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地球環境と気象
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自己紹介 名前: 高橋 芳幸 所属: 神戸大学 自然科学系先端融合研究環 専門: 惑星大気物理学
名前: 高橋 芳幸 所属: 神戸大学 自然科学系先端融合研究環 専門: 惑星大気物理学 特に火星の大気のコンピュータシミュレーション. 地球も少々. いずれ他の惑星へ… . たかはし よしゆき
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何を話すのか? 地球を含む惑星の「気象」と「表層環境」を概観. それらを考える上で基礎となるいくつかの事柄の解説.
表層環境の大気や構造を支配する物理法則 それに基づき,いくつかは数式・算数を使って解説. 法則自体は地球に限らず他の惑星 (地球型惑星, 木星型惑星, 天王星型惑星, 系外惑星) に適応できるもの.
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スケジュール(予定) 8/27(水) 8/28(木) 3 限 (13:10-14:40) イントロダクション 様々な惑星の大気
3 限 (13:10-14:40) イントロダクション 様々な惑星の大気 4 限 (14:50-16:20) 放射, 平均温度 8/28(木) 1 限 (09:10-10:40) 大気の鉛直構造 1 (静水圧平衡) 2 限 (10:50-12:20) 大気の鉛直構造 2 (温度構造) 3 限 (13:10-14:40) 火星
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参考書籍 一般気象学 [第2版], 惑星気象学, 小倉義光 著, 東京大学出版会, ISBN: 4130627066 松田佳久 著,
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この回の講義内容 地球を含む惑星の「気象」と「表層環境」を概観. 各惑星の気象現象・表層環境の特徴 地球はどんなところ?
どのような現象が起こっているのか? 他の惑星はどんなところか? 他の惑星ではどんな現象が起こっているのか? 地球と同じことが起こっているのか? 地球とは違うことが起こっているのか?
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気象・気候 大気の流れにともなう現象 大気や表層環境の長期間にわたる平均的な状態 たとえば, 大気を「流体(連続体)」として考える
雲, 雨, 雪, あられ, たつまき… 温帯低気圧, 移動性高気圧, 台風, … 梅雨前線, モンスーン, … 偏西風(ジェット気流), 偏東風(貿易風), … 大気を「流体(連続体)」として考える 大気の厚さ >> 分子の平均自由行程 大気や表層環境の長期間にわたる平均的な状態 気象:大気の状態および雨・風・雷など, 大気中の諸現象. 【広辞苑】 気候:各地における長期にわたる気象(気温・降雨など)の平均状態. ふつう 30 年間の平均値を気候値とする.【広辞苑】
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様々な惑星 地球以外の惑星も大気を持つ 最近発見の相次ぐ系外惑星にもあるだろう 水星 (?) 金星 火星 木星 土星 天王星 海王星
dwarf planet, 準惑星
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惑星の内部構造と分類 岩石惑星(地球型惑星) ガス惑星(木星型、天王星型惑星) 金属鉄のコア+岩石質のマントル(+大気)
木星型:岩石のコア+ガス(大気) 天王星型:岩石と氷のコア+氷のマントル+ガス(大気)
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地球型惑星 地面がある 固体表面を持つ 幾何学的に「薄い」大気 「大気の厚さ」 << 惑星半径
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木星型惑星, 天王星型惑星 内部では高い圧力によってガスが相転移(金属化) 幾何学的に「厚い」大気 「大気の厚さ」 ~ 惑星半径
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地球型惑星の気象・表層環境
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地球 半径 ???? km 自転周期 1 日 地表気圧 1 気圧 平均気温 15 ℃ 「大気の厚さ」 8.4 km 大気組成(%)
N2(78), O2(21), Ar(0.9),H2O(0~0.2)
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地球 半径 6378 km 自転周期 1 日 地表気圧 1 気圧 平均気温 15 ℃ 「大気の厚さ」 8.4 km 大気組成(%)
N2(78), O2(21), Ar(0.9),H2O(0~0.2)
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(新訂 地学図表, 浜島書店, より引用)
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地球大気の鉛直構造 温度で区分 熱圏 :90 km ~ 中間圏:50~90 km 成層圏:10~50 km 対流圏:0~10 km
雲ができる層 90km 熱圏 中間圏 50km 成層圏 地球型惑星の大気の厚みは惑星半径に比べて小さいが, 鉛直構造は重要. 水平よりも温度差が大きい. 10km 対流圏 0km 200k 280K (温度[k]) Andrews et al., 1987: Middle atmosphere dynamics, Academic Press, Fig. 1-1.
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地球大気の流れ・気象 気象衛星が撮った雲の画像. 赤道付近はボツボツした雲 中高緯度には波上の雲.
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地球大気の流れ 中緯度( >30°) 偏西風 渦状の雲 低緯度( <30°) 偏東風 ブロック状の雲
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地球の大気の流れの模式図
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東西風分布とその季節変化 冬 春 南極 赤道 北極 南極 赤道 北極 夏 秋 南極 赤道 北極 南極 赤道 北極 10km 10km 0km
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水星 半径 2440 km 自転周期 58 日 平均気温 180℃ 非常に薄い大気 昼側: - 183℃ 夜側: 427℃
平均気温 180℃ 昼側: - 183℃ 夜側: 427℃ 非常に薄い大気 10個/mm3 程度 約地球の 1 兆分の 1. H, He, O, Na
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水星の大気 地表面が外気圏界面 「流体的な」大気現象は起こっていない 昼側 夜側
大気分子間の衝突頻度 より大気地面間の衝突頻度のほうが大きい 昼面で加熱され, 軽い分子は熱的に散逸 「流体的な」大気現象は起こっていない 大気の散逸問題を考える上では面白い対象 H, He Na 昼側 夜側
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火星 半径 3397 km 自転周期 1 日 地表気圧 0.006 気圧 平均気温 – 53℃ 「大気の厚さ」 11 km 大気組成(%)
地球の約半分 自転周期 1 日 地表気圧 気圧 平均気温 – 53℃ 「大気の厚さ」 11 km 大気組成(%) CO2(95),N2(2.7), Ar(1.6)
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火星大気の鉛直構造 一応、温度で区分 熱圏 :120 km ~ “中層大気”:~120 km “対流圏” :0~5-10 km 変動が激しい
成層圏 10km 対流圏 0km 200 (温度[K]) Seiff and Kerk, 1977: JGR, 30, 4364, Fig.15.
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大気の渦, 波 ダスト(砂)と水の雲によって可視化 地球の温帯低気圧に相当するもの(?)
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東西風分布とその季節変化 温度分布から推定 冬半球は偏西風、夏半球は偏東風 風速は 100 m/sec を超える 風は直接測れない
ハドレー循環+コリオリの力 風速は 100 m/sec を超える 秋 冬 季節変化が大きい 春 南極 赤道 北極
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火星に特徴的な現象 極冠の形成 大気の主成分である CO2 が冬極で凍る 北極冠 南極冠
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特徴的な現象:ダストストーム
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金星 半径 6051 km 自転周期 243 日 地表気圧 90 気圧 平均気温 477℃ 「大気の厚さ」 16 km 大気組成(%)
公転周期とほぼ同じ 地球とは逆向き 地表気圧 90 気圧 平均気温 477℃ 「大気の厚さ」 16 km 大気組成(%) CO2(96), N2(3.5), SO2(0.015)
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金星大気の鉛直構造 温度による区分ははっきりしていない 熱圏(冷圏):100 km ~ “成層圏”:60 ~ 100 km
高さとともに温度は減少 60km 0km 700k 200k (温度[K]) Seiff, 1983: in Venus, Arizona Press, 650, Fig. 24.
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金星大気の流れ どの緯度でも東風 硫酸の雲のパターンが4日で一周する 自転よりずっと速い風 原因:よくわからない 予想と違う!
自転周期は 243 日 原因:よくわからない 自転より速い風をどうやって吹かせるか?
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金星大気の大気循環(予想) 自転がゆっくり 半年は昼、半年は夜 昼側から夜側への循環が卓越する(?)
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風の高度分布 高度とともに東風が強まる 昼夜でも変わらない 緯度にもよらない (高度[km]) 50km (風速[m/s]) 0km
Schubert, 1983: in Venus, Arizona Press, 684, Fig. 9.
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日本による金星探査 金星特有の大気の流れの原因を探る. 2010 年打ち上げ予定 「Planet-C」 金星の気象衛星
様々なカメラで金星を観測 2010 年打ち上げ予定 金星探査機(想像図) (
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木星型惑星の気象
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木星と土星 木星 土星 半径 71542 km 自転周期 9.9 時間 大気組成(%): H2(89.8),He(10)
自転周期 10 時間 大気組成(%): H2(96.3),He(3.3)
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木星大気の鉛直構造 3種類の雲の存在が予想 温度がわかっているのは成層圏と対流圏上部のみ NH3, NH4SH, H2O 土星にも存在
圧力 1 気圧 温度
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木星大気の流れ 東風と西風が南北方向に交互に縞帯構造 多数の渦の存在 暗い領域を「縞」, 明るい領域を「帯」とよぶ
赤外光では逆に見える(「縞」の方が明るい=高温) 多数の渦の存在 代表的なものは「大赤斑」
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大気運動と内部構造 内部構造 大気=外側の「ガス層」? 外側に H2+He のガス層 中心に岩石+氷のコア
途中で金属化 中心に岩石+氷のコア 大気=外側の「ガス層」? 表面で観察される運動の「深さ」はよくわからない 説1:表面付近に限定 説2:ガス層全体に及ぶ
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土星大気の流れ 東西風の縞帯構造が存在する 極域に存在する六角形状のパターン 縞帯の数は木星ほど 多くはない
赤道付近の風速は 500 m/sec を超える 極域に存在する六角形状のパターン ボイジャーの観測(1980) 以来持続(?)
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土星の東西風の分布 緯度 東西風速(m/sec) (Ingersoll et al., 1984; 松田, 2000)
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天王星型惑星の気象
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天王星と海王星 天王星 海王星 半径 25559 km 自転周期 17 時間 大気組成(%): H2(85),He(15),CH4(2)
地球とは逆向き 大気組成(%): H2(85),He(15),CH4(2) 海王星 半径 km 自転周期 16 時間 大気組成(%): H2(81),He(19)
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天王星と海王星の気象 あまりよくわかっていない 天王星 数点の雲の追跡観測のみ 海王星 「大暗斑」や「白斑」の追跡による風速分布の見積り
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天王星と海王星の東西風分布 海王星 天王星 緯度 緯度 東西風速(m/sec) 東西風速(m/sec)
(Alison et al., 1991;松田, 2000) (Ingersoll et al., 1995;松田, 2000)
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系外惑星の気象
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系外惑星とは 「系外惑星」太陽系外の惑星のこと 2008/01/26 現在で 228 個が発見 特徴
多くのものが木星と同程度かそれ以上の質量 軌道半径が小さい 「ホットジュピター」
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想像図
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ホットジュピターはどんな惑星か? 非常に高温 自転と公転が同期 謎が多い, これからの課題(きっと面白いに違いない) 1000 K に達する
岩石蒸気と雲(?) 自転と公転が同期 数日で自転し, 公転 中心星にいつも同じ面を向けている 夜昼間対流? 謎が多い, これからの課題(きっと面白いに違いない)
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まとめ 惑星を持つ様々な惑星には様々な表層環境, 気象現象が形成. 地球と似たものもある.
地球では見られない特有の「おもしろい」「謎の」現象もある.
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まとめ 惑星を持つ様々な惑星には様々な表層環境, 気象現象が形成.
地球と似たものもある. 地球では見られない特有の「おもしろい」「謎の」現象もある. 以後の講義では, 主に地球を題材にするが, これら色々な惑星の大気を考える上でも役に立つ考え方のいくつかを学ぶ.
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気温の変化 IPCC(2007)
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二酸化炭素濃度の変化 CO2増加の原因は化石燃料の利用 ではなぜ, 大気中の二酸化炭素の増加が温暖化を引き起こす?
(IPCC AR4 WG1 報告書 政策決定者向け要約(気象庁訳)(2007)より引用)
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地球型惑星 地面がある 固体表面を持つ 幾何学的に「薄い」大気 大気の厚さ << 惑星半径 462℃ 15℃ -55℃
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講義の内容 8月27日(水)3-4限、28日(木)1-3限 トピックス 放射 静水圧平衡 鉛直構造 パノラマ太陽系 大循環? 研究?
温室効果 静水圧平衡 熱力(断熱減率) 鉛直構造 パノラマ太陽系 大循環? 研究? 東西平均断面 ジェット気流 温度分布 ハドレー循環 Held Schneider?
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何を話すのか? 大気の運動や構造を支配している物理法則について できるだけ平易に… するつもりで… 解説 物理に対するイメージ
天体の運動の場合には,リンゴが木から落ちる法則と同じ法則にしたがっている.(万有引力の法則) 気象(大気の運動)は?・・・おそらく知らないでしょう できるだけ平易に… するつもりで… 解説 物理に対するイメージ 難解そうだが, とりあえずイメージから 日常目にしている現象が,地球規模の流れと同じ物理法則で説明される. 積極的に数式を使う(たいした式ではないので安心してください.)・・・数式の苦手な人は,論理を追いかけてください.
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第一回
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木星/土星大気の放射収支 太陽から吸収する熱<惑星が放射する熱 内部熱源の存在を示唆 地球では両者はほぼ等しい 地球 木星 土星
(W/m2) 地球 木星 土星 熱流量 緯度 (清水編, 1993; 松田, 2000)
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内部構造と大気 内部構造 大気=外側の「ガス層」 外側に H2+He のガス H2O, NH3, CH4 の氷からできたマントル
岩石+氷のコア 大気=外側の「ガス層」
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