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新しい心臓血管外科修練 カリキュラム整備基準について

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Presentation on theme: "新しい心臓血管外科修練 カリキュラム整備基準について"— Presentation transcript:

1 新しい心臓血管外科修練 カリキュラム整備基準について
3学会構成心臓血管外科専門医認定機構 川崎医科大学心臓血管外科  種本和雄

2 今までとの違い 各基本領域の専門医制度について各専門領域学会が 運営を担っていた。 各基本領域の専門医制度を各専門領域学会が運営を 担い、機構は助言と評価を与えることで、機構認定の専 門医となる。

3 一般社団法人日本専門医機構の体制刷新 池田前理事長 吉村新理事長

4 ややこしいので略語を定めます! 一般社団法人 日本専門医機構 三学会構成心臓血管外科専門医認定機構 → 心血機構(しんけつきこう)

5

6 基本理念 プロフェショナルオートノミーに基づいた専 門医の質を保証・維持できる制度であるこ と
国民に信頼され、受診にあたり良い指標と なる制度であること 専門医の資格が国民に広く認知される制 度であること 医師の地域偏在等を助長することがない よう、地域医療に十分配慮した制度である こと

7 日本専門医機構が扱っている 専門医 基本領域学会専門医(基本領域外科専門医という呼称 になる予定)
サブスペシャルティ学会専門医(心臓血管外科専門医 という呼称になる予定)  基本領域より診療範囲は狭いが、より専門性が高い  専門医はすべての医師が取得しなければならないもの ではなく、医師として自立的な取り組みとして位置づけら れるものである。

8 ここからがサブスペシャルティ 心臓血管外科専門医制度 の現行制度の話です。

9 心臓血管外科専門医数の推移

10 新規受験者年齢(最高・最低・平均) 受験年齢は上昇 今年は39.4歳 39.5 39.5 39.3 39.4

11 2017年申請から変更した事項 新難易度表の採用 血管外科手術を中心に採用される術式を増加 血管外科修練施設条件の設定
新難易度表の採用       血管外科手術を中心に採用される術式を増加 血管外科修練施設条件の設定 指導的助手では2症例分のカウント 2回目以降の更新条件を変更 更新時に小児心疾患手術は1.4の係数をかける 更新時に乳児手術は難易度を一つ上げる

12 乳児(1歳未満)は、難易度を1つ上げる。(A→B、B→C)
     手術難易度表の変更 赤字:追加、 難易度変更術式 難易度A       難易度B      難易度C 1. 先天性心疾患 (1) PDA手術 体-肺動脈短絡術 TOF修復術 (2) ASD閉鎖術 CoA手術 TGA手術 (3) VSD(肺動脈弁下単独型)閉鎖術 VSD(膜様部/筋性部単独型)閉鎖術 DORV手術 (4) 肺動脈弁切開術 PAPVR修復術 TAPVR手術 (5) 肺動脈絞扼術(主肺動脈) AVSD(partial)手術  AVSD(Complete)手術 (6) 肺動脈絞扼術(左右両側肺動脈) バルサルバ洞動脈瘤手術  Fontan型手術 (7) DCRV手術  Truncus手術 (8) 右室流出路形成術  Ebstein手術 (9) 大動脈弁切開術  Norwood手術 (10) 冠状動脈瘻手術  大動脈弁上/弁下狭窄手術 (11) 両方向性Glenn手術  冠状動脈起始異常手術 (12) CoA(Complex)/IAAA手術 (13) 末梢肺動脈形成術 (14) Ross手術 (15) VSD(多発型)閉鎖術 乳児(1歳未満)は、難易度を1つ上げる。(A→B、B→C) 2. 弁膜症 三尖弁形成 大動脈弁置換術 僧帽弁形成術 房室弁交連切開術 僧帽弁置換術  大動脈弁形成術  TAVR (TAVI) (開胸を伴わない)  複合弁手術  その他単独弁置換術  大動脈弁輪拡大術  大動脈基部再建術  TAVR (TAVI) (開胸を伴う)  3. 虚血性心疾患 CABG(1枝) CABG(2枝以上) 心筋梗塞合併症手術 

13 新 手術難易度表の変更 難易度A 難易度B 難易度C 赤字手術:追加、 難易度変更術式 3. その他の心疾患手術 4. (1)
心膜切開/開窓術 心臓腫瘍摘出術 心室頻拍手術 (術後タンポナーデ例は除く) (2) 収縮性心膜炎手術 左室形成術 肺静脈隔離術 (3) Maze手術 人工心臓装着術 5. 大動脈 上行大動脈手術  弓部大動脈手術 下行大動脈手術 胸腹部大動脈手術 腹部大動脈手術(含腸骨動脈) 腎動脈遮断を伴う腹部大動脈手術 (4) ステントグラフト内挿術  大動脈解離手術(人工血管置換) (5) 感染症/炎症性腹部大動脈瘤手術 (6) 大動脈瘤手術(破裂性) (7) 異型CoA手術 (8) 分枝再建を伴うステントグラフト内挿術 (9) 内腸骨動脈瘤に対する内腸骨再建を伴う腹部大動脈瘤手術 動脈 6. 動脈血栓摘除術 脛骨腓骨動脈幹以上の血行再建術 下腿3分枝以下の血行再建術 下肢の非解剖学的バイパス術 上肢の血行再建術(腋窩動脈含む) 頸動脈内膜摘除術 末梢動脈瘤手術 頸動脈ステント留置術 椎骨動脈血行再建術 末梢動脈血管内治療 肺動脈血栓摘除術(急性、直達術) 腹部内臓動脈血行再建術(含腎動脈) 腹部内臓動脈に対する血管内治療 人工血管・動脈感染に対する根治術 上肢の血行再建術(末梢側吻合が 上腕動脈以遠) 拡大大腿深動脈形成術(大腿深動脈 末梢へのバイパス術を含む) 血行再建を伴う胸郭出口症候群手術 破裂性末梢動脈瘤手術 (10) 肺動脈内膜摘除術(慢性)

14 新 手術難易度表の変更 難易度A 難易度B 難易度C 赤字手術:追加、 難易度変更術式 5. 静脈 7. (1) 静脈血栓摘除術
末梢静脈血行再建術 大静脈血行再建術 (2) 下肢静脈瘤手術 (3) 末梢静脈血管内治療 (4) 下大静脈フィルター留置術 6. その他の心血管系手術 8. その他の血管系手術 血管アクセス手術 血管外傷手術 体腔内の血管外傷手術 交感神経切除・焼灼術 胸隔出口症候群 リンパ管微小静脈吻合術 虚血肢大切断術 血管アクセス手術(人工血管使用、 膝窩動脈捕捉症候群筋切離術 静脈表在化内シャント) (5) 外膜嚢腫手術 (6) 動脈グラフト採取術 (7) 静脈グラフト採取術 (8) IABP, PCPS, ECMO 外科的挿入又は抜去 これに準ずる手術 9.

15 血管外科手術グループ分類 A B C グループ グループ1(大動脈) グループ2(末梢動脈) グループ3(静脈・その他) 難易度 術式名
動脈血栓摘除術 下肢の非解剖学的バイパス術 末梢動脈瘤手術 末梢動脈血管内治療 腹部内臓動脈に対する血管内治療 静脈血栓摘除術(直達術) 下肢静脈瘤手術 末梢静脈血管内治療 下大静脈フィルター留置術 血管アクセス手術 交感神経切除・焼灼術 虚血肢大切除術  膝窩動脈捕捉症候群筋切離術 外膜嚢腫手術 B 上行大動脈手術 下行大動脈手術 腹部大動脈手術(含腸骨動脈) ステントグラフト内挿術 脛骨腓骨動脈幹以上の血行再建術 上肢の血行再建術(腋窩動脈含む) 頸動脈ステント留置術 肺動脈血栓摘除術(急性、直達術) 末梢静脈血行再建術 血管外傷手術 胸郭出口症候群 血管アクセス手術(人工血管使用、静脈表在化内シャント) C 弓部大動脈手術 胸腹部大動脈手術 腎動遮断を伴う腹部大動脈手術 下肢3分枝以下の血行再建術 頸動脈内膜摘徐術 椎骨動脈血行再建術 大静脈血行再建術 体腔内の血管外傷手術 リンパ管微小静脈吻合術

16 大動脈解離手術(人工血管置換) 感染症/炎症性腹部大動脈瘤手術 大動脈瘤手術(破裂性) 異型CoA手術 分枝再建を伴うステントグラフト内挿術 内腸骨動脈瘤に対する内腸骨再建を伴う腹部大動脈瘤手術 腹部内臓動脈血行再建術(含腎動脈) 人工血管・動脈感染に対する根治術 上肢の血行再建術(末梢吻合が上腕動脈以遠) 拡大大腿深動脈形成術(大腿深動脈末梢へのバイパス術を含む) 血行再建を伴う胸郭出口症候群手術 破裂性末梢動脈瘤手術 肺動脈内膜摘徐術(慢性)

17 心臓血管外科施設分類 全施設 心臓•血管 基幹施設 認定 修練施設 関連施設 心臓認定 血管認定 非修練 施設 其々に認定条件あり 専攻医の
心臓・血管双方が 認定  一方が基幹で他方が 関連の場合もあり 心臓・大血管手術 40例以上基準 其々に認定条件あり 専攻医の 修練実績 は認めない グループ別症例数基準

18 基幹施設 年間NCD登録心臓・血管手術症例数 100例以上(必須) ・心臓・胸部大血管の修練施設: 心臓・胸部大血管手術 40例以上
         心臓・胸部大血管手術 40例以上  (人工心肺手術、OPCAB、TEVAR、先天性心疾患の姑息手術) ・腹部・末梢血管修練施設:以下のすべてを満たす        グループ1が20例以上        グループ2が20例以上        (下腿3分枝以下への血行再建術を3年間平均して         2例/年以上を含むこと) グループ3が20例以上

19 関連施設 年間NCD登録心臓・血管手術症例数 50例以上(必須) ・心臓・胸部大血管の修練施設: 心臓・胸部大血管手術 40例以上
 ・心臓・胸部大血管の修練施設:           心臓・胸部大血管手術 40例以上  (人工心肺手術、OPCAB、TEVAR、先天性心疾患の姑息手術)  ・腹部・末梢血管修練施設:        グループ1+グループ2が20例以上                  (症例カウントの条件となる)             または グループ3が20例以上

20           例 示  大動脈瘤200例、グループ3の手術が10例の施設では、大動脈瘤の症例のカウントは出来ても、下肢静脈瘤の症例は認められない。  逆に下肢静脈瘤500例、グループ1+2の手術が10例の施設では、下肢動脈バイパス手術を行っても経験症例としては認められない。

21 地方会での発表、参加の扱い 新規申請 全国規模の学会発表3回以上 うち1回は3学会
新規申請 全国規模の学会発表3回以上   うち1回は3学会   日本胸部外科学会、日本血管外科学会の地方 会での発表は0.5回として2度までカウント可能 (2016年から)    発表した地方会の会員であることを要する。 更新申請 3学会の学術集会に5回以上参加   日本胸部外科学会、日本血管外科学会の地方 会参加は0.5回として2度までカウント可能  2018年の参加からで、2019年の更新申請から使 用可能。    参加した地方会の会員であることを要する。

22 クレジットとなる教育セミナーについて (新規:3回、更新:3回)
日本血管外科学会 教育セミナー    1回180分 春の学術集会と秋の脈管学会で2回 開催  日本心臓血管外科学会 卒後教育セミナー 日本胸部外科学会 Postgraduate course  1回120分以上を満たすことを 条件とします。

23 Off the Job Trainingについて
  3学会構成心臓血管外科専門医認定機構では 2017年の新規専門医申請から、30時間のOFF-JTを 申請要件に加えることになり、既に実施されている。   心臓血管外科専門医新規申請の様式7に、 「Off the Job Training経験とは、Simulation, Dry Labo, Wet Labo, Animal Labo等を行うことです」と記載され ている。心臓血管外科専門医認定機構では心臓 血管外科手技(血管内治療を含む)に特化した手技 のトレーニングに限ってOFF-JTとして認めることに なっている。

24 OFF JT認定要件 ・患者が対象ではないこと ・座学の時間は含まないが、手技に先立って指導者
の手技を見学する時間は含む(但し手技の時間を越え ない)。 ・上級医による指導(または修練指導者の企画・運営) があること。 ・心臓血管外科手技(血管内治療を含む)および体外 循環(人工心肺、人工心臓など)操作であること。 ・修練指導者が企画・運営に参加していること。 ・連続30分以上のOFF-JTがおこなわれ、30分単位で カウントされること。

25 OFF JTとして認められるもの (何れも修練指導者が責任をもって証明できることが必須である)
・上級医を相手にして布に連続縫合する練習を1時間行った (1時間) ・上級医の助手で血管吻合の動物実験を1時間行った (1時間) ・修練指導者が企画・運営に関与するセミナーで人工血管 吻合を1時間行った(1時間) ・修練指導者が企画・運営に関与する人工心肺セミナーで 模擬操作1時間行った(1時間) ・ウェットラボに参加して指導医の手技を30分見学してから、 ブタの心臓で弁置換練習を1時間半行った( =2時間) ・ウェットラボに参加して指導医の手技を3時間見学してから、 ブタの心臓で弁置換練習を1時間半行った( =3時間)

26 OFF JTとして認められないもの ・上級医の指導下に手術の術者(助手)をつとめた。 ⇒患者が対象になっている。
・ひとりで結紮練習を2時間行った。 ⇒上級医の指導下でない。 ・医療機器メーカーが単独で主催する会で新製品の使用トレーニングを受けた。 ⇒修練指導者の関与がない。 ・ボランティアを使って下肢静脈エコーの実技を上級医指導下に練習した。 ⇒心臓血管外科手技ではなく診断手技である。 ・手術手技に関するビデオ講習を3時間聴講した。 ⇒座学だけで手を動かしていないものは認められない。 ・上級医の指導で吻合練習を15分間行った。 ⇒30分に満たないものは認められない。 ・ウェットラボに応募したが、満員だったので見学の形で参加した。  ⇒実際に手を動かしていない見学だけでは認められない。

27 OFF JT証明書

28 新規申請、更新申請の論文条件を今年から緩和します。
2018年の申請から論文条件を緩和します。 新規および更新申請:心臓血管外科に関する掲 載論文(原著及び症例報告)で査読制度のある 全国誌以上  更新申請では心臓血管外科領域の総説、図書 の著者及び分担執筆も含む。  都道府県レベルのものは認めませんが、大学の 機関誌は認めます。出版社以外のメーカー発行 の雑誌は認められません。  掲載済みの論文のみ使用可能とする。

29 医療安全講習会について (新規:2回、更新:2回)
様々な主催者による医療安全講習会が行 われているが、心臓血管外科専門医制度で は3学会で行われた医療安全講習会だけを 新規申請、更新申請に認めることになってい る。 もちろん、3学会以外の主催による医療安 全講習会を受講した場合にはそのポイントを 得て更新申請のポイントとすることは可能で あるが、新規申請、更新申請に必要な医療 安全講習会とすることは出来ません。

30 専門医試験問題集 過去問題のデータベース(問題集を含む)から 一部問題が出ます。 問題集の中から全くそのままではなくてModify
 過去問題のデータベース(問題集を含む)から 一部問題が出ます。  問題集の中から全くそのままではなくてModify された形での出題も含めます。

31 指導医講習について 指導医講習受講を更新の条件に加える予 定で進めていますが、外科専門医制度の準 備が整っておらず、日本外科学会の方では すぐには更新の条件とはできない、ということ で、当面の間は心臓血管外科専門医制度で も更新の条件とすることは延期します。 将来的には更新条件とする予定ですので、 指導医講習受講証は大切に保管してください。

32 新専門医制度の中の 心臓血管外科専門医制度

33 心臓血管外科修練カリキュラム整備基準 (試案) 2018年2月 心臓血管外科専門医認定機構

34 外科専門医(基本領域) 外科領域専門医制度の骨格 カリキュラム制 プログラム制 3階 2階 1階 血管外科医 成人心臓外科医 小児心臓外科医
  血管外科医   成人心臓外科医   小児心臓外科医   血管内治療 プログラム制 3階 卒後10〜15年 他の基本領域から 肝胆膵 外科高度技能 専門医 食道外科 専門医 内視鏡外科技術認定医 卒後7年  以上 日本呼吸器 外科学会 2階 心臓血管外科 専門医 呼吸器器外科 専門医 小児外科 専門医 乳腺 専門医 消化器外科 専門医 内分泌 専門医 卒後5年  以上 1階 外科専門医(基本領域)

35 研修プログラム制とカリキュラム制 研修プログラム制 研修カリキュラム制
  到達目標を年次ごと(例えば3~5年)に定められた研修プロ グラムに則って研修を行い、一つの基幹施設のみでの完結型 の研修ではなく、一つ以上の連携施設と研修施設群を作り循 環型の研修を行うもの。  基本領域学会専門医の研修は原則として研修プログラム制 研修カリキュラム制   到達目標に達した段階で専門医試験の受験資格が与えら れる。研修年限については特に定めない。各学会が定めた認 定施設における研修実績が評価される。   サブスペシャルティ学会専門医では研修プログラム制、研 修カリキュラム制のいずれも可能とする。

36 新専門医制度に対応した 心臓血管外科の対応
決定事項 ①サブスペシャルティとしての心臓血管外科専門 医制度は、カリキュラム制を採用する。 ②成人心臓・胸部大血管、先天性心疾患、腹部 大動脈・末梢血管、血管内治療の4領域のうち、3 領域の経験を必須とする。    Minimum requirementは各10症例の   手術経験(術者、助手を問わない)となる。

37 カリキュラム制に戻ったということはどういうことか
・必ずしも施設群を組む必要はなく、1施設で完結することも 可能 4領域のうちの3領域についての経験を求めるので、それ が達成できないなら、関連施設での修練が必須となる。 施設群としては4領域全ての修練を提供できること。 日本専門医機構はカリキュラム制でも施設群の形成が望 ましいと考えている。 ・募集定員については基本的に制限されない 症例数および専門医数など修練体制を担保できる合理的 な数の設定は求められる。 ・修練年限(上限)は設けられない 卒後7年以上、認定施設に3年以上の条件はある。

38 心臓血管外科専門医 成人心臓・胸部大血管 腹部大動脈・末梢血管 先天性心疾患 血管内治療

39 外科専門研修と心臓血管外科修練の連携 2年 3年 3年~ =卒後8年以上必要 5年毎 =卒後7年にまで 短縮可
プログラム 心臓血管外科修練 カリキュラム 初期臨床 研修 2年 外科専門医試験 心臓血管外科修練3年以上 心臓血管外科専門医試験 更新 2年 3年 3年~ =卒後8年以上必要 外科専門研修 3年 5年毎 外科専門医試験 心臓血管外科専門医試験 外科専門研修 3年 心臓血管 外科修練2年 週3例(年間150例)の施設では、各学年1名(症例数/50) 研修基幹病院は、 指導医/専攻医手術比率を50% 年間300例の施設 各年1名 研修者は3名まで 例えば「福島医大プログラム」 大学、西ノ内、いわき共立で各学年3名まで 他は期限限定研修関連病院(何箇所?何ヶ月まで?) =卒後7年にまで   短縮可 外科専門研修プログラムで、心臓血管外科修練施設において 心臓血管外科の研修を1年以上行った専攻医は 心臓血管外科修練期間を2年にまで短縮できる。

40 名称(仮) 専攻医:心臓血管外科専門医取得に向けて修練を行っている医師
専門医:修練カリキュラムを達成し、所定の試験に合格して専門医として認定された医師。 修練指導者: すべてを満たした者を申請により修練指導者とする. ・1回以上更新した心臓血管外科専門医、または日本心臓血管外科学会国際会員であること ・術者として心臓血管外科手術難易度表における難易度B以上の手術経験100例以上を有し、かつ内30例以上は難易度Cであること(生涯における経験) ・査読制度のある心臓血管外科に関する筆頭論文を5編以上有すること

41 名称(仮) 修練責任者:基幹施設、関連施設の修練指導者のうち一人を修練責任者とする。
修練統括責任者(カリキュラムディレクター):修練統括施設の修練責任者。施設群全体の修練カリキュラムの管理運営の責任者となる。

42 名称 修練統括 責任者 カリキュラムディレクター 専門医 専攻医 修練責任者 修練指導者

43 施設名称(仮) 修練施設 基幹施設と関連施設の総称。 基幹施設 別に示す要件を満たす施設の名称。施設の資格的意味合い。
修練施設 基幹施設と関連施設の総称。 基幹施設 別に示す要件を満たす施設の名称。施設の資格的意味合い。 関連施設 別に示す要件を満たす施設の名称。施設の資格的意味合い。 修練統括施設 修練施設群のなかでその施設群全体の修練および専攻医について把握して管理する施設。施設群の中で1つの基幹施設(複数の修練指導者を有することが必要)がこの役割を果たす。単独施設の場合にはその基幹施設(複数の修練指導者を有することが必要)が修練統括施設となる。資格ではなく施設の役割。関連施設は修練統括施設にはなれない。

44 修練施設群の考え方 目安として施設群で年間500例以上の 症例数を確保すること。 4領域の修練を提供できること。 専門医1名に対して専攻医2名を越えない。
修練統括施設 (複数の修練指導者 のいる基幹施設) 修練統括施設 (複数の修練指導者 のいる基幹施設) 基幹施設 関連施設 関連施設 基幹施設 修練統括施設

45 役割名称と資格 修練統括施設 (基幹施設) 修練施設 修練施設 (基幹施設) (関連施設) ・修練統括責任者* ・修練指導者 ・専門医
・専攻医 ・専攻医 ・専攻医 修練施設 (基幹施設) 修練施設 (関連施設) ・修練責任者* ・専門医 ・専攻医 ・専攻医 ・修練責任者* ・専攻医 *修練指導者資格を有する者

46 採用方法  第一期応募として、心臓血管外科修練開始前年9月末までに各修練施設群で専攻医の第一期採否を決定し、修練統括責任者を通して心臓血管外科専門医認定機構に届け出る。心臓血管外科専門医認定機構では、地域性なども考慮し、施設および施設群の専門医数および症例数などにより審査を行って10月末までに第一期修練開始許可証を発行する。  第二期応募も行う。  心臓血管外科専門医認定機構の修練開始許可証を受けていない専攻医は心臓血管外科修練に入っているとはみなされない。

47 専攻医の修練状況モニタリング  専攻医の修練進捗状況については毎年モニタリングを行う。疑義のある施設群に対して、心臓血管外科専門医認定機構は状況を聴取し、改善策を求めることが出来る。

48 学会所属の義務付けについて 外科専門医制度では修練開始登録時に外 科学会の会員であることを求めている。 現在、心臓血管外科専門医認定機構では、 専門医新規申請時に3学会のうち2学会に3 年以上の会員歴を求めている。 新専門医制度では専門医新規申請時に3 学会のうち2学会に2年以上の会員歴を求め ます。

49 循環器専門医 ダブルボードへの対応

50

51 循環器学会への要望 【受験資格】 外科専門医取得者で心臓血管外科専門医未取得者は、 従来通りの規定とする。 心臓血管外科専門医取得者は、
審査書類を、1)申請書、2)外科専門医および心臓 血管外科専門医資格証明書コピーとする。 筆記試験は通常通り 心臓血管外科専門医修練指導者は、 審査書類を、1)申請書、2)外科専門医、心臓血管 外科専門医および心臓血管外科修練指導者資格 証明書コピーとする。 筆記試験を免除する。

52 循環器学会への要望 【試験問題】 全問解答方式から選択解答方式とする(例67%: 150問か ら100問選択し解答)。
循環器専門医基本領域(内科、外科、小児科)関連問題を それぞれ20%以上含む内容とする(例:内科50%、小児科 25%、外科25%)。 注:外科関連問題は、心臓血管外科専門医認定機構より毎 年提供する。

53 循環器学会への要望 本会指定以外の循環器関連学術誌(英文3単 位、和文1単位)に以下の学術誌を加える。
【更新要件】 心臓血管外科専門医認定機構構成3学会参加は5単位とする。 日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本血管外科学会 循環器関連学会年次学術集会(3単位)に以下の学術集会 を加える。    日本冠動脈外科学会、日本静脈学会 循環器関連学会地方会(1単位)に以下の学術集会地方会 を加える。    日本胸部外科学会地方会、日本血管外科学会地方会 循環器関連学会学術誌(英文5単位、和文3単位)に以下 の学術誌を加える。    日本血管外科学会雑誌 他 その他の海外循環器関連学術集会(1単位)に以下 の学術集会を加える。    The Society for Thoracic Surgery 他 本会指定以外の循環器関連学術誌(英文3単 位、和文1単位)に以下の学術誌を加える。 人工臓器 他


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