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学内環境におけるP2Pアプリケーションの構築

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Presentation on theme: "学内環境におけるP2Pアプリケーションの構築"— Presentation transcript:

1 学内環境におけるP2Pアプリケーションの構築
公立はこだて未来大学 システム情報科学部 情報アーキテクチャ学科

2 クライアント・サーバ型システム サーバ 私たちが普段使っているインターネットなどは、閲覧者などの要求にサーバが応答して、画面を表示したりしている。つまり、サーバに色んなデータが保存されている。 クライアント

3 P2Pの形式 P2Pは、前述のクライアント・サーバ方式とは異なり、サーバを返さず直接通信を行うことを指す。 P2Pという言葉は古くから存在し、その当初の意味は、単に2台のPC同士をつなぐことである。

4 P2Pネットワークの形態 Pure型P2P Hybrid型P2P なんらかの方法で相手を探し出し、すべての通信をクライアント間で行う
相手の居場所など、必要な情報はサーバに問い合わせる。その後、クライアント間での通信を行う  Pure型P2P なんらかの方法で相手を探し出し、すべての通信をクライアント間で行う サーバ クライアント クライアント クライアント

5 P2Pの利点 P2Pの利点は、なんといってもサーバを必要としないことである。もし、クライアント・サーバ方式では、サーバが止まってしまうと、サービスが止まってしまうが、P2Pではそれを回避できる。 パソコンのCPU、メモリなどを使っていない時に、他のクライアントに貸したりして、資源を有効に共有・活用することができる。

6 事例:インスタント・メッセンジャー (Instant Messenger)
特定のクライアントと、直接チャットを行うソフト 登録した友人が、パソコンを起動させたことを伝え、会話などを行うソフトである。 前述のHybrid型P2Pを採用している。

7 事例:Skype Skypeは、パソコンを電話に変えるソフトである。 P2P技術を利用したIP電話である。
メッセンジャーと同様に、特定のアカウントと会話(通話)することができる。 また、通常の電話へもかけられる(有料) 前述のPure型P2Pを採用している。 Skype同士なら、料金は無料

8 問題点とその解決案 P2Pの技術の利点ばかりをあげてきたが、利点があればもちろん問題点もある。
確実性:ファイルを確実に受け取ることができる トレーサビリティ:必要なときに、ユーザの動向を調査 ネットワーク帯域管理:ネエトワークの帯域消費などを監視、制御 などなど… 利用する上で、解決すべき問題点が多々あるが、利用場所を限定することで、問題点を限定。解決策を提案することが目標である。 現在、講義という閉じた環境で利用できるP2Pシステムを考案、検証中…


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