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核物理委員会での議論・J-PARC-HI推進に向けて

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Presentation on theme: "核物理委員会での議論・J-PARC-HI推進に向けて"— Presentation transcript:

1 核物理委員会での議論・J-PARC-HI推進に向けて
小沢 恭一郎

2 核物理委員会 核物理委員会の構成 将来計画に関する核物理委員会の役割 学術会議のマスタープラン 選挙で選ばれた10名+補充委員 役職指定
田村裕和、青井考、田中万博、上坂友洋、永江知文、下浦亨、齊藤直人、岩崎雅 彦、櫻井博儀、小沢恭一郎、中村隆司、関口仁子、森田浩介、川畑貴裕 役職指定 RCNPセンター長, 理研仁科センター長、KEK素核研所長 連携委員 通例では、J-PARCセンター長、CNSセンター長、ELPHセンター長) 将来計画に関する核物理委員会の役割 コミュニティの持つ将来計画をEndorseし、実施機関に働きかける。 例えば、高運動量ビームラインも、KEK側の認識としては、コミュニティか らの要望という側面はある。さらに言えば、J-PARC自体がそう。 現状では、各計画間の優先順位を付ける議論はあまりしていない。ただし、 コミュニティからKEKに要望として申し入れているのは、ハドロンホールの 拡張計画 学術会議のマスタープラン 現状で、大型将来計画を進めるうえで重要なのは、学術会議マス タープランへの対応

3 学術会議マスタープラン 日本学術会議 科学者委員会のもとで、大型施設計画・大 規模研究計画に関するマスタープランを策定している。以 下の資料などを参照。 コミュニティがEndorseしたうえで、各機関から応募している。 学術会議マスタープランに載ったものは、文科省の学術研 究の大型プロジェクトロードマップに取り上げられ推進さ れる方向。現状で、推進されている事業は以下の通り。 「スーパーカミオカンデ」によるニュートリノ研究の展開 大型低温重力波望遠鏡(LCGT)計画 大型光学赤外線望遠鏡「すばる」の共同利用研究 アルマ計画の推進 超高性能プラズマの定常運転の実証 Bファクトリー加速器の高度化による新しい物理法則の探求 「大強度陽子加速器施設(J-PARC)」による物質・生命科学及び 原子核・素粒子物理学研究の推進

4 マスタープラン(J-PARC関連) J-PARC加速 器の高度化 による物質の 起源の解明
(優れている点)カミオカンデを利用する計画とし て我が国で進める価値・利点 があ る。 ファシリティ(加速器)があるのに 利用できない状況は非効率的で あ り、実験施設拡充の緊急性は 高い。 基礎科学と原子力開発研究を統 合するアプ ローチに意義があり、 実績もある。 国際的に日本の当該分野の地 位は高く、目指 す成果の科学的意 義も大きい。 世界のリーダーとして引きつづき 発展させていく べきである。 (課題)原研とKEKの体制をさらに強化 する必要がある。 費用などについて明確 な方針を 出すべき。 原子核物理やJ-PARCについて 十分な理解が得られていない点 があること、巨額の経費を要する ことから、他国との費用分担も含め多角的な検 討を行い、社会や 国民への理解増進に努めること が必要。 高強度パル ス中性子・ ミュオンを用 いた物質生 命科学研究 (概要)J-PARC物質生命科 学実験施設(MLF))の 中性子およびミュオ ン実験ステー ション のビームラインの高 度化および将来計画 ビームラインの実現 により、物 質科学・生 命科学分野の研究に 強力なツールを提供 する (優れている点)物質生命科学と高エネルギー科 学技術というユニークな最先端 融 合により、新領域の開拓が期待で きる。 汎用性の高い装置であるJPARCを積極 利用するための重要 な計画と言える。 JAEAとKEKという目的の異なる 機関を超え て検討が進められて おり、実施主体が明確である。 (課題)物性物理学分野における位置づ けや成果と経費の比較などに基 づき、優 先順位を明確にしていく 必要がある。 ビームラインの実現による研究 インフラの 整備までを目的とする のか、物質生命科学研究におけ るブレークスルーを起こす ところま で推進するのか、目指す成果を明 確化することが必要。 社会や国民の理 解を得るための 積極的な活動が求められる。

5 マスタープランの現状と今後 今年の3月に募集した改訂作業が進行中。 次回以降の募集に向けて
重イオン関係は、LHC、RHICを中心に筑波大から応募し ている。J-PARC-HIは、将来に向けたR&Dを含めた。 次回以降の募集に向けて 期待される大きな物理成果があり、実現可能な加速器デ ザインがあることは、大前提 分かりやすいフラッグシップがあるほうが良い 物理の大義を示し、コミュニティ(狭義では高エネルギー重 イオンコミュニティ)の意向をはっきりさせ、核物理委員会 のEndorseを得るべき 実施機関(実際に予算要求を出す機関)を決める必要が ある。 KEK JAEA (理研) J-PARCで既に提出されている計画との関係を整理する必 要がある。

6 マスタープランを受けたKEKでの議論 KEK Project Implementation Plan(KPIP)を審議する国際委員 会が機構長のもとに組織され、提言が出された。 map/ 以下の将来計画が議論され、4つにPriorityが付けられた。 Upgrading of J-PARC accelerators for the Hyper-Kamiokande projects. (Priority 1st) Upgrade of LHC and ATLAS for high luminosity operation. (Priority 2nd) Extension of a muon beam line for the Muon g−2/Electric Dipole Moment measurement and Muon microscope. (Priority 3rd) Extension of the J-PARC hadron experimental facility. (Priority 4th) COMET Phase-II Experiment at J-PARC. Computational physics for lattice QCD calculations with a super computer. Extension of experimental facilities for radioactive nuclei beams. 今後、数年はKEK側の予算要求はこの提言に従った形で進む 可能性が高い

7 予算要求(ホール拡張計画との関係など) 現状で、J-PARCに関する原子核コミュニティから の第一の要望はハドロンホール拡張である。
KEKからの予算要求を考えるなら、ハドロンホール拡張 計画の次の計画に位置付けられる可能性が高い。 JAEA(や理研)からの予算要求の可能性はないか 検討するべき 実際に建設するのは主に入射加速器なので、JAEAからの 予算要求は可能性があるのでは。 その場合は、予算要求としては、ハドロンホール拡張と 並行して進められる。 低エネルギーでの物理プログラムも重要 理研との競合も整理する必要がある。 一般的に、予算計画としては、Staging Planは受け 入れられやすい その場合、Stageごとに得られる成果を示す必要がある


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