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酒井,○ザカリア,成岡,加治佐,石井,近藤 三重大学大学院生物資源学研究科
バングラデシュの調査研究 酒井,○ザカリア,成岡,加治佐,石井,近藤 三重大学大学院生物資源学研究科 2019/2/25 Mie University, Japan
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背景 雨期に80%の降雨が集中 ヒマラヤからの大量の雨水が大規模に流下 農地のほぼ20%から40%が毎年被害 洪水被害から人命、農作物を守る
堤防の建設が進められている 毎年部分的な破損や,場合によっては完全な崩壊 毎年社会経済的に多大のダメージを与える決壊が発生している 2019/2/25 Mie University, Japan
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目的 破壊した堤防、フィルダムの土質力学性状、土壌特性を調べる。 堤防の破壊に対する社会的経済的側面の情報収集
河川流域の水理学的パラメータ、および地域の流出特性を調べる. 現地調査、並びに浸透、流出、安定解析により破壊原因を究明してその対策法を提案する. 生態系及び環境保全を考慮に入れた、破壊を抑止できる経済的でかつ現地で使えるリサイクル材料を用いた補強工法の検討を行う. 斜面における土壌浸食のメカニズムを解明して,環境を考慮した盛土の保全方法を確立する. 2019/2/25 Mie University, Japan
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期間 Project period: 4 years (2007-2010) Each fiscal year: (April-March)
2007 (Sept.25-28, Dec.5-11): team from Japan Following years: once or twice per year (team from Japan) 2019/2/25 Mie University, Japan
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実施地域 2019/2/25 Mie University, Japan
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役割 破壊した堤防の土質力学性状に関する研究(酒井) 生態系及び環境保全を考慮に入れたリサイクル材料を用いた補強工法の検討(ザカリア)
熱帯地域の土壌浸食のメカニズムの解明と盛土の安全方法の確立(成岡) 河川流域の水理学的パラメータ及び地域の流出特性の把握(加治佐) 堤防の破壊に対する社会的経済的側面の情報収集と分析(石井) 河川の浸透,流出特性の把握(近藤) 2019/2/25 Mie University, Japan
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平成19年に崩壊された堤防(その1) 2019/2/25 Mie University, Japan
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平成19年に崩壊された堤防(その2) 2019/2/25 Mie University, Japan
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平成19年に崩壊された堤防 Fig. Breaches at cross dams 2019/2/25
Mie University, Japan
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平成17と19年に崩壊された堤防 平成17年に崩壊された堤防
Fig. A family watches with great worries as the Jamuna erosion approaches their homestead (Left) while another homeless family in Khoksabari in Sirajganj Sadar shifting their house to a safer place (Daily star 2007/06/02) 平成17年に崩壊された堤防 2019/2/25 Mie University, Japan
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排水問題と水汚染 2019/2/25 Mie University, Japan
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ツイン問題 Water crisis in winter Flood in rainy season 2019/2/25
Mie University, Japan
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建設や個体廃棄物 Dumping rubbish to fill up low-lying land along the flood protection embankment, causing serious air, land and water pollution in the area. The disposal of solid wastes and recycled materials has become a major problem. Proper use of these solid wastes and recycled materials may lead not only to quality embankments at considerable savings, but also to solutions for environmental problems. 2019/2/25 Mie University, Japan
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ダメージ と死亡 Fig. Damages and number of deaths of peoples after independence of Bangladesh due to effect of flood and embankment failure 2019/2/25 Mie University, Japan
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現地調査と会議1 2019/2/25 Mie University, Japan
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現地調査と会議2 2019/2/25 Mie University, Japan
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まとめ 現地での施設は十分精査した設計・施工に基づいたものが少なかった。 管理も十分でないことが確認した。
断面の設計において安全率が不足していることが明らかとなった。 堤防のすべり破壊に対する安全性評価の欠落、締固め不足,使用材料の低品質などであった。 堤防崩壊の原因として1) 洪水期の水理的設計パラメータが過大であること,2) 波浪とその作用による上流側斜面の浸食、3) 不十分な断面規模と管理基準を下まわる施工,4) 通年の組織的維持管理の欠如と 5)隣接構造物の影響に対する検討の不十分さ、などを確認した。 洪水期の土粒子の移動による水理的破壊に対する抵抗力が低下していることが明らかとなった。 2019/2/25 Mie University, Japan
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