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急性膵炎 慢性膵炎.

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1 急性膵炎 慢性膵炎

2 目 次 Index 膵臓とは 経口摂取の開始時期と方法② 膵液と消化液の分泌 最後に ホルモンの分泌 参考文献 膵炎 膵炎が起こる仕組み
目 次 Index 1 膵臓とは 12 経口摂取の開始時期と方法② 2 膵液と消化液の分泌 13 最後に 3 ホルモンの分泌 14 参考文献 4 膵炎 5 膵炎が起こる仕組み 6 急性膵炎 7 急性膵炎の診断基準 8 慢性膵炎 9 慢性膵炎の診断基準 10 治療 11 経口摂取の開始時期と方法①

3 膵臓とは 1 外分泌 働き 内分泌 胃の裏側にある、長さ15~20cmの細長い臓器 右側の太い部分 :「膵頭部」
右側の太い部分  :「膵頭部」 左側の細い部分  :「膵尾部」 膵頭部と膵尾部の間:「膵体部」 膵臓 働き 外分泌 消化酵素を含む膵液の分泌      →食べ物の消化を助ける 内分泌 ホルモン(インスリン、グルカゴン、ソマトスタチン)の分泌→血液中の糖分の量を調整する

4 膵液と消化液の分泌 2 食べ物の流れと膵液の分泌 膵液中の消化酵素 消化液の働き
食べ物の流れと膵液の分泌  胃で消化された食べ物が十二指腸に入ると、十二指腸からホルモンが分泌され、その刺激で膵臓から膵液が分泌される 膵液中の消化酵素 アミラーゼ、トリプシン、リパーゼ 消化液の働き 胃で酸性に傾いたものを中和したり、でんぷん・たんぱく質・脂質を消化する 1日に分泌される量は成人で約1L アミラーゼ トリプシン リパーゼ でんぷんを分解 たんぱく質を分解 脂質を分解

5 ホルモンの分泌 3 ランゲルハンス島 膵臓の中にある細胞の集まり。α細胞ではグルカゴン、β細胞ではインスリンが作られています。 インスリン
血液中のブドウ糖を筋肉や脂肪などの細胞へ送り込むホルモン ・血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませる ・余分なブドウ糖を脂肪組織に貯えさせる ・ブドウ糖をグリコーゲンに作り変えて肝臓や筋肉に貯えさせる グルカゴン 肝臓のグリコーゲンを分解して血糖量を増加させるホルモン ・脂肪組織の脂肪をブドウ糖に作り変える ・肝臓に貯えられたグリコーゲンをブドウ糖にもどす

6 4 膵炎 原因 胆石、飲酒が2大成因。その他成因は薬、ウイルス感染、消化酵素。男性はアルコール性膵炎が,女性では胆石性膵炎が多い。アルコール性膵炎と胆石性膵炎が急性膵炎全体に占める割合は、国や地域により大きく異なる。1日4ドリンク(EtOH 48 g)以上の飲酒で、膵炎発症リスクは 2.5倍になると言われる。 遺伝 日本人での遺伝性膵炎の有病率は 0.3/10 万人と推定される。 膵炎 膵臓が分泌する消化酵素が、何らかの原因で自身を消化してしまう疾患。急性膵炎と慢性膵炎に分類され、一時的なものから命に関わるものまで程度はさまざま。 発生頻度 日本での発生頻度は49/10万人/年、男性は女性の2倍。

7 膵炎が起こる仕組み 5 膵炎発症 正常 膵炎発症(例) 食物摂取 ↓ 膵臓が反応 膵液を分泌 ↓ 十二指腸へ移動 食物を消化 食物摂取 ↓
↓  十二指腸へ移動 食物を消化 食物摂取 膵臓が反応 膵液の大量分泌 (原因:多量のアルコール) 十二指腸へ移動 大量な膵液量の残留 (膵臓内) 食物摂取 膵臓が反応  膵液が分泌 十二指腸へ移動 出口が塞がっている (胆石等)  膵液の逆流 膵炎発症

8 急性膵炎 6 急性膵炎とは 主な症状 原因 予後 膵臓の突然の炎症で、膵液に含まれる消化酵素により、膵臓自体が消化されてしまう病気
上腹部(背中)の激しい痛み(立っていられないほど)、吐き気、嘔吐、腹部膨満感 原因 アルコールによるものが約40%、その他胆石、原因不明 予後 浮腫性膵炎:死亡率 5%未満。 壊死および出血を伴う膵炎:死亡率 10~50%。 膵感染症(感染部位の広範な外科的デブリドマンまたはドレナージを行わなければ):死亡率 100%

9 急性膵炎の診断基準 7 診断基準 治療方法 上腹部に急性腹痛発作と圧痛がある。 血中または尿中に膵酵素の上昇がある。
超音波,CT または MRI で膵臓に、急性膵炎に伴う異常所見がある。 上記 3 項目中 2 項目以上を満たし,他の膵疾患および急性腹症を除外したものを急性膵炎と診断する。ただし、慢性膵炎の急性増悪は急性膵炎に含める。 治療方法 輸液、絶食 胃酸抑制剤、抗酵素薬、抗生物質による薬物療法(必要に応じて血漿交換、手術) 胆石が原因の場合は胆石を取り除く手術

10 慢性膵炎は膵臓の状態により2つに大別される。
8 慢性膵炎 慢性膵炎とは 持続的な膵臓の炎症で、回復不能な悪化が生じる。 急性膵炎後の慢性膵炎への移行率は 3~15%。 主な症状 持続的もしくは間欠的な腹部痛 原因 米国では慢性肝炎患者の半数近くがアルコール依存症に由来。 それ以外では、嚢胞性線維症の患者や嚢胞性線維症の遺伝子を有する人、遺伝性膵炎や自己免疫性膵炎の患者に発生する 慢性膵炎は膵臓の状態により2つに大別される。 代償期 膵機能は保たれているが、疼痛や急性再燃を生じる。 非代償期 疼痛は軽減しているが病態は進行している状態。 膵機能は著しく損なわれている状態。

11 慢性膵炎の診断基準 9 診断基準 治療方法 画像所見 組織所見 上腹部痛発作の反復 血中または尿中膵酵素値の異常 膵外分泌障害
画像所見  組織所見  上腹部痛発作の反復  血中または尿中膵酵素値の異常 膵外分泌障害 1日80g以上(純EtOH換算)の持続的な飲酒 上記 1or2の確診所見、または1or2の準確診所見と3~5の2項目以上 治療方法 輸液、絶食 食事の変更 酵素剤の服用、痛みを緩和する薬剤の投与

12 治療 10 アルコールを避ける 胆石を排除する 十分な補液 胃酸分泌抑制剤、抗酵素薬、抗生物質など 重症膵炎の場合は血漿交換や手術が必要
食生活、食事の見直し

13 絶食から食事開始の決定は膵炎が再燃する場合があるため慎重に行う
11 経口摂取の開始時期と方法① 絶食から食事開始の決定は膵炎が再燃する場合があるため慎重に行う 急性膵炎 経口摂取 開始時期 腹痛の消失、血中膵酵素(特にリパーゼ)が指標 慢性膵炎 (代償期) 高脂肪食と香辛料を避け、炭水化物を多めに摂取する。 <腹痛が存在する場合>脂質制限(30~35g/d)、断酒 <腹痛が消失した場合>制酸薬・消化酵素薬+脂質摂取 (非代償期) 長期的な栄養管理が必要。食事回数を増やし総摂取カロリーを増やす、脂溶性ビタミン、ビタミンB12、葉酸、微量元素、抗酸化物質の摂取が推奨される。 <消化吸収障害あり>制酸薬、十分の消化酵素薬の投与 <膵性糖尿病あり>適切なエネルギー量投与後に糖尿病コントロールを行う

14 経口摂取の開始時期と方法② 12 適した食品 適さない食品 主食(炭水化物)、ジャム、ハチミツ、果汁など
脂の少ないもの(症状による:白身魚、豆腐、卵白、ささみなど) 適さない食品 脂を多く含むもの(症状による) アルコール類 食物繊維を多く含むもの カフェイン飲料、炭酸飲料、香辛料

15 急性膵炎は再発を繰り返しやすい病気です。
13 最後に 急性膵炎は再発を繰り返しやすい病気です。 再発予防のためには… 原因がわかっている場合は、原因を取り除く。   例)お酒を控える、胆石を取り除くなど 治療を受け、完全に膵臓を回復させる

16 参考文献 14 食事指導のための生活習慣病 ケーススタディー 医歯薬出版株式会社 栄養の基本がわかる図解事典 成美堂出版
食事指導のための生活習慣病 ケーススタディー 医歯薬出版株式会社 栄養の基本がわかる図解事典           成美堂出版 栄養食事療法必携               医歯薬出版株式会社 急性膵炎診療ガイドライン2015     金原出版株式会社 慢性膵炎診療ガイドライン       南江堂


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