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Published byTrần Tiến Modified 約 5 年前
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偶発性低体温患者(非心停止)の復温法 復温法 軽中等度低体温 ≧30℃ 高度低体温 <30℃ ○ PCPS 能動的体外復温法
〔 ◎・・・必須項目 ○・・・選択項目 〕 軽中等度低体温 ≧30℃ 高度低体温 <30℃ ◎ 加温加湿酸素 (40~45℃) ◎ Arctic Sun 等 ◎ 加温静脈輸液 (40~42℃) ◎ 加温加湿酸素 (40~45℃) ◎ Arctic Sun 等 ◎ 加温静脈輸液 (40~42℃) 復温法 ○ PCPS PCPSを利用できない場合は、以下を実施 ○胃・膀胱洗浄 ○腹膜灌流 (40~50℃) ○胸腔潅流 (30~42℃) 能動的体外復温法 能動的体内復温法 加温加湿酸素 (40~45℃) Arctic Sun 加温静脈輸液 (40~42℃) PCPS 胃・膀胱洗浄 腹膜灌流(40~45℃) 胸腔潅流(30~42℃) ※ 体温喪失予防のため、冷たく濡れた衣服は脱がせ断熱する。 ※ Arctic Sun使用時はafter drop、rewarming shockに注意する。 ※ 胃洗浄は表面積が小さく、誤嚥の危険がありあまり推奨されない。気管挿管が必須。 ※ 腹膜灌流は1本または2本(注入と排液)のカテーテルを腹腔内に挿入し、加温した腹膜灌流液1500~2000mlを注入する。注入、貯留、排液を10~15分かけて行う。 ※ 腹膜灌流は薬物中毒、横紋筋融解に利点がある。 ※ 胸腔潅流は、特に左側で心臓の復温に有利だが、ドレーン挿入時に不整脈を起こす危険がある。 ※ PCPSは、心停止および低循環時の復温法に適しているが侵襲的で、溶血、動脈損傷、下肢虚血、空気塞栓などの合併症がありヘパリン化を要する。 ※ 高度低体温の場合は30~60秒かけて呼吸・循環を確認。 ※ 高度低体温患者への刺激はVF誘発の可能性がある。 東北大学病院 高度救命救急センター2010年2月
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偶発性低体温患者(心停止)の復温・蘇生法
〔 ◎・・・必須項目 ○・・・選択項目 〕 軽中等度低体温 ≧30℃ 高度低体温 <30℃ CPR ・比較的長い間隔での静脈投与 ・除細動は30℃以下では1回のみ ・30℃以上まで薬剤投与は控える ・高度徐脈時にもペーシングは行わない 復温法 ◎ 加温加湿酸素 (40~45℃) ◎ Arctic Sun 等 ◎ 加温静脈輸液 (40~42℃) ◎ PCPSを躊躇しない※ ○ 胃・膀胱洗浄 ○ 腹膜灌流 (40~50℃-0.9%NS) ○ 胸腔潅流 (30~42℃-0.9%NS) ※ 加温装置付きが望ましいが(プライミング時間約10分)、循環の回復を優先させるため、緊急時は加温装置なし(プライミング時間5分:医師でも可能)を用いる ※ 心停止の原因が低体温である可能性がある場合、およびVF・PEA 症例では原則的に全例で導入する。ただし、転落や滑落などの受傷機転があり、外傷による出血が疑われる場合は、PCPS導入前にCTによる画像診断を優先させる。IABPは必須ではない。 ※ 明らかに心停止が低体温に先行していると判断される場合(溺水など)、Asystoleの場合は患者背景、合併症を考慮し個々の症例で導入を検討する @ 蘇生に成功した場合、復温は34℃までとし以後は脳低体温療法に準ずる ◎ 蘇生中止基準 ・PCPS導入・・・・・中心部体温 34℃まで復温後も CPRに反応せずAsystole ・PCPS適応外・・・中心部体温 30℃以上で、CPRに反応せず Asystole 東北大学病院 高度救命救急センター2010年2月
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