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ドラッグフリー技術の検討状況 2006.5.11 JAXA 石川 毅彦.

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1 ドラッグフリー技術の検討状況 2006.5.11 JAXA 石川 毅彦

2 光共振型とドラッグフリー 便宜上、 重力(波)・ドラッグ:右から 人工的な力:左から 表す 衛星A 衛星B 反ドラッグA 反ドラッグB
距離一定 ドラッグA 重力(波)A 衛星A     ミラーA (フィードバック有り) 重力(波)B 反ドラッグB 重力(波)A重力(波)B     ミラーB (フィードバック無し) 便宜上、 重力(波)・ドラッグ:右から 人工的な力:左から 表す 反ドラッグA

3 必要となる要素技術 ☆測距 ・浮遊ミラーと衛星間の相対位置 静電容量 or 光学式 ・浮遊ミラー間距離(FP干渉計から?) ☆アクチュエータ
  ・浮遊ミラーと衛星間の相対位置    静電容量 or 光学式   ・浮遊ミラー間距離(FP干渉計から?) ☆アクチュエータ 1)非接触浮遊ミラー移動機構    ー 初期の浮遊ミラー位置の設定    ー 浮遊ミラー間距離の調整 2)スラスター   ドラッグフリーのため微小な推力を発生させるスラスター

4 非接触浮遊ミラー移動機構 使用する力 ×磁力 クーロン力 100kgの浮遊ミラーの位置制御に十分か?
 ×磁力 衛星が持つ磁気モーメント、惑星間の磁気、などによる雑音が懸念される。  クーロン力  100kgの浮遊ミラーの位置制御に十分か? 

5 非接触浮遊ミラー移動機構 150mm -10KV 1cm 電極(6) 10mg 浮遊ミラー 浮遊ミラー 金属コート 地上でのクーロン力による
位置制御(浮遊)

6 検討の前提 衛星(1台)重量 ・・・1000kg 浮遊ミラー重量 ・・・100kg(φ1m) 衛星にかかる推力・・・約40μN
(石英(2.6g/cm3)とすると厚さ約130mm) 衛星にかかる推力・・・約40μN (歌島氏提案の軌道による)  → 浮遊ミラー移動に必要な力 約4μN

7 地上での浮遊位置制御との比較 地上 DECIGO 浮遊物質量(m) 10(mg) 100(kg) 107倍 加速度(a) 9.8(m/s2)
10-9倍 電極間距離(L)  1(cm)    15(cm)   10倍 浮遊物の電荷(Q) 10-10(C) QVを地上の1/10 にできる。 制御電圧(V) 104(V) クーロン力で制御可能の見通し 帯電量の制限の有無?

8 ドラッグフリー今後の検討課題 測距機能   調査/トレードオフ ドラッグフリースラスタ(μNスラスタ)   調査

9 JAXAでの大気球を利用したドラッグフリー実験
5/27 #1実験実施予定

10 特定領域(申請中)の課題 1.目的 FP-DECIGOに必要なドラッグフリー/ミラーのフィードバック制御について基礎的な技術開発を行う。
2.研究項目 ドラッグフリー用センサー・アクチュエータの開発 地上シミュレータによる動作のデモ

11 特定領域研究(提案内容) ドラッグフリー用センサー・アクチュエータの開発 地上シミュレータによる動作のデモ ※試作、単体機能試験
 ※試作、単体機能試験 ★測距センサー   ☆ミラー非接触位置制御アクチュエータ ☆スラスター  ※成果をDECIGOーPF及び川村先生の地上シミュレーターへ供給(FY22) 地上シミュレータによる動作のデモ  ☆ドラッグフリー/初期位置決め(ロックアクイジション)/proof Mass間距離及びアライメント調整   ・1D/2Dシステム(地上研究)

12 地上シミュレータ Proof Mass位置決め/アライメント (磁場/静電場) 位置検出(干渉計or静電容量式変位計)


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