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脱成長とベーシック・インカム 白川真澄
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Ⅰ 「成長なき時代」へ 1 急激に進む人口減少――日本の人口の推移
Ⅰ 「成長なき時代」へ 1 急激に進む人口減少――日本の人口の推移
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2 将来人口推計(2017年推計) *現在/2015年 2040年 2053年 2065年 1億2709 1億1092 9924 8808 (単位:万人) (国立社会保障・人口問題研究所) *半世紀で3900万人、約3割の減少。なお、1955年は9008万人
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3 深刻なのは生産年齢人口の急減
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4 労働力人口の減少は避けられない *生産年齢人口の減少は、2030年までに853万人、年平均1.1% *労働力人口の減少をカバーする対策
4 労働力人口の減少は避けられない *生産年齢人口の減少は、2030年までに853万人、年平均1.1% *労働力人口の減少をカバーする対策 (1)女性と高齢者の就業率の向上 /就労希望者250万のうち100万人が就労 (2)外国人労働者の受け入れ拡大 /毎年10万人 → 150万人が就労 *対策をとっても、30年までに527~537万人、年平均0.5%の減少
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5 労働生産性が上昇すれば経済成長は可能 *労働力人口が減っても、イノベーションによって労働生産性が
5 労働生産性が上昇すれば経済成長は可能 *労働力人口が減っても、イノベーションによって労働生産性が 上昇すれば経済成長率はプラスに(吉川 洋、経産省) *2%の成長のためには、生産性の上昇は労働力人口0.5%減 を補う2.5%(年)以上が必要 *ここ20年の労働生産性の上昇率は、平均0.8%。 *AIやIoTの活用で、労働生産性の飛躍的上昇は可能という 予測もある
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6 1%の低成長は必然的 *労働生産性の上昇率が1.5%になり、労働力人口の減少 0.5%を補っても1%成長 *労働時間の短縮が就業者数増加と生産性上昇を相殺 *人口減少が需要(個人消費)を縮小 *欲求と消費の質の変化 /シェアリング経済の拡大、若年層の消費性向の低下
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7 脱成長を選び取る必要性 *異常気象をもたらしている地球温暖化 *早ければ30年にも世界の平均気温が産業革命前より
7 脱成長を選び取る必要性 *異常気象をもたらしている地球温暖化 *早ければ30年にも世界の平均気温が産業革命前より 1.5度上昇(IPCC) *途上国に一定の経済成長を許容するとすれば、先進国 は産業や生活様式の脱成長への転換が求められる
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8 脱成長社会の豊かさ *労働時間が大幅に短縮(年1300時間) ← 現在(17年)1724時間、正社員2021時間
8 脱成長社会の豊かさ *労働時間が大幅に短縮(年1300時間) ← 現在(17年)1724時間、正社員2021時間 *より少なく働き、より豊かに生きる /働き方や生き方の多様な選択肢を手に入れ自由な 時間が増える *労働時間の減少に伴って賃金は減少。労働時間の短縮で 生産性は上昇するが、賃金減少分はカバーしきれない *現金支出に頼らない自給や互酬の増大と同時に、 ベーシック・インカムの導入が必要に。
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Ⅱ ベーシック・インカムへの期待の高まり 1 世界各地でBI導入の実験
Ⅱ ベーシック・インカムへの期待の高まり 1 世界各地でBI導入の実験 *スイスの国民投票(16年6月) *フィンランドの実証実験(17年1月から2年間) *スコットランドのファイアでの実験(20年から) *オランダのユトレヒト市などでの実験(16年1月から)
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2 日本では貧困の深刻化がきっかけ *21世紀に入り、格差・貧困問題が浮上 /相対的貧困率が16.0%(09年)に。生活保護受給者
2 日本では貧困の深刻化がきっかけ *21世紀に入り、格差・貧困問題が浮上 /相対的貧困率が16.0%(09年)に。生活保護受給者 も14年間で倍増し176万人へ(09年) *企業による生活保障システムの瓦解/非正規雇用の急増 *リーマン・ショックの直撃 /「派遣切り」に対して「年越し派遣村」登場
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3 貧困問題は解決されていない *非正規雇用は2千万人、全体の4割 /年収200万円以下の労働者は1132万人(16年) *相対的貧困率はやや低下したが15.6%(15年)。 シングルマザーや子どもに貧困が集中。 *貯蓄ゼロの世帯は31.2%、単身世帯では46.4%(17年) 対極では年間所得1億円超の人が5年間で6割増えて 2万500人に(16年)
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4 AIが労働者から仕事を奪う可能性 *日本や米国では、20年内に半分の仕事がAIに代替され るという予測(オズボーン) *単純な作業だけではなく高度な知識や経験が必要な仕 事も/弁護士・会計士、医師、バスやトラックの運転士 *職を構成する作業の半分が自動化されても、職自体は 残るという反論。 *創造性やコミュニケーション力が必要な仕事は、AIに 代替されない
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5 人間の労働が不要になる社会 という予測(井上智洋)
5 人間の労働が不要になる社会 という予測(井上智洋) *「汎用AI」(人間のようにあらゆる作業をこなせるAI)が登場 → 人間に代わってAIやロボットだけが生産を担う経済へ *大量の失業が発生し、日本では2045年には人口の1割 (1千万人)しか真っ当な労働ができない *AIのコストよりも安い賃金で働く場合には、雇用される *汎用AIの利用で経済成長が加速されるが、労働による所得が 激減して需要は大きく縮小 (井上『人口知能と経済の未来』)
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6 AI活用による雇用の減少 (経産省の試算)
6 AI活用による雇用の減少 (経産省の試算) *AI活用の「第4次産業革命」によって、30年までに735万(0・8% 成長の場合)~161万人(2.0%成長)の雇用が失われる *2%成長の場合でも、製造、バックオフィス、営業販売、サービス などの部門で600万人の雇用喪失。 *職業訓練による転職、新しい高付加価値サービスの創出、IT 分野の拡大で434万人の雇用創出。 *それでも、161万人の雇用喪失
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7 AIの普及は雇用の二極化と 所得格差拡大を招く
7 AIの普及は雇用の二極化と 所得格差拡大を招く *AIの開発・操作を担う人びとは高い報酬を得るが、雇用機会 は限定 *多くの労働者は、AI導入のコストよりも安く働くのであれば雇用 される *雇用の二極化と所得格差拡大は、ITが経済を牽引した米国で 先行して出現 *多くの人びとは、働くことで生活できるだけの収入を得られない → 最低限の所得を保障するBIの必要性が提唱(フェイスブ ックのCEO)
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Ⅲ BIとは何か 1 BIの特徴 *すべての個人に対して最低限の生活ができるだけの所 得を無条件に保障する仕組み
Ⅲ BIとは何か 1 BIの特徴 *すべての個人に対して最低限の生活ができるだけの所 得を無条件に保障する仕組み *無条件/働いているか否か、働く意思があるかないか、 収入や資産があるかないかに関わりなく給付される *日本で暮らす全員に、例えば月8万円を一律に給付
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2 労働の否定? 労働の解放へ *「働かざる者、食うべからず」が近代社会の大原則 → 所得を得ることを労働から切り離し社会が保障
2 労働の否定? 労働の解放へ *「働かざる者、食うべからず」が近代社会の大原則 → 所得を得ることを労働から切り離し社会が保障 *労働の否定ではなく、お金を稼ぐ労働、賃金労働の特権性を剥奪 *お金を稼ぐ労働と無償の労働・活動(家事労働、ボランティア、 助け合い)とは、同等の価値をもつようになる *稼ぐという目的だけから労働を解放し、自己実現、他者との関係 づくりという労働の意味を取り戻す
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3 労働について選択する自由 *資本主義の下では、人間は“働くか働かないか”の選択 の自由を奪われている
3 労働について選択する自由 *資本主義の下では、人間は“働くか働かないか”の選択 の自由を奪われている *BIは、失業の恐怖から解放され、ひどい低賃金や長時 間残業やパワハラの職場(ブラック企業)で働くことを拒 否できる *BIは、多様な生き方を選択する自由の物質的基礎を保障
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4 普遍主義と選別主義 *従来の最低所得保障の仕組みは分立・複雑 /基礎年金と厚生年金、児童手当、児童扶養手当、障害年金、
4 普遍主義と選別主義 *従来の最低所得保障の仕組みは分立・複雑 /基礎年金と厚生年金、児童手当、児童扶養手当、障害年金、 失業手当、生活保護、一連の所得控除(配偶者控除など) *BIは、分立・複雑な仕組みをなくし、一律の最低所得保障に一元化 *従来の仕組みは、一定の所得以下の貧困・低所得層に給付対象 を限定/ターゲッティズム(選別主義)。 *BIは、給付対象を限定しない普遍主義(ユニバーサリズム) /民主党政権の子ども手当は所得制限なし
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5 選別主義のメリット *支援を切実に求めている人の必要に応える即効性 *給付範囲を限定するから、財政負担が小さくて済む
5 選別主義のメリット *支援を切実に求めている人の必要に応える即効性 *給付範囲を限定するから、財政負担が小さくて済む /生活保護費は3.8兆円(社会保障給付費は 120兆円) *所得再分配による格差是正を促進
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6 選別主義の欠陥(生活保護の場合) *「偏見」(スティグマ)の発生 *所得や資産の厳格な審査(ミーンズテスト)
6 選別主義の欠陥(生活保護の場合) *「偏見」(スティグマ)の発生 *所得や資産の厳格な審査(ミーンズテスト) → エアコンやクルマの所有は? 多額の行政費用 *所得制限があるため働くことへのインセンティブが低下 *恩恵を受けない中間層が、貧困層を支援する税負担に 反発 → 社会の分断 (井手英策ほか『分断社会を終わらせる』)
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Ⅳ BIへの批判と反論 1 働く意欲を失わせる?
Ⅳ BIへの批判と反論 1 働く意欲を失わせる? *新自由主義者は、働く意欲を失わせないためにBI支給 額を月4万円に抑制 *左翼は、生存権保障の観点から最低限の生活ができる 水準(生活保護の生活費)を提唱 *もっと良い生活を楽しみたいから働きたいと思う人は多 いはず /平均給与は男女平均で月35万円、女性でも23.3万円
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2 BIは労働時間を短縮する *8万円のBIが給付されれば、労働時間を減らす 人は多くなる
2 BIは労働時間を短縮する *8万円のBIが給付されれば、労働時間を減らす 人は多くなる *週40時間働いて月30万円稼いでいた人は、週30 時間働くだけで22万円プラスBI8万円=30万円を 得られる → より少なく働き、より豊かに生きる社会へ
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3 財源はあるのか? *月8万円を全員に給付すると、人口1億2千万人として 年115兆円 *国の予算(一般会計)は、約100兆円 *社会保障給付費は 約120兆円(社会保険料で70兆円、 税金・借金47兆円) *政府の債務残高は1000兆円
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4 こうすれば財源を確保できる(1) *個人の所得総額は約275兆円/民間の給与所得208兆円、自
4 こうすれば財源を確保できる(1) *個人の所得総額は約275兆円/民間の給与所得208兆円、自 営業者など申告所得40兆円、公務員の給与27兆円(16年度) *現在は多くの所得控除があり、所得税率も10%以下が8割、金 融所得課税が20%とひじょうに低い → 所得税収は17.7兆円、所得総額の6.4%(給与収入700万円 の夫婦子2人の世帯では6.6%、イギリスは20.7%、ドイツは16.1%) *所得控除をなくす代わりに、個人所得の総額に40%の比例 課税を (小沢修司)
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5 こうすれば財源を確保できる(2) *社会保険料控除を除いて所得控除をなくし、所得総額 275兆円に40%の税を課す → 110兆円
5 こうすれば財源を確保できる(2) *社会保険料控除を除いて所得控除をなくし、所得総額 275兆円に40%の税を課す → 110兆円 *社会保険料控除を除いても100兆円は確保できる *所得税率は非常に高くなるが、可処分所得は変わらない ・夫婦と子2人世帯:現行制度610.5万円 BI導入762万円 ・シングル:現行制度263.8万円 BI導入256万円
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5 AIにも課税 *人口減少に伴う労働力人口の減少、またAI導入による雇用 機会の減少と低賃金労働者の増大
5 AIにも課税 *人口減少に伴う労働力人口の減少、またAI導入による雇用 機会の減少と低賃金労働者の増大 → 労働による個人所得は大きく減少、したがって所得税収 も大幅減少 *低成長あるいは脱成長社会では、税収(勤労所得税、消費税) の伸びは期待できない *AIを所有・使用して巨額の利益を得る人に課税するという提案 (ビル・ゲイツ)
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6 BIよりも社会サービスの 拡充を優先すべき?
6 BIよりも社会サービスの 拡充を優先すべき? *BI(月8万円)だけでは人間らしい生活は営めない。医療・介護・ 子育て・教育・住宅など誰もが必要とする社会サービスが無料(あ るいは低料金)で提供される必要。 *日本で多くの現金収入が必要とされるのは、子どもの教育費と住 宅費(ローン支払い)に多額の支出が強いられるから ← 大学教育と就学前教育の自己負担率が高い。持ち家政策 のため公営住宅の提供や家賃補助が不足。 *高齢化の進展にもかかわらず、公的な介護サービスが不足 /25年には38万人の介護人材不足の惧れ
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7 BIも社会サービスの拡充も *新自由主義者は、BIだけを給付して社会サービスは削ると主張 /医療・介護・教育などは市場からお金で買わせる
7 BIも社会サービスの拡充も *新自由主義者は、BIだけを給付して社会サービスは削ると主張 /医療・介護・教育などは市場からお金で買わせる *BIも社会サービスの拡充も → BIの財源調達の議論だけでは狭すぎる *社会保障給付費は高齢化に伴って膨張 2018年度 2025年度 2040年度 総額 121 140 190 医療・介護 50 63 (兆円)
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8 社会保障給付費の増大
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9 成長なき時代の社会保障と税のあり方 *人口減少・高齢化が進み低成長が避けられない時代に、BIも 社会サービスの拡充も必要。 *社会保険料の負担の引き上げはすべきでない → 公正な税負担による税収増しかない *所得税、法人税、相続税、環境税の税率引き上げ、グローバ ル・タクスの強化プラス消費税率の引き上げが必要 *成長なき時代には税収増だけに頼れず、地域における無償の 助け合いが重要に
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Ⅴ BI導入のために何が必要か 1 政治的合意の形成が必要
Ⅴ BI導入のために何が必要か 1 政治的合意の形成が必要 *経済成長(が続く)神話を前提にした勤労イデオロギーの根強さ /「働かざる者、食うべからず」の勤労イデオロギー、働けば食え るのだから働けばよい、働かない人間はクズ云々。 *誰もが背負うリスクに対して「自己責任」では対処できず、「連帯・ 分かち合い」で *お金持ちにも現金給付に対する疑問 → 普遍主義についての合意形成 *外国籍住民にもBI給付に対する疑問 → 多民族共生社会という合意形成
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2 部分的導入を試みる *所得制限なしの子ども手当の復活、所得制限なしの大 学教育の無償化 *「若者基金」あるいは「若者基礎年金」の創設 *税による「最低保障年金」制度の導入/基礎年金への 一律の税投入をやめ、低年金・無年金の人の給付を税 を投入して8万円に引き上げる
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3 給付付き税額控除の導入 *課税最低限を定め、それを下回る人には非課税ではなく、マイ ナスの所得税を課す、つまり税を還付する *低所得層を対象にした貧困・格差是正策(ターゲッティズム)だ が、生活保護の欠陥を是正(ミーンズテストの廃止、就労への インセンティブ) *全員の所得の正確な把握が必要 → マイナンバー制度ではない税・社会保障番号制度の導入
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