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星間物理学 講義1の図など資料: 空間スケールを把握する。 太陽系近傍から 銀河系全体への概観、 観測事実に基づいて太陽系の周りの様子、銀河系全体の様子を概観する。それぞれの観測事実についての理解はこれ以降の講義で深める。 2010/10/05.

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1 星間物理学 講義1の図など資料: 空間スケールを把握する。 太陽系近傍から 銀河系全体への概観、 観測事実に基づいて太陽系の周りの様子、銀河系全体の様子を概観する。それぞれの観測事実についての理解はこれ以降の講義で深める。 2010/10/05

2 太陽系のある銀河系(天の川銀河)の推定図
銀河系の中のガスの観測などからわれわれはこのような形の銀河の中にいると推定されています。

3 太陽系近傍のダストの分布の様子 : Hipparcos 衛星の観測による年周視差で太陽からの距離のわかっている星(up to 200pc)について 赤化量を求めてそれぞれの方向についてダストの柱密度を推定する。ガス・ダスト比を用いてガスの柱密度へと焼きなおす。 Frisch et al. 2007, Space Sci Rev, 130, 355

4 太陽系近傍の中性ガス(T<1000K)の分布の様子 : Local bubble
Hipparcos の観測による年周視差で太陽からの距離のわかっている星について NaI D-line (5890A) の吸収線の深さから中性ガスの柱密度を測定。太陽の周りのそれぞれの方向について中性ガスの分布を出す。 Sfeir et al. 1999, A&A, 346, 785

5 太陽系近傍の中性ガス(T<1000K)の分布の様子 : Local bubble
銀河面上の方向 銀河面に垂直の方向 Lallement et al. 2003, A&A, 411, 447 似たような仕事: Paresce 1984, AJ, 89, 1022 Vergely et al. 2001, A&A, 366, 1016

6 太陽系近傍の高温度ガスの分布の様子 : Local Bubble
keV のソフトX線の全天マッピング観測によって得られた高温ガスマップ。高温ガスは一様な温度を持って分布している、強度は視線方向の深さによって決まる、と仮定して求めた。 Snowden et al. 1990, ApJ, 354, 211

7 太陽系近傍の高温度ガスの分布の様子 : North Polar Spur
ROSAT 衛星のソフトX線の全天マッピング観測によって得られた高温ガス(密度0.004個/cm3 温度10^6-7K と推定される)のマップ。 Snowden et al. 1995, ApJ, 454, 643 Snowden et al. 1997, ApJ, 485, 125

8 太陽系近傍の高温度ガスの分布の様子 : North Polar Spur
kT=0.3keV (T= 3e+6 K) のプラズマのスペクトルモデルでよく記述される。 Miller et al. 2008, PASJ, 60, S95

9 太陽系近傍の高温度ガスの分布の様子 : North Polar Spur 電波連続波観測から得られたシンクロトロン放射の分布
Haslam et al. 1982, A&AS, 47, Reich et al. 2001, A&A, 376,

10 太陽系近傍の高温度ガスの分布の様子 : Local Bubble – North Polar Spur
隣のバブルにぶつかる境界が見えている? (銀河中心付近からのアウトフローを見ているという説もあり。)

11 太陽系近傍のHI ガスシェルの分布の様子 :
Huthoff & Kaper 2002, A&A, 383, 999 ただし元のデータは Heiles 1979, 1984

12 広い視野の CO 分子輝線探査で明らかになった太陽系近傍の分子雲の分布。
太陽系近傍の分子ガスの分布の様子 : 広い視野の CO 分子輝線探査で明らかになった太陽系近傍の分子雲の分布。 Dane et al. 1987, ApJ, 322, 706

13 太陽系近傍の星、星形成領域、などなどまとめ
緑:分子雲 水色:個々の星 オレンジ:星団 赤:超新星残骸

14 太陽系近傍の星、星形成領域、などなどまとめ
Gum Nebulae (Ha) Cygnus Loop (Ha upper, Xray lower)

15 太陽系近傍の星、星形成領域、などなどまとめ

16 HI ガスの分布から見た銀河系の構造 銀河系平面からずれている様子。= “ warp “
Oort et al. 1958, MNRAS, 118, 379

17 HII 領域の分布から見た銀河系の構造 星形成領域(HII領域, 分子雲)の分布、銀河回転を仮定して距離を推定している。星の明るさで距離を確認。方向と合わせて銀河系内での位置を推定した結果。 銀河系平面からずれている様子。= “ warp “ Russeil 2003, A&A, 397, 133 初期の仕事: Georgelin&Georgelin 1976, A&A, 49, 57 似たような仕事: Paladini et al. 2004, MNRAS, 347, 237 励起パラメータが大きい(=たくさんの若い星を持つ)領域を大きい印でプロットしてある。

18 HI ガスシェルの分布から見た銀河系の構造
McClure-Griffiths et al. 2002, ApJ, 578, 176

19 分子ガス(CO)の分布から見た銀河系の構造
Dane et al. 1987, ApJ, 322, 706

20 さまざまな波長で見た銀河 銀河の中にある星の分布 ~目で見えている銀河の「形」 銀河の中で星を盛んに作っている領域の分布
 銀河の中にある星の分布 ~目で見えている銀河の「形」  銀河の中で星を盛んに作っている領域の分布   銀河の中のガスの分布 ~星を生み出す材料

21 となりのアンドロメダ銀河 銀河系から230万光年はなれたところにあるアンドロメダ銀河。横から見ているが銀河系と似た円盤の形を持つ銀河。

22 外から見た銀河で想像する:アンドロメダ銀河のガスの構造
Nieten et al. 2006, A&A, 453, 459

23 外から見た銀河で想像する:M33 の中の HII 領域、星形成領域、HI ガス
Ha+GALEX Thilker et al (ApJ, 619, L67) 右:HI(blue) + Ha(red) + optical (yellow)  左:HIガスの速度場


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