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心を磨く 公共的なネットワーク社会の構築 知恵を磨く 情報モラル教育 情報社会の倫理 法の理解と遵守
情報社会における正しい判断や望ましい態度を育てること 知恵を磨く 安全への知恵 情報セキュリティ *学校では,情報モラル教育の考え方について少し触れておく。 学校では,情報モラルを三つの領域に分けて,子どもたちに指導しています。 心を磨く領域として,「情報社会の倫理」と「法の理解と遵守」。 知恵を磨く領域として,「安全への知恵」と「情報セキュリティ」。 さらに,この2つの領域にまたがる内容として「公共的なネットワーク社会の構築」を定めています。 財団法人 コンピュータ教育開発センター 「5分でわかる情報モラル教育」: 情報社会で安全に生活するための危険回避の方法の理解と セキュリティの知識・技術,健康への意識 財団法人 コンピュータ教育開発センター 「5分でわかる情報モラル教育」:
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ネット社会の特徴は ネット社会には,日常生活とは異なる3つの特徴があります。 一つ目は,非対面性です。
実社会は「顔と顔を合わせた対面のコミュニケーション」が基本ですが,ネット社会は「非対面のコミュニケーション」が基本です。 そして,ネット社会では,文字によるコミュニケ―ションが中心になるため,本来であれば表情や声の調子で伝わる感情が伝わりません。 したがって,電子メールや掲示板,ブログ,コミュニケーションサイトなどで自分の思いを相手に伝えるためには,文章表現を工夫する必要があります。 二つ目は,匿名性です。 掲示板,ブログ,コミュニケーションサイトなどでは,匿名で書き込むことができます。 また,自ら名乗って書き込んでいる場合でも,それが実名である保証はありません。 しかし,プロバイダなどに問い合わせれば,どのコンピュータや携帯電話から書き込まれたかを特定することは可能です。 つまり、匿名性とは見かけだけで,実際には個人の特定が簡単なのです。 三つ目は,即時性と広域性です。 インターネットは,コンピュータ同士をつなぎ,お互いに情報をやりとりできるネットワークです。 情報は電気的な信号に変換して送られるので,従来のコミュニケーション手段とは異なり,瞬時に相手に届く, 海外の相手とも距離を気にせずにやりとりができる,といった長所があります。 反面,一度ネット上に流出した情報を回収することは困難であり,使い方を誤ると大変危険な事態を招く危険性があります。
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再確認!子どもに指導しておくべき3つのこと
「匿名性」はない (詳細な記録が残る) 秘密の場所ではない (誰もが見られる) 最後に子どもに指導しておくべきことの再確認です。 ①ネットには匿名性が無い。コンピュータに残るログ情報などにより誰がやったかわかってしまいます。 ②ネットには秘密の場所は無い。みんなから見られているということです。 ③最後に,ネット上であっても法に反していれば罪になるということ。 違法行為は厳罰となる (バーチャルな世界の話でなく,現実世界の行為)
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ネット社会は,光と影が表裏一体 ネット社会には,良い点と悪い点があります。これは,ネット社会に限ったことではありません。昔からある固定電話さえ,振り込め詐欺などに悪用されているのです。良い点だけに注目しても,また,悪い点だけを強調しても意味がありません。 ケータイやパソコンなどは,あくまでネットワークに接続する道具です。 道具は、上手に賢く使っていくことが大切です。
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