむことも必要である。 子ども・若者に向けたサービスは、専門家だけが集まって計画するのではなく、子ども・若者とその家族の意見に応える形(子どもの参画の下)でつくっていかなければならない 問題が重大になってから取り組むより、重大にならないように予防することが大切

20 すべての学校がコミュニティの中心となり、ゴールに向って取 り組む。
行動計画 すべての学校がコミュニティの中心となり、ゴールに向って取 り組む。 2008年前半に、子ども・若者と共に働く人たちがサービスを 統合的に使えるための計画”Children Action Force Plan” を 発行する チュルドレンズ・トラストへの要請 具体的な結果を伴う問題解決方法を提示すること 2010年までに、子どもの成長の過程のできるだけ多くの機会 に、補助的な支援を必要とする子ども・若者の識別と初期介入 を可能にするための対策を立てること 行動計画 すべての学校がコミュニティの中心となり、ゴールに向って取り組む。 2008年前半に、子ども・若者と共に働く人たちがサービスを統合的に使えるための計画”Children Action Force Plan” を発行する チュルドレンズ・トラストへの要請 具体的な結果を伴う問題解決方法を提示すること 2010年までに、子どもの成長の過程のできるだけ多くの機会に、補助的な支援を必要とする子ども・若者の識別と初期介入を可能にするための対策を立てること 目指すゴール:2020年までの長期ビジョン 子ども・若者を対象とする福祉の拡充、特に入学などの人生の転機となるポイントを重視する。 就学時、進学時、就職時などにおいての学業成績等の目標値を設定し、いずれの子どももその目標値に到達できるように支援を行う。 親・養育者達が利用できる情報やサービスに満足している状況をつくる。 若者に社会参加を勧め、それによって各人の成長を促し、社会で生きていくための下地をつくる。 子どもの貧困を2010年までに半減させ、2020年までに撲滅する 若年犯罪者の数を2020年までに“対若者犯罪行動計画”でせぅていした目標値まで減少させる

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22 目指すゴール:2020年までの長期ビジョン 子ども・若者を対象とする福祉の拡充、特に入学などの人生の転機 となるポイントを重視する。
就学時、進学時、就職時などにおいての学業成績等の目標値を設定 し、いずれの子どももその目標値に到達できるように支援を行う。 親・養育者達が利用できる情報やサービスに満足している状況をつ くる。 若者に社会参加を勧め、それによって各人の成長を促し、社会で生 きていくための下地をつくる。 子どもの貧困を2010年までに半減させ、2020年までに撲滅する 若年犯罪者の数を2020年までに“対若者犯罪行動計画”でせぅてい した目標値まで減少させる

23 特色:個別指導の教師の配置 遅れている分野について、放課後に一対一で指導する。
学校のプログラムの中で基礎的な力を付けさせると同時に放課 後に一対一で個人の得意分野を伸ばす。 教師や親とともに、その子に合った教育のプログラムを作成す る。 一人ひとりの子どもについて義務教育の時点から全人格的に把 握し、親や子ども自身からの相談にのる。 特色:個別指導の教師の配置 遅れている分野について、放課後に一対一で指導する。 学校のプログラムの中で基礎的な力を付けさせると同時に放課後に一対一で個人の得意分野を伸ばす。 教師や親とともに、その子に合った教育のプログラムを作成する。 一人ひとりの子どもについて義務教育の時点から全人格的に把握し、親や子ども自身からの相談にのる。

24 子ども・若者の参画を進める5つの理由 彼ら自身と地域社会に大きな変化をもたらす
事業がより効果的になり、より必要な人に届 くようになる。経費の節減。 地域が民主的かどうかを、子どもや若者が積 極的に参画しているかどうかで決まる。 国も地方自治体も、子ども・若者の参画を推 進し、参画の度合いが評価の対象になってい る 参画の度合いは、助成金の獲得、事業の継続 と発展に欠かせない鍵 子ども・若者の参画を進める5つの理由 彼ら自身と地域社会に大きな変化をもたらす 事業がより効果的になり、より必要な人に届くようになる。経費の節減。 地域が民主的かどうかを、子どもや若者が積極的に参画しているかどうかで決まる。 国も地方自治体も、子ども・若者の参画を推進し、参画の度合いが評価の対象になっている 参画の度合いは、助成金の獲得、事業の継続と発展に欠かせない鍵

25 ヒア・バイ・ライトとは 原則 子ども・若者には、自分たちの生活に関係のあることを決める 場に参画する権利がある
子ども・若者向けの事業内容を改善し、彼らのニーズを満たす ためには、子ども・若者の参画が欠かせない 子ども・若者の参画についての考え方そのものを変えていかな くてはならない 「ヒア・バイ・ライト」は、「大変な立場の子どもがかかわっているかどうか」「そういう子どもたちが、自分達のケアに対して意見を言えるようにしているか」への検証として使えるツール。 ヒア・バイ・ライトとは 原則 子ども・若者には、自分たちの生活に関係のあることを決める場に参画する権利がある 子ども・若者向けの事業内容を改善し、彼らのニーズを満たすためには、子ども・若者の参画が欠かせない 子ども・若者の参画についての考え方そのものを変えていかなくてはならない

26 ヒア・バイ・ライツのスタンダード(標準)
共通の価値観(shared Value) 戦略(strategies) 仕組み(structures) 体制(systems) スタッフ(staff) 技術と知識(skills and knowledge) リーダーシップのとり方(style of Leadership) ヒア・バイ・ライツのスタンダード(標準) 共通の価値観(shared Value) 戦略(strategies) 仕組み(structures) 体制(systems) スタッフ(staff) 技術と知識(skills and knowledge) リーダーシップのとり方(style of Leadership)

27 子ども・若者の参画を進めるための方法 ヒアリング、グループ・ヒアリングという方法 子ども・若者が集まって直接参画して決めるという方法
子ども・若者のウェブサイトを立ち上げるという方法 大規模なイベントを開催するという方法 アドバイザリーグループあるいはご意見番として関わる方法 グループ同士のネットワークを作るという方法 大人のグループと並行して活動をする子ども・若者のグループ をつくる方法 委員会に子ども・若者の場所を用意するという方法 子ども・若者の参画を進めるための方法 ヒアリング、グループ・ヒアリングという方法 子ども・若者が集まって直接参画して決めるという方法 子ども・若者のウェブサイトを立ち上げるという方法 大規模なイベントを開催するという方法 アドバイザリーグループあるいはご意見番として関わる方法 グループ同士のネットワークを作るという方法 大人のグループと並行して活動をする子ども・若者のグループをつくる方法 委員会に子ども・若者の場所を用意するという方法

28 若者を取り巻く現状 政府の取組み ナショナルテストで、社会的不利な環境に育つと「高成績」がとれる割合が減る
16~18歳のニートの割合が相変わらず高い 薬物乱用や飲酒などハイリスクな行動をとる若者の割合が高い 犯罪や反社会的な行動に走る若者も多い 精神衛生上の問題を持つ若者も多い 肥満児と性感染症者の割合が急増 アフリカ系黒人の子どもの低学力と無職化 政府の取組み 社会全体、そしてコミュニティ内で若者へのより明確なアプローチを促進する 若者が社会的、精神的なスキルを身につけていけるような、質が高く、目的の明確な活動への参加を 増やすこと 若者が自分たちに提供されているサービスに対してもっと意見を言えるようにすること 若者を取り巻く現状 ナショナルテストで、社会的不利な環境に育つと「高成績」がとれる割合が減る 16~18歳のニートの割合が相変わらず高い 薬物乱用や飲酒などハイリスクな行動をとる若者の割合が高い 犯罪や反社会的な行動に走る若者も多い 精神衛生上の問題を持つ若者も多い 肥満児と性感染症者の割合が急増 アフリカ系黒人の子どもの低学力と無職化 政府の取組み 社会全体、そしてコミュニティ内で若者へのより明確なアプローチを促進する 若者が社会的、精神的なスキルを身につけていけるような、質が高く、目的の明確な活動への参加を増やすこと 若者が自分たちに提供されているサービスに対してもっと意見を言えるようにすること

29 目標へのアプローチ 手段①:エンパワメント=子ども若者の能力開発と権利の拡大へ の援助。参画できる体制と予算の準備 目標:
若者が社会の中に自分の居場所を確保できるようになること 支援の手が届きにくい若者の声も社会に反映されるようにする ことで、彼らのニーズに沿った若者向けの事業ができる 若者が地域の中でリーダーシップを取れるようになること 若者が必要な支援を援助してもらえるような地域システムを確 立し、利用を拡大する 3つの手段を用いた、目標へのアプローチ 手段①:エンパワメント=子ども若者の能力開発と権利の拡大への援助。参画できる体制と予算の準備  目標: 若者が社会の中に自分の居場所を確保できるようになること 支援の手が届きにくい若者の声も社会に反映されるようにすることで、彼らのニーズに沿った若者向けの事業ができる 若者が地域の中でリーダーシップを取れるようになること 若者が必要な支援を援助してもらえるような地域システムを確立し、利用を拡大する

30 手段②:アクセス=子ども・若者が確実にサービスを得られること。施設や事業の整備。 目標:
すべての若者が自分の居心地の良い場所で、包括的なサービスを受けられること。 若者がチャンスをつかんだり支援を受けることへの障害を明らかにし、克服すること 親・地域・事業提供者が協働し、支援の手が届きにくい若者に手をのばして援助する。 手段③:クオリティー=子ども・若者への質の高いサービスの提供。ユースワーカーの教 育と建設的プログラムの提供 機関同士がつながることで、すべての若者が必要とする多岐に渡ったサービスを統合 的に提供する サービスが予防的かつ個人的発達を促す動きをするための、しっかりとした実施の仕 組みがある 有能な人材を配置し、目標を見据えた効果的なサービスを提供する 手段②:アクセス=子ども・若者が確実にサービスを得られること。施設や事業の整備。  目標: すべての若者が自分の居心地の良い場所で、包括的なサービスを受けられること。 若者がチャンスをつかんだり支援を受けることへの障害を明らかにし、克服すること 親・地域・事業提供者が協働し、支援の手が届きにくい若者に手をのばして援助する。 手段③:クオリティー=子ども・若者への質の高いサービスの提供。ユースワーカーの教育と建設的プログラムの提供 機関同士がつながることで、すべての若者が必要とする多岐に渡ったサービスを統合的に提供する サービスが予防的かつ個人的発達を促す動きをするための、しっかりとした実施の仕組みがある 有能な人材を配置し、目標を見据えた効果的なサービスを提供する

31 すべての若者に充足すべきこと 学業においてよい成績を修め、18歳まで勉強に従事し続けられること
さまざまな活動に参加することで、生きて行くために必要な柔軟性や社会的精 神的なスキルを培い、同時に余暇を楽しめること。 若者のエネルギーと変化をもたらすパワーを駆使し、真の社会貢献を行うこと。 精神的・身体的に健康で、思春期をうまく乗り越え大人になっていけること 安全で支援の得られる環境で成長すること。 2008年から助成金事業「MY PLACE(マイプライス-私の居場所)」が開始された。 すべての若者に充足すべきこと 学業においてよい成績を修め、18歳まで勉強に従事し続けられること さまざまな活動に参加することで、生きて行くために必要な柔軟性や社会的精神的なスキルを培い、同時に余暇を楽しめること。 若者のエネルギーと変化をもたらすパワーを駆使し、真の社会貢献を行うこと。 精神的・身体的に健康で、思春期をうまく乗り越え大人になっていけること 安全で支援の得られる環境で成長すること。 2008年から助成金事業「MY PLACE(マイプライス-私の居場所)」が開始された。

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