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端末およびサービス透過的な 情報閲覧支援システムの構築
慶應義塾大学環境情報学部4年 由良 淳一
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本日の流れ 研究背景 研究の概要 設計 実装 関連研究 評価方針 スケジュール
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研究背景 サービスの多様化 → サービス間の性質の差を吸収する必要 端末の多様化 → 端末間の性質の差を吸収する必要
WWW, Database, CSCW ... → サービス間の性質の差を吸収する必要 端末の多様化 PC/WS, PDA, WC, Phone ... → 端末間の性質の差を吸収する必要
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サービス透過性 web database PDA news サービス間の性質差(通信プロトコルやデータの種類や形式)を吸収
http+{text,image...} web ???+{text,image...} database nntp+{text} PDA news
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端末透過性 端末間の特性差(入出力デバイスや演算・記憶装置)を吸収 PC/WS PDA web Phone
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研究概要 端末およびサービスの特性を考慮したメディア変換システム サービス透過性の実現 端末透過性の実現 プロトコル変換
ユーザインタフェース構築 端末透過性の実現 データ変換
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システムの特徴(1) 端末側の変更なしに様々なサービスをアクセス可能
利用するサービスがwwwからnewsに代わってもQoS情報を見て端末に適切な形式で供給する mailが 見たい WWWが 見たい
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システムの特徴(2) サービス側の変更なしに様々な端末からアクセス可能
端末がPalmIIIからWinCEに変わってもQoS情報を変えるだけでサービスを利用できる Colorで 欲しい B/W で 欲しい
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システムの利用例 PDA, WC(Wearable Computer) Set-Top Box
インターネット上のサービスを家庭内ネットワーク内の端末で表示
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QoS情報 ユーザの要求する品質に関する情報 XMLを利用 端末側で定義 標準のQoS情報はProxyサーバが所持 人間が閲覧、編集可能
文書型宣言に定義が無い場合でも、柔軟に対応可能
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QoS情報の分類 端末QoS データQoS 端末固有のQoS情報 基本となるQoS情報 画面サイズや色数、ネットワーク帯域
データの種類、形式、品質
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QoS情報の例 <?xml version=“1.0”?>
<!DOCTYPE tranService SYSTEM “ <QOS> <DEVICE> <SPEC TYPE=“image”> <VALUE NAME=“COLOR”>1</VALUE> <VALUE NAME=“DEPTH”>0x02</VALUE> <VALUE NAME=“WIDHT”>180</VALUE> <VALUE NAME=“HEIGHT”>180</VALUE> </SPEC> </DEVICE> <DATA> <IN TYPE=“image/*”> </IN> <OUT TYPE=“image/tbmp”> <VALUE NAME=“COLOR”>1</VALUE> <VALUE NAME=“DEPTH”>0x02</VALUE> </OUT> </DATA> <IN TYPE=“text/*”> <OUT TYPE=“text/*”> <VALUE TYPE=“CHARSET”>Shift-JIS</VALUE> </QOS>
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システムの設計 Proxyサーバ クライアント データ変換 プロトコル変換 ユーザインタフェース送信 QoS情報送信 情報閲覧
ユーザインタフェース構築
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Proxyサーバの構成 サービスモジュール インタフェースモジュール 変換モジュール サービスとの通信を担当 端末と通信を担当
データ変換を行う Proxy Server Service Module Transform Module Interface Module
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サービス透過性の実現 プロトコル変換によって実現 req req data data http+req nntp+req http+data
Transform Module req req data data Interface Module http+req nntp+req Service Module http+data nntp+data client Proxy Server Server
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プロトコル変換 端末-Proxyサーバ間とProxyサーバ-サービス間のプロトコル変換
インタフェースモジュールとサービスモジュールの利用するプロトコルを動的に組替え可能 サービスへのリクエストは変換モジュールで変換
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ユーザインタフェースの構築(1) サービス透過性を実現するために必要 ユーザインタフェースはXMLで記述
特定の言語に依存しない Proxyサーバ内の1サービスとして提供する サービスに適したユーザインタフェースを選択可能
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ユーザインタフェースの構築(2) req req UI UI http+req http+UI UI Transform Module
Interface Module http+req Service Module http+UI UI client Proxy Server Server
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端末透過性の実現 データ変換によって実現 QoS QoS,req req data data http+ QoS,req http+req
Transform Module QoS,req req data data http+ QoS,req Interface Module http+req Service Module http+data http+data client Proxy Server Server
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データ変換 種類の変換(type) - (e.g. image/gif) 形式の変換(format) - (e.g. image/gif)
テキストから音声に、動画から静止画に 形式の変換(format) - (e.g. image/gif) GIFからBMPに、WAVからAIFFに 品質の変換(quality) 画像のサイズや色深度、動画のフレーム数
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システムの実装 Proxyサーバ クライアント Java 2 Palm III プラットフォーム非依存 プログラミングが容易
PDAの1つとして選択
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関連研究 U.C.Berkeley, “The Ninja Project”, http://ninja.cs.berkeley.edu/
IBM Research, “Web Intermediaries”, Information Sciences Institute, “SIMS Project”,
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評価方針 定性的評価 定量的評価 関連する他システムとの性能の比較
変換できるデータ形式の制限 QoS情報の利用 定量的評価 クライアントにおけるProxyを利用した時と利用しない時のデータの取得、表示時間の測定・評価 関連する他システムと比較した時のパフォーマンスの測定・評価
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スケジュール 8月 設計 9月 実装 10月 実装・測定 11月 測定 12月 卒論執筆 1月 卒論完成 CMU Workshop
8月 設計 CMU Workshop 9月 実装 情報処理学会全国大会 10月 実装・測定 11月 測定 12月 卒論執筆 1月 卒論完成
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おわり
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