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マイクロ波と硬X線での プリフレア相の様子
浅井 歩1、 中島 弘1、下条 圭美1、S. White2 1: 国立天文台野辺山、2: メリーランド大 2005年3月29日 M01a
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プリフレア相でのエネルギー解放 インパルシブ相 プリフレア相 プリフレア相での物理課程からフレア発生の機構を探る
マイクロ波や硬X線での強い放射 速いリコネクション、激しいエネルギー解放 プリフレア相 軟X線の緩やかな増光、プラズモイド噴出 フレアのトリガー機構 プリフレア相での物理課程からフレア発生の機構を探る
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プラズモイド噴出とフレア 軟X線観測(ようこうSXT)でフレアに伴う噴出現象が観測 プラズモイドはインパルシブ相で強く加速を受ける
Ohyama & Shibata (1997) プラズモイドはインパルシブ相で強く加速を受ける 上昇はプリフレア相から開始 フレアの直前に加熱現象も見られた(~10MK) 硬X線とマイクロ波で観測されたプリフレア相での非熱的放射について解析 height HXR time
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フレアでの非熱的放射 硬X線 マイクロ波 加速のメカニズムは? thick-target : 足元 thin-target : ループ上空
Masuda et al. (1994) 硬X線 thick-target : 足元 thin-target : ループ上空 (熱的?) マイクロ波 フレアループ 加速のメカニズムは? fast shock フレアループ
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観測諸元 フレア 2002年7月23日 00:20 UT に発生 NOAA 10039 NOAA 10039 (南東のリム付近)
GOES X4.8 class ライトカーブ 軟X線(GOES)、硬X線(RHESSI)、 マイクロ波(野辺山電波へリオグラフ) NOAA 10039 4つのフェーズにさらに分け、それぞれについて特徴を調べてみる
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(phase-3) 小バーストとEjection
CMEも発生 これを前後にマイクロ波や硬X線の放射源の空間分布が変化 スリット
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(phase-4) インパルシブ相 両者のべき(d)もぴったり一致!! いわゆる「インパルシブ相」の様相 硬X線
足元から非熱的放射(g~3.4) ループ上空から放射(g~5.0: 熱的?非熱的?) 電波 ループ状構造非熱的放射(a~-3.0) 両者のべき(d)もぴったり一致!! d~4.4 – 4.9 d~4.5 d~4.3 増田型のループトップ硬X線放射源か!!? Masuda et al. (1994)
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(phase-2) フレアの直前 I 軟X線で急激な温度上昇(GOES温度解析):10MKを超える
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(phase-2) フレアの直前 II 非熱的な放射 マイクロ波から導出された電子のエネルギースペクトルが非常に軟らかい
増田型放射源?電流シート内部?? aインデックス
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まとめ 2002年7月23日のフレアについて、そのプリフレア相でのマイクロ波・硬X線放射を調べた プリフレア相で非熱的放射が見られた
非熱的放射源はループ上空と足元に現れた 増田型の放射源? ひょっとして電流シート?? 00:24UTにejectionが見られた この後インパルシブ相と呼ばれるような様相を示す 増田型(?)の硬X線放射源が見られる フレアのトリガーとなる機構は粒子加速するのに十分なエネルギー解放を持つ
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以上です
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Tether-Cuttingモデル 強くシアした磁力線
Moore et al. (2001) ApJ 強くシアした磁力線 足元付近で磁気リコネクションすることにより、磁力線の支え(tether)を切る(cutting) 不安定になり、上部(filament)が上昇、CMEに
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プリフレア相での温度変化 Shimojo (1999) Date:20-Sep-1997 09:30UT Blue con. : 4MK
Green con. : 5MK Red con. : 6MK SXT Image 09:20:37UT 09:09:09UT Temp. Map 09:27:01UT 09:30:31UT 09:32:35UT
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