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毎月レポート くらしの情報 (2018年2月号).

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1 毎月レポート くらしの情報 (2018年2月号)

2 くらしの情報 2018年2月号 ■スーパーフードとして見直される、酒粕。
 酒粕。日本の伝統食でもあり、知らない人はまずいない食材でしょう。発酵食品ブームで注目された酒粕が、最近の研究でスーパーフードとして一躍脚光を浴びているのをご存じですか?  そもそも酒粕とは、日本酒を仕込んだ際に出来る「もろみ」をしぼった固形部分のこと。日本酒をつくる工程で生まれる副産物で発酵食品のひとつです。もろみの発酵過程で働く酵母菌はアミノ酸を大量に増やし、たんぱく質、たんぱく質が分解してできたペプチドやでんぷん、繊維質、ビタミン類、葉酸などを含みます。さらに注目される成分が「レジスタントプロテイン」です。たんぱく質でありながら食物繊維のような働きをし、生活習慣病の予防や美容に効果があることが報告されました。  酒粕は使い切るのが大変なイメージがありますが、実はいろいろ使える万能調味料です。まずは定番の甘酒です。ジャパニーズヨーグルトとも呼ばれ、健康のために飲む機能性飲料として広く知られています。人気のスムージーはホットでもアイスでも。また、粕汁や鍋ものも簡単で体があたたまるので、ぜひレパートリーに加えたいところです。和食だけではありません。牛乳にとかせばヘルシーなホワイトソース、相性抜群の味噌やチーズを加えればディップソースになります。  簡単なのに驚くほどアレンジが効くのが、粕漬けです。市販の魚の粕漬けもよいですが、「ぬか床」ならぬ「かす床」を使えば、魚介類から野菜、チーズなど幅広い食材が楽しめることうけあいです。  忘れてはいけないのは、酒粕にはアルコールが含まれていることです。アルコールに弱い人や車の運転をする人、お子さんや妊婦さんが酒粕をそのまま食べるのは避けましょう。加熱することでアルコール分を飛ばすことができますが、量が多ければ同じです。  酒粕の実力もさることながら、レシピの幅広さにも驚かされます。まだまだ寒い季節、酒粕パワーで元気に乗り切りたいですね。 ※参考: 月桂冠株式会社        大関株式会社          酒乃竹屋             NHKオンライン         NIKKEI STYLE          キナリノ              森永製菓株式会社       2

3 くらしの情報 2018年2月号 ■明治維新150年  今年は、明治元年(1868年)から、満150年を迎える節目の年です。今から150年前の明治維新は、当時の人々はもちろんのこと、現代のわたしたちにとってもどのような影響を与えたのでしょうか。  明治維新とは、江戸幕府が倒れ日本が近代的な国家に生まれ変わった大改革のこと。政治・経済だけでなく、社会や人々の生活などが大きく変わる、まさに「御一新の世の中」、つまりすべてが新しくなる世の中でした。  引き金となったのは、明治維新をさかのぼること15年前の、1853年のペリー来航です。長く鎖国を続けていた日本に対してペリーは強硬に開国を求めます。アメリカに圧倒的な軍事力を見せつけられ、及び腰になっている幕府の姿を見た若者たちは大きな危機感を覚え、自分たちの将来と改革について考えるきっかけとなりました。開国のための条約締結は、幕府と朝廷の対立を生み出し、やがて幕藩体制はゆらぐことになります。  徳川最後の将軍慶喜は政権を朝廷に返す大政奉還を行い、江戸城が明け渡され、新政府が成立。265年に及んだ徳川幕府は終わりを告げ、近代国家の礎となる明治政府が誕生しました。江戸を東京と改め、大名制度と身分制度を廃止して改革をおこないます。「四民平等」として苗字や住まい、職業選択の自由が与えられた市民は、戸惑いつつも御一新として受け入れていったようです。富岡製糸場をはじめとした近代産業や、鉱山・炭鉱、製鉄所で働く者も増え、人々は和服を脱いで洋装をし、鉄道の建設や教育の近代化など、文明開化の道へと突き進んでいきました。近代国家の成立に大きく寄与した明治維新は、今のわたしたちの生活の礎であるといっても過言ではないようです。  150年の今年はアニバーサリーイヤー。これを記念して、政府や各自治体を主体とした明治維新関連のイベントが、全国各地で開催されます。美術館、博物館、テレビドラマや出版物など、今年いっぱい、明治維新がキーワードになりそうです。 ※参考: 山口県公式ウェブサイト        佐賀県ホームページ          鹿児島市ホームページ        首相官邸ホームページ        NHKオンライン             「明治維新の研究」(三谷博監修/ポプラ社) 「日本の歴史12 明治維新と文明開化」(古川清行著/小峰書店) 3

4 くらしの情報 2018年2月号 ■28日間しかない2月の謎  「2月は逃げる」という言葉もあるように、28日しかない2月。31日間ある月とくらべて、稼働日数が3日も少ないので、まさにあっという間に過ぎ去る、といっても過言ではありません。なせ、2月だけこのような暦なのでしょうか。  それは、はるか昔2000年以上も前に古代ローマで作られた暦が関係しています。最初の暦といわれるロムルス暦は、1年を10ヶ月としていて、3月に始まり12月までしかありませんでした。次のヌマ暦は太陰暦で1年を355日とし、1月、2月を増やして12ヶ月に制定。355日を12ヶ月で割り、帳尻を合わせるために最後の月である2月を28日としたのです。  ところが、355日では太陰暦に誤差が生じ混乱が起こることから、紀元前46年、ローマの執政官であるユリウス・カサエルが暦を改革。太陽暦として1年を365日とし、4年に一度2月29日という「うるう日」を入れることによって誤差を修正することにしました。この、ユリウス暦の導入により、暦の混乱がなくなったといわれています。  日本ではユリウス暦は、1873年(明治6年)より使われていますが、それまでの日本は「太陰太陽暦」といわれる暦を使用しており、「うるう月」、つまり1年が13ヶ月ある年があったそうです。 ちなみに、2月は逃げる、といいますが、1月は「行く」、3月は「去る」といわれます。年度末はなにかと忙しい現代人にとって、なかなか言い得て妙ですね。 ※参考: 国立天文台           国立国会図書館        学研キッズネット        株式会社ジィック        暦生活              4


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