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こどもの貧困と地域連携 ~日本とモンゴル国の現状~ 発表者 中岡 田中 「こども食堂」~ぴあぴあ食堂~ モンゴル 魔法の城

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Presentation on theme: "こどもの貧困と地域連携 ~日本とモンゴル国の現状~ 発表者 中岡 田中 「こども食堂」~ぴあぴあ食堂~ モンゴル 魔法の城"— Presentation transcript:

1 こどもの貧困と地域連携 ~日本とモンゴル国の現状~ 発表者 中岡 田中 「こども食堂」~ぴあぴあ食堂~ モンゴル 魔法の城
僕たちは、「子どもの貧困と地域連携~日本とモンゴルの現状」というテーマで今から話します。 モンゴル 魔法の城  「こども食堂」~ぴあぴあ食堂~ 発表者 中岡 田中

2 貧困とは? 貧しくて困っていること 貧しいとは? 質・量・内容などが少ない 十分に満たされていない
貧しくて困っていること 貧しいとは? 質・量・内容などが少ない 十分に満たされていない ここで、改めて、そもそも貧困とはどういう意味なのか、考えてみましょう 貧困とは貧しくて困ってることを指します。貧しいとは、質・量・内容などが少なく十分に満たされていない状態のことを言います。

3 「絶対的貧困」と「相対的貧困」 絶対的貧困とは、食べ物がない、家がないなど人間としての最低限の生存条件を欠くような 貧困
相対的貧困とは、ある国・地域の中で平均的な生活 レベル(獲得収入)よりも著しく低い 生活レベルの貧困 貧困には、大きく分けて絶対的貧困と相対的貧困という2つの貧困が存在します。絶対的貧困とは、食べ物がない、家がないなど人間としての最低限の生存条件を欠くような貧困です。 そして、相対的貧困とは、ある国・地域の中で平均的な生活レベルよりも著しく低い生活レベルの貧困を指します。

4 モンゴル国の貧困指数 全国平均 首都 % モンゴル国立統計局データより作成
次にこのグラフを見てください。このグラフはモンゴルの貧困指数を表わしています。 黒の折れ線が全国平均で、 一番下の折れ線の黄緑が首都です。 注目すべきは 地方都市である県や郡の中心地です。ここの貧困指数が高いと、自給しにくい定住生活でまた、現金収入が少ないので首都に現金収入を求めて移住するようになります。 これが、地方から首都へと人口が流動する原因であり、過去起こってきた貧困の条件になったのです。 モンゴル国立統計局データより作成

5 モンゴル国の貧困 1990年に 社会の大きな変化 ↓ 失業の増大 貧富の格差の拡大 相対的貧困の出現 職を求めて 都市部へ人口流出 ↓
都市部へ人口流出   都市部での人口集中 貧困地域の出現 絶対的貧困の出現 (ストリートチルドレン) モンゴルでの貧困を考えると、1990年に社会の大きな変化があり、失業が増大し相対的貧困が大きくなりました。 職を失った人々は、職を求めウランバートルなどの都市部に移動し、そこでは貧困地域が現れ、ストリートチルドレンが生まれました。

6 暴力発生 貧困の 負の連鎖 第2の 貧困 地方での失業=貧困 ①ストリートチルドレンが 親になり子どもが生まれる ④安定した仕事 につけない
  につけない ②子どもは貧困・  虐待で苦しむ 暴力発生 またこのイラストは現在のモンゴルの首都での貧困状況を表しています。 モンゴルでは貧困の負の連鎖というものがあります。 まず、ストリートチルドレンが親になり彼らの子供が生まれます。 子供たちは、家庭の貧困や両親の虐待で悩み苦しみます。 そして家庭の貧困により十分な教育を受けることができなくて、働かなければ成りません。 その結果教育を受けてきていないので安定した給料をもらえる仕事につけません。 そういった彼らは親と境遇の似た貧困に陥り、それを第二の貧困と呼びます。 ③十分な教育を 受けずに働く

7 貧 困 DV(家庭内暴力) 虐待 住む場所がない 生活ができない 教育を受けられない 収入を得ることができない できない! できない!
貧 困 住む場所がない 生活ができない 教育を受けられない 収入を得ることができない     DV(家庭内暴力)             虐待 できない!  できない!   できない! 貧困は子供を精神的に追い詰めていくとともに自信をなくさせてしまいます。 私はモンゴルの第2の貧困の問題はDV(家庭内暴力)ではないかと思いました。 モンゴルのストリートチルドレンが町に現れたのもDVが原因でした。 社会の変化でモンゴルで失業者が増え、失業した父は酒にまみれた生活が日課となり、家庭内で暴力を振るうようになりなりました。 すると子供たちは家を出て町で生活するようになりストリートチルドレンが増えました。 そしてそのまま自分の意思が伝わらなかったり、思うようにいかないときにも暴力を振るうようになりました。 私はこうしたDVを現在の子供たちから断ち切ることが必要だと考えます。

8 貧困・暴力から こどもたちを守るために設立された
こども支援NGO「魔法の城」を訪問 貧困・暴力から こどもたちを守るために設立された 私たちは、海外実態調査でモンゴルの貧困の現状を知るために子供支援NGO「魔法の城」を訪れました。 魔法の城では、虐待から逃れた子どもたちの保護を目的としており、無償で教育を受けることもできる施設です。

9 「魔法の城」代表のテルメンさん そこの代表の一人であるテルメンさんからモンゴルの貧困は今どうなっているのかについてお聞きしました。
現在の貧困は絶対的貧困から相対的貧困に変わり、ストリートチルドレンが親になりその子供たちが貧困に陥っています。 第2の貧困が発生しています。テルメンさんたちは、この貧困の連鎖を断ち切るために、魔法の城を運営し活動を続けています。

10 創ることの楽しさを通してこどもたちは心を開いてくれた
「魔法の城」でこどもたちと交流 こどもたちと一緒にミサンガ作りをした 創ることの楽しさを通してこどもたちは心を開いてくれた 魔法の城では、用意して持って行った羊毛で作った糸で、子どもたちと一緒に、ミサンガ作りをしました。 子どもたちは、とても楽しそうに夢中なって作っていました。物を作る協働作業の大切さを実感しました。 貧困や虐待など苦しい状況にいながらも、子どもたちは笑顔で私たちに心を開いてくれました。

11 アートセミナー このミサンガ作りの経験から、私たちは、モンゴルの貧困地域で親子でのアートセミナーを開いてはどうだろうかと考えました。
アートセミナーで親子共同でものつくりをすることが心のケアにつながり暴力で物事を解決しなくなるかもしれないと思いました。

12 相対的貧困 7人に1人のこどもが貧困 親の貧困がこどもに影響する
日本のこどもの貧困 相対的貧困 7人に1人のこどもが貧困 親の貧困がこどもに影響する 日本では現在7人に1人の子供が貧困であると言われています。 親の貧困が子どもに影響を与えていて、モンゴルで見た「貧困の負の連鎖」が見られます。

13 日本のこどもの貧困率は年々増加してきている
次にこのグラフを見てください。年々子供の貧困率は右肩上がりで増加しています。 16.3%までに増えています。

14 大阪府はこどもの貧困率が21.8%と高い しかも都道府県別で子供の貧困率を見るとここ大阪府は他府県と比べ21.8%と高く全国ワースト1位です。

15 大阪府箕面市 「暮らしづくりネットワーク北芝」の こども支援の実践例
・地域通貨(まーぶ)の導入  地域の中でこどもが稼いで使う   →活動体験 ・こども食堂の実施  異年齢の交流、大人とこどもの交流  そこで大阪府での子ども支援の活動を調べたところいくつかの取り組みが出てきました。その中から一つ紹介したいと思います。 箕面市の「暮らしづくりネットワーク北芝」では、子ども支援のために「地域通貨」を発行したり、子ども食堂を運営しています。

16 地域通貨「まーぶ」とは? こどもも稼いでまちの中で使える地域通貨 稼ぎ方は、「自分の未来のためになること」 「誰かのためになること」
        「誰かのためになること」 ・100まーぶ=100円 ・期限なし 2017年4月の時点で発行 総額1300万まーぶを突破! このまーぶとは地域の人が限定で使える地域通貨で、NPO北芝が後任を得て造幣しています。 これは、子供が社会貢献をすることで稼ぐことができます。 例えば、おばあちゃんの車椅子を家から病院まで押してあげます。 するとお礼に北芝からまーぶをもらうことができます。もらったまーぶは子どもたちが自由に使うことができます。 最近では箕面のキューズモールでも一部の店で使用することができます。

17 NPO北芝における「こども食堂」 こどもたちの 安心の場として 親のしんどさを キャッチするため に、子どもから つながる
子どもが自分の未来へ「まーぶ」を投資 NPO北芝における「こども食堂」 ~みんなでごはん。樂ごはん。~ 参加型 共生型 こどもたちの 安心の場として 親のしんどさを キャッチするため に、子どもから つながる 北芝で運営される子供食堂では、先ほどのまーぶを使って食事をすることができます。 この子ども食堂は、子どものためだけでなく、子どもを通して親ともつながることを目的にしています。 親のしんどさをキャッチするために、子どもからつながります。

18 能勢版 魔法の城 私たちの提案 能勢町で「能勢版 魔法の城」を創る 子ども 食堂 異年齢の交流 地域通貨 大人と こどもの 交流 アート
ボランティア による学習支援 私たちは、モンゴルの魔法の城や箕面市のNPO北芝にまなび、能勢町で、能勢版「魔法の城」を創ることを提案します。 魔法の城を拠点に、「子ども食堂」を運営したり、地域通貨を発行して子どもたちが 地域で働く経験を通して能勢を愛するようになったら良いと思います。 高校生や大学生ボランティアによる学習支援などを通して、年齢を越えた交流もできると思います。 つまりこの施設によってこどもたちはできないできないからできるできるといった自信をつけ、 こどもたちが生き生きと暮らせる能勢町になり人々が住んでみたい町になります。その結果地域が活性化すると考えられます。 アート 教室

19 ご清聴ありがとうございました。 以上が私たちの発表内容になります。 ご清聴ありがとうございました。


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