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Published byArabella Jodie Norton Modified 約 5 年前
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連続領域におけるファジィ制約充足問題の 反復改善アルゴリズムによる解法 Solving by heuristic repair Algorithm of the Fuzzy Constraint Satisfaction Problems with Continuous Domains 北海道大学 Hokkaido University 須藤 康裕 Yasuhiro Sudo 栗原 正仁 Masahito Kurihara
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研究の位置付け 計算機工学 AI OR CSP 線形計画 HDFCSP Fuzzy 並べ替え
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目次 ファジィ制約充足問題とは 離散領域の問題点 連続領域の導入 SpreadRepair アルゴリズム 変更候補値の算出方法
スケジューリング問題による計算例 おわりに
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制約充足問題とは 有限で離散的な領域 から値を選ぶ複数の変数 に対して、全ての制約 を満たすような値の割り当てを探し出す問題 ファジィ制約充足問題 通常の制約充足問題の制約に、ファジィ関係を導入し,充足度をメンバーシップ値によって表す最適化問題の一種 拡張
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2項制約と無向グラフ 2項制約を持つCSPの制約ネットワークは しばしばグラフを用いて表現される 変数が頂点,制約が辺に対応付けられる 制約
しばしばグラフを用いて表現される 変数が頂点,制約が辺に対応付けられる 変数 変数 制約 制約 変数 制約 制約 制約 変数 変数 制約
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3項以上の制約とハイパーグラフ 通常のグラフでは辺が枝分れしなければならず表現できない 制約 制約は 頂点ではないことに注意 制約 制約
変数 変数 制約 制約は 頂点ではないことに注意 制約 変数 制約 変数 紛らわしいので,統一する 変数 制約 変数 変数 制約
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離散領域の問題点 離散的である 有限である 領域を多く持つ必要があるときに 探索範囲を広げてしまう (組合せ的爆発)
例: Di = {青,黄} Di = {1, 2, 5, 9, 12, …} Di = {1, 1.1, 1.2, …, 2, 5, …} 領域を多く持つ必要があるときに 探索範囲を広げてしまう (組合せ的爆発)
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連続領域の導入 離散的な領域の他に、連続領域をドメインに加える 混合領域ファジィ制約充足問題と定義 さらに適切な解が得られるようになる
離散的な領域だけで定式化するより、最適解の近似解を高速に求めることを目的とする
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混合領域ファジィ制約充足問題の定義 ファジィ制約充足問題の変数領域に連続領域を導入する 領域を と定義する
領域を と定義する lj=ujの場合、離散的な領域と同じである 例: Di = {1}∪[3, 5] ∪ {7} ∪[9, 12] ∪ … Di → Xi 1 3 5 7 9 12
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探索アルゴリズムの開発 領域を離散化せずに探索可能な アルゴリズムを提案 離散連続領域を持つCSPのアルゴリズムは 存在しない
存在しない 領域を離散化すると不都合が生じる 領域を離散化せずに探索可能な アルゴリズムを提案
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基本的なアルゴリズム 反復改善アルゴリズム 全探索 使用不可能 特定の条件下で使用可能 変更候補値の算出が条件 最も改善される値
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反復改善アルゴリズム 制約違反が減少するように変数の値を1つずつ変更していく (制約違反最小化)
制約違反が減少するように変数の値を1つずつ変更していく (制約違反最小化) ファジィ制約充足問題では全制約中最悪の制約違反を改善する SpreadRepair アルゴリズムを開発
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SpreadRepair アルゴリズム(1)
変数 変数 制約 変数 制約 制約 変数 変数 制約 制約 変数 変数 制約 変数 変数 制約 変数 変数 制約 制約
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SpreadRepair アルゴリズム(2)
ここの制約にも注意を 払う どちらか片方を変更する 変数 制約 変数 変数 制約 制約 目標の制約 変数 ここと
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変更候補値の算出方法 変更候補値をmax(Cmin)とし、全ての極、交点、l, u について充足度を求め、最大のものを得る l u R 1
Cn l u R 1 変更候補値をmax(Cmin)とし、全ての極、交点、l, u について充足度を求め、最大のものを得る
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計算例(スケジューリング問題) A (0) B (1) C (2) D (3) E (4) F (5) ジョブ 実行可能時刻 資源 ①, ③
[0.6,1],[2.4, 2.8] ①, ③ B (1) [1, 1.2], [2, 2.5] ① C (2) [1, 2] ①, ② D (3) [0, 0.5], 2 ②, ③ E (4) [1, 2], [4, 5.5] ② F (5) [0, 1], [2, 2.3] ③ B C A F E D
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おわりに ファジィ制約充足問題に連続領域を導入し、反復改善アルゴリズム SpreadRepairを提案した
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今後の課題 実装として、より自由なメンバーシップ関数をユーザが構築できるようにする 現実的な問題への応用と、その効率を実験により検証する
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問題全体としての充足度 = C1・C2・…・Cn 問題全体としての充足度は、全ての制約の充足度のand(min)をとる
X Y and(X, Y) 1 0.5 0.8 問題全体としての充足度は、全ての制約の充足度のand(min)をとる = C1・C2・…・Cn ファジィ制約充足問題を解くことは、最悪の制約違反をなるべく小さくすることである
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