コンピュータ・プラクティス Ⅰ 第1回 スタイル 水野嘉明

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1 コンピュータ・プラクティス Ⅰ 第1回 スタイル 水野嘉明
コンピュータプラクティスⅠ 第1回 スタイル 水野嘉明 スタイル

2 本日の内容 はじめに レポートの構成 演習の準備 ページ設定 スタイル セクション 表紙 ページ番号 参考文献 目次 文書テンプレート 本文
2

3 はじめに 自然科学は実験による検証が必要 結果を論文として公表 本科目の実験レポート ＝ 科学論文 レポートの体裁を整える方法 3

4 レポートの構成 （その１） 表紙 目次 第１章 序論 最初のレポートに使用する構成 第２章～ 実験 理論（観測、仮説） 測定（方法、結果）
第１章　 序論 第２章～ 実験 理論（観測、仮説） 測定（方法、結果） 考察（検証） 第○章 課題 第○章 結論 参考文献、索引、付録 最初のレポートに使用する構成 4

5 レポートの構成 （その２） 表紙 目次 第１章 目的 第２章 理論 第３章 実験方法 第４章 実験結果 第５章 考察と結論
第１章　目的 第２章　理論 第３章　実験方法 第４章　実験結果 第５章　考察と結論 第６章　課題 参考文献、索引、付録 後日、詳しく説明する 5

6 演習の準備 水野のサイトから ダウンロードすること
第１回資料の「例文」 （cp1-1x.txt） ＝ Wordの操作練習のための素材 ＝最初のレポートの土台 Wordで読み込む 念のため、「cp1-1x.docx」としてセーブ [Ｏｆｆｉｃｅ]ボタン→[名前を付けて保存] 6

7 演習の準備 Officeボタン 「印刷レイアウト」表示と 「アウトライン」表示の切り替え 7

8 演習の準備 [ホーム] → [段落]グループの [編集記号の表示/非表示] 8

9 演習の準備 Word／Windows のＴＩＰＳ ctrl-S ： 上書き保存 -- 忘れずに ctrl-Ｚ ： 元に戻す （取り消し）
ctrl-X、ctrl-C、ctrl-V ： カット、コピー、ペースト Alt-Tab：　ウインドゥの切り替え 9

10 演習の準備 Officeソフトについての注意 MSの Word/Excelのみではない （例：一太郎、Star Officeなど）
ファイル交換のためには、相手と同じフォーマットである事が必要 ⇒ 同じものに収束しやすい 10

11 ページ設定 用紙サイズ 通常、A4縦に横書き 余白 適当な余白がある方が読みやすい 文字数と行数 あまり窮屈にならないように
論文などでは、原稿用紙３枚分丁度（1200字）を１ページにすることも 11

12 スタイル 本文の書式を設定する 章、節などの見出しの書式を設定する 複雑なので、毎回は設定しない ⇒ テンプレートとして記憶する
複雑なので、毎回は設定しない ⇒ テンプレートとして記憶する （後日行なう） 12

13 演習１ （ページ設定） 例文のページ設定を行う [ページレイアウト]タブ → [ページ設定]グループの [サイズ] ／[余白]
[ページレイアウト]タブ → [ページ設定]グループの [サイズ] ／[余白] 用紙サイズ： Ａ４、縦 余白： 上 35mm 下・右・左 30mm 13

14 演習１ （ページ設定） 文字数、行数 [ページレイアウト]タブ → [ページ設定]グループ→ [ページ設定]ダイアログ ４０字、３６行程度

15 演習１ （スタイル） 例文の本文の書式 全選択（ctrl-A) → [ホーム] → [スタイル] の [標準]
MS明朝、10.5pt.を確認 違っていたら [標準]を右クリック → [変更] → [スタイルの変更]ダイアログの [書式]欄 15

16 演習１ （スタイル） 段落の先頭のみ１文字の字下げ
同ダイアログの [書式]ボタン → [段落] → 段落ダイアログ の [インデントと行間隔]タブ →「インデント」の 「最初の行」を「字下げ」 → 「幅」を「１字」 16

17 演習１ （スタイル） アウトラインを定義する 「第1章序論」の行にカーソル
「ホーム」→「段落」の「アウトライン」→「新しいアウトラインの定義」 「オプション」は表示する (①) 最初の「変更するレベル」は 「１」 (②) 17

18 演習１ （スタイル） ④ ② ③ ① ⑤ 18

19 演習１ （スタイル） 「番号書式」を 「第１章」の形にする (③) 注： 数字部分（灰色）はそのまま 19

20 演習１ （スタイル） 「レベルと対応付ける見出しスタイル」を 「見出し１」とする (④) 「すべてのレベルに設定」ボタンを押す (⑤)
「すべてのレベルに設定」ボタンを押す (⑤) ３つの数値をすべて「0mm」とし、「OK」を押す 20

21 演習１ （スタイル） 「変更するレベル」を「２」とする (②) 「レベルと対応付ける見出しスタイル」を 「見出し２」とする (④)
レベル３についても、同様 （②④) 21

22 演習１ （スタイル） 見出し１の書式を設定する 見出し１：MS Pゴシック、26pt、 段落前後の間隔1.5行
[スタイル]グループの [見出し１]を右クリック → [変更] → [スタイルの変更]ダイアログ の「書式」欄 同ダイアログ → [書式]ボタン → [段落] → [間隔] 見出し１：MS Pゴシック、26pt、 段落前後の間隔1.5行 22

23 演習１ （スタイル） 見出し２の書式を設定する 見出し２：MS Pゴシック、16pt、 タブ4文字
[見出し２]を右クリック → [変更] → [スタイルの変更]ダイアログ の「書式」欄 同ダイアログ → [書式]ボタン → [タブとリーダー] → [タブ位置]に「４」→「設定」 見出し２：MS Pゴシック、16pt、 タブ4文字 23

24 演習１ （スタイル） 各見出し行の書式スタイルを設定 見出し行にカーソルを合わせる
[スタイル]グループのスタイル一覧から、[見出し１]／[見出し２]を指定 余分な文字を消す 見出し１の前後は、余計な改行を消す 24

25 演習１ （スタイル） 注： 「段落」ダイアログではインデントが指定されていないのに、見出しの先頭にインデント（字下げ）がある場合がある。 （バグか？） ルーラを表示 → ルーラで字下げ調整 → スタイル一覧で右クリック → 「選択箇所と一致するように見出しXを更新する」 25

26 演習１ （スタイル） 「参考文献」、「付録」 の各行は、番号なしの見出し１とする （文字サイズを大きくしただけでは、目次に入らない）
[見出し１] にする → backspaceにて 「第ｎ章」の番号を消す 26

27 演習１ （スタイル） 見出しスタイルの確認 画面左側の「見出しマップ」の内容をチェックする
[表示]タブ → [表示／非表示]グループの [見出しマップ]をチェック 27

28 演習１ （スタイル） 見出しマップが右のようになっていれば、OK 28

29 セクション セクションを使用すると、同じページ内または複数のページ間で、レイアウトを変更できる
セクション区切りを挿入することにより文書をセクションに分割する 両面印刷するため、各章は奇数ページ（見開き左側）から始める 29

30 演習２ 各章をセクションに分けよ [ページレイアウト]タブ → [ページ設定]グループの [区切り] → [奇数ページから開始]
[ページレイアウト]タブ → [ページ設定]グループの [区切り] → [奇数ページから開始] 注： 表紙の次には白紙を1枚入れ（改ぺー ジ）、そこにセクション区切りを挿入 注２：目次ー図目次－表目次は、分けない （[改ページ]を用いる） 30

31 表紙 科目名、題目 （例えば、「コンピュータ・プラクティスⅠ 実験レポート」など） 課題名 執筆者の学籍番号及び氏名 作成年月日 ページ罫線
科目名、題目 （例えば、「コンピュータ・プラクティスⅠ 実験レポート」など） 課題名 執筆者の学籍番号及び氏名 作成年月日 ページ罫線 31

32 バランスよく配置されるよう、文字サイズや行間隔を調節する
ページ罫線 32

33 演習３ 表紙を作成せよ [ホーム]タブ → [フォント]／[段落] など
[ページレイアウト]タブ → [ページの背景]グループの [ページ罫線] (注）１ページ目のみにするのを忘れずに 33

34 ページ番号 本文にページ番号を振る 表紙にはページ番号は振らない 目次は、 本文と続き番号にするか
または、ローマ数字（ⅰ,ⅱ,ⅲ,・・）等で別のページ番号とする 34

35 演習４ ページ番号を振る 表紙には振らない 目次と本文は続き番号 ページの下部中央に 35

36 演習４ セクション２（目次）にて、 [挿入]タブ→[ヘッダーとフッター]グループの[フッター]→[フッターの編集]→[前と同じヘッダー/フッター]をオフにする [ヘッダーとフッター]の[ページ番号]→[ページの下部]→[番号のみ２] [ヘッダーとフッター]の[ページ番号]→[ページ番号の書式設定]→[開始番号]を１から 36

37 奇数ページから開始の確認 [印刷プレビュー]で確認 必要に応じて[改ページ]を挿入 [Office]→[印刷]→ [印刷プレビュー] 37

38 参考文献 推論の根拠／前提条件として引用した文献のリスト 参考文献は、本文中で引用（または参照）される 38

39 参考文献 推論 ジョンは犬である 実験（観察）により確認された事実 参考文献で示す 犬は哺乳類である 既に事実として認められていること
故にジョンは哺乳類である 推論による結論 39

40 参考文献 参考文献の書き方例 参考文献リスト [1]上原 稔 “コンピュータ・プラクティスⅠ実験教材”，
www2.toyo.ac.jp/~uehara/edu/realm/cp1-2008 [2] 上原 稔 「情報処理基礎」 ムゲンダイ出版、2003 40

41 参考文献 参考文献の書き方例 本文中の参照・引用 本実験の対象システムは文献[1]の実験1である。
「自然科学は実験による検証を必要とする」(上原[2]) 41

42 参考文献 引用文の書き方 引用した文（他人の文章）と地の文（自分の文章）は、きちんと区別する テキストや文献、Webサイトの文章を引用する場合、引用とわかるように書く 42

43 「自然科学は実験による検証を必要とする」(上原[2])
参考文献 引用文の書き方 引用文が短い場合と長い場合で 異なる 短い場合、本文中に 「 」 を使って 引用する 長い場合、前後１行の空白行と左 右に各２～４字を空ける 「自然科学は実験による検証を必要とする」(上原[2]) 43

44 参考文献

45 演習５ 参考文献を作成し、文中で参照せよ 参考文献リスト 参照箇所 （「2.1 理論」冒頭）
コンピュータ・プラクティス Ⅰ 演習５ 参考文献を作成し、文中で参照せよ 参考文献リスト 参照箇所 （「2.1 理論」冒頭） [ホーム]→[段落]の[段落番号]矢印→大括弧[ ] または [新しい番号書式の定義] 必要に応じて「自動的に番号を振る」 [挿入] → [リンク]の[相互参照] → 「番号付きの項目」／「段落番号」／対象文献を選択 → [挿入] 45 スタイル

46 目次 見出しを作成しておくと、目次が自動的に生成される 「目次」「表目次」などは、目次には入れたくないので、「見出し１」にはしない
「参照文献」「付録」は目次に入れたいので、番号のない「見出し１」とする どちらも、 MS Pゴシック、26pt 46

47 演習６ 目次を作成せよ [参考資料]タブ → [目次]グループ
更新は [参考資料]タブ → [目次]グループ の[目次] → [自動作成の目次２] → “目次”の文字を適当に整理、サイズ等を指定 [参考資料]タブ → [目次]グループの [目次の更新] 47

48 文書テンプレート フォント、書式、スタイルなど、文書の基本的な設定を記憶する 新規作成時に、テンプレートを選択できる （後日、作成する）
48

49 本文 「だ・である」調を用いる 数字は、基本的に半角 段落の先頭のみ１文字の字下げ （「標準」スタイル） 49

50 ファイルの保存 作成した文書は、忘れず保存する 新規の保存 上書き保存 [Ｏｆｆｉｃｅ]ボタン→[名前を付けて保存] Ctrl - S 50

51 次回の予定 クリップアート オートシェイプ スナップショット 図のレイアウト 数式 ★ 本日のファイルを使用する 51
コンピュータ・プラクティス Ⅰ 次回の予定 クリップアート オートシェイプ スナップショット 図のレイアウト 数式 ★ 本日のファイルを使用する おそらく時間が余るので、次の「グラフと表」に進む 51 スタイル

52 お疲れさまでした