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日本大学 理工学部 社会交通工学科 平成20年度 前期 軌道工学 第4回(後半) 満員電車がなくなる日(4) 第1章 満員電車の現状と歴史

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1 日本大学 理工学部 社会交通工学科 平成20年度 前期 軌道工学 第4回(後半) 満員電車がなくなる日(4) 第1章 満員電車の現状と歴史
日本大学 理工学部 社会交通工学科 平成20年度 前期 軌道工学 第4回(後半) 満員電車がなくなる日(4) 第1章 満員電車の現状と歴史 (株)ライトレール 代表取締役社長 阿 部   等 平成20年5月19日

2 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(1) 鉄道の運賃設定と経営状況の歴史(1)

3 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(2) 鉄道の運賃設定と経営状況の歴史(2) 歴史を調べ、データを追い、思索を重ね、 鉄道創業期
仮説「満員電車の歴史は運賃抑制の歴史」 鉄道創業期 馬車・人力車・徒歩から大きく利便向上=交通革命 大幅な品質向上にも関わらず大幅値下げ 鉄道は開業時から低運賃政策 全国で鉄道建設の要望が起きるが、新橋~横浜、京都~神戸後、財政難で官鉄の建設は進まず 運賃抑制が鉄道建設の声をかき消した          =満員電車をなくせない現代社会

4 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(3) 鉄道の運賃設定と経営状況の歴史(3)

5 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(4) 鉄道の運賃設定と経営状況の歴史(4) 鉄道伸長期
政府は、官鉄のみでは全国の要望に応えられず、私設鉄道の建設を認可 援助と引換えに運賃設定は官鉄が指導し低運賃政策を継続 東海道線・東北線の運賃は馬車の3分の1と5分の1と、破格の廉価

6 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(5) 鉄道の運賃設定と経営状況の歴史(5)

7 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(6) 鉄道の運賃設定と経営状況の歴史(6) 鉄道国有化期 鉄道発展期
国有化の際、産業界の声に押され、物価が高騰しているにも関わらず運賃値下げして収益性が悪化 鉄道発展期 都市近郊に続々と新たな私鉄 不動産業・レジャー施設・デパート等と兼業した私鉄モデルが成功 私鉄は国鉄より割高 ex.小田急は国鉄の1.7倍 もっと高額を認めていれば、さらにスムーズな経営ができていたかも知れない

8 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(7) 鉄道の運賃設定と経営状況の歴史(7)

9 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(8) 鉄道の運賃設定と経営状況の歴史(8) 戦中戦後期 鉄道近代化期 鉄道現代期
物価暴騰の中、運賃改定が大きく遅れ初の赤字 投資は遅れ、大量の解雇 鉄道近代化期 国鉄運賃は与野党の政治的駆引きの格好の材料 国鉄は厳しい条件の中、国力を牽引し近代化と技術革新を推進 鉄道現代期 インフレは毎年10%、運賃改定できず=値下げ 国鉄経営は逐年悪化し、昭和62年に分割民営化

10 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(9) 運賃抑制の呪縛からの解放を(1) どの時代も「運賃を安く」のプレッシャー 満員電車
公益性や社会注目度の高いもの → ポピュリズム 鉄道の運賃抑制 = 大衆の迎合を受けやすい 近時の道路特定財源の暫定税率廃止も同様 鉄道事業者の収益は限定         → 赤字、設備投資の遅れ、要員削減 満員電車 大正末期か昭和初期に登場 運賃抑制とともに成長 昭和40年以降も、小さくなりながら生き続け

11 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(10) 運賃抑制の呪縛からの解放を(2) 明治の頃 無念の思い 「鉄道をつくって欲しい」「鉄道をつくりたい」
心ある官僚や企業家が計画し設備投資を目論み 取組むたびに資金不足に陥り一部のみが成功 無念の思い ニーズと応える技術がありながら実現できず 現代社会に残る満員電車も同じ

12 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(11) 運賃抑制の呪縛からの解放を(3) JRグループへの評価 公共交通の運賃
発足以来ほとんど値上げなく、マスコミは高く評価 各社とも要員削減、経費節減 運賃抑制せねば、もっとサービス改善できたかも 公共交通の運賃 「運賃値上げは庶民の生活を直撃」 「物価安定期に運賃値上げとは経営の怠慢」 インフレ「物価安定には公共料金抑制が不可欠」 デフレ「コストは増えておらず値上げはあり得ない」 インフレ・デフレ期とも運賃を適正化できない

13 満員電車の歴史は運賃抑制の歴史(12) 運賃抑制の呪縛からの解放を(4) 自動車交通 鉄道の運行のイノベーション実現に向けて
「零細運送会社へしわ寄せ」 「庶民の台所を直撃」 と報道されても高速料金引上げ、暫定税率を維持 道路サービスを向上、雇用も守る 鉄道の運行のイノベーション実現に向けて 技術革新・設備投資・投入経費増には資金確保が不可欠 利便向上すれば値上げを納得する利用者も多い 経費投入による利便向上と対価の運賃は合せ鏡


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