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福井大学においてP2遺伝子組換え生物等の使用等に関係する実験を行う場合の手引き
この手引きは次の場合を想定しています。 ・ 認定を受けた領域等のP2またはP2A実験室 及び ・バイオ実験機器部門と生物資源部門の実験室で行う実験。 P2レベルの拡散防止措置が必要となる実験(P2実験室内で行なわなければならない実験) 1)P2組換えウイルスを使用する微生物使用実験 2)作製したウイルスを動物もしくは細胞に接種する実験 3)組換えウイルスを接種した動物の組織等を扱う実験 などが該当します。接種動物より摘出した後の組織に組換えウイルス(生物)が存在する間は、その 組織等の扱いはP2レベルの拡散防止措置が執れるP2実験室で行なわなければなりません。 P2遺伝子組換えウイルス使用実験の流れ (全てP2実験室内で行なうこと) 譲渡・購入ウイルス ウイルス接種細胞 廃棄 ウイルス接種動物組織及び細胞を使用する実験 オートクレーブ 焼却 微生物使用実験 動物接種実験 組織・体液等の採取 ・認定された領域等のP2実験室 ・バイオ実験機器部門 「P2組換えDNA増殖実験室」 で行うことが出来ます。 ・認定された領域等のP2A実験室 ・生物資源部門 「感染実験室」 で行うことが出来ます。 ・認定された領域等のP2またはP2A実験室内の ・生物資源部門 「感染実験室」内の 安全キャビネット内で行うことが出来ます。 ・認定された領域等のP2またはP2A実験室 ・一部の実験がバイオ実験機器部門,生物資源部門で行うことができます。 保管 安全委員会で認定されたP2保管庫(冷凍庫など) 注 意 1)これらの実験を行なうには利用申請書が必要です。 2)ウイルスを含む試料をP2実験室間で移動する際には 組換え生物が漏れ出ない容器に入れ搬出すること。 P2ウイルス接種動物組織を使用する実験と対応 組織学実験 生化学実験 <P2実験室> ・動物の解剖及び固定 生物資源部門・感染実験室内の安全キャビネット内で <一般実験室> ・固定した組織の切片作製 通常の実験室で可能。 ・未固定組織の切片作製 未固定の組織をクリオスタットで切ることはできません。 但し,組織を固定した後に凍結し切片にする場合は,クリオスタットを使用できます。 <P2実験室> ・組織抽出液作製(バイオ実験機器部門) P2組換えDNA増殖実験室・安全キャビネット内で ・遠心分離(バイオ実験機器部門) 超遠心・・・ P2遺伝子組換え実験用超遠心機室 微量超遠心,冷却遠心・・・ P2組換えDNA増殖実験室 <一般実験室> ・未固定組織試料より抽出及び遠心分離した後の実験 P2組換えDNA増殖実験室の安全キャビネット内でウ イルスを変性剤等で変性させた後は通常の実験室で 使用可能。 例:電気泳動(SDS-PAGE),プロテオーム実験,核 酸実験など これ以外の実験は現在対応出来ていません。個々の実験につい ては必要になった時点でご相談下さい。 何れにしろ、遺伝子組換え実験を行う場合には遺伝子組換え実験の申請が必要です。動物実験では、 動物実験計画の申請も必要です。また、実験開始前に利用する実験室の利用申請が必要です。必ず研究協力係(内線2024)及び関係部門にご相談下さい。
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