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bCALET-2で観測されたシャワーの 粒子識別解析

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Presentation on theme: "bCALET-2で観測されたシャワーの 粒子識別解析"— Presentation transcript:

1 bCALET-2で観測されたシャワーの 粒子識別解析
早大理工研  仁井田多絵,鳥居祥二,笠原克昌,          小澤俊介,赤池陽水,宮本浩輝,       相場俊英,甲斐友一朗,他bCALET-2チーム

2 研究背景・目的 bCALET-2 : 高度35kmで約12000イベントを観測 飛跡再構成、電子・陽子の識別
10GeV~の電子フラックスの導出 256mm 解像型カロリメータ(IMC)   SciFi 4096本、W 7層 (3.58r.l.) IMC 飛跡再構成 全吸収型カロリメータ(TASC)   BGO 10本×6層 (13.4 r.l.)   TASC W (タングステン) BGO 25mm sq. SciFi 1mm sq. Plastic Sci. Electronics エネルギー測定 電子・陽子の識別

3 飛跡再構成 IMC シャワー軸候補点の選別 1. 各層から最大3点(>0.5MIP)を選別 2. 各点±1本(7,8層は±2本)の
最大発光点 2番目 3番目 2. 各点±1本(7,8層は±2本)の   輝度重み付き重心をとる TASC シャワー軸候補点の選別 1. 各層の最大発光点(>0.5MIP)を選別 2. 各点±1本の輝度重み付き重心をとる

4 飛跡再構成 No Yes No Yes D2が最小となる飛跡をシャワー軸に決定 各層の候補点を選択
(最低でもIMC3層、TASC1層を使用) S1 最小二乗法により、直線フィット その飛跡 は破棄 再構成した飛跡がS1を通過するか No Yes フィッティング精度(下式のD2)を計算 すべての組み合わせを考えたか No Yes D2が最小となる飛跡をシャワー軸に決定 Sxi : i層の飛跡通過点 xi : i層の飛跡候補点 σ : SciFi or BGOの幅 n : 使用した層の数

5 飛跡決定精度 角度誤差 飛跡決定例 (電子、23.9GeV) 84%の電子イベントについて 角度誤差5度以内
Δθ= cos-1 ( Sdir ・ Edir ) Sdir :シミュレーションでの入射方向ベクトル Edir : 再構成した飛跡のベクトル count 飛跡決定例 (電子、23.9GeV) Δθ[degree] 84%の電子イベントについて 角度誤差5度以内

6 電子・陽子識別(>10GeV) TASCにおけるシャワーの横広がりと、
transition curveのフィッティングによる最大発達点を使用 横広がり : 電子・・・シャワー軸付近に集中 (1RM に90%のエネルギー) count 電子:92.1% 陽子:12.8% 電子+γ 陽子+原子核 all エネルギーの重みを付けた横広がり :shower axis center :Deposit energy at j-th BGO crystal :Deposit energy at i-th BGO layer RM=2.4cm electron proton Energy Weighted Spread [cm]

7 電子・陽子識別(>10GeV) TASCにおけるシャワーの横広がりと、
transition curveのフィッティングによる最大発達点を使用 最大発達点 : 電子・・・陽子よりも早くシャワーが発達 Shower Maximum [r.l.] count 電子+γ 陽子+原子核 all Deposit Energy [GeV/r.l.] transition curve E0 : Energy t : depth in radiation length Shower Maximum Depth [r.l.]

8 電子・陽子識別(>10GeV) レベルフライトのデータから 電子候補 50イベントを選別 High_ELE Trigger 幾何条件
電子残存率 陽子混入率 幾何条件 100% 96.4% S1 < 3.2MIP 93.2% 91.0% RE < 2.4 cm 85.9% 59.6% 右図による電子・陽子弁別 電子残存率:74.9% 陽子混入率:6.40% レベルフライトのデータから 電子候補 50イベントを選別

9 フラックスの導出 N : 各エネルギー幅の粒子数 ΔE : エネルギー幅 t : 観測時間 SΩ : 幾何学的因子
cp : 陽子の混入率 (=0.0640) cγ : γ線の混入率 (=0.0788) εe : 電子の残存率 (=0.749)

10 観測結果 Preliminary 大樹町の緯度と経度におけるフラックス (シミュレーション) ※BETSとbCALET-1は三陸で観測
  →正確にはRigidity cutの位置が違う

11 まとめ bCALET-2実験の観測イベントを解析 → 10GeV以上の電子候補50イベントを選別 → BETSやbCALET-1の観測結果と
    矛盾しないフラックスを得た 今後の課題   → 10GeV以下の電子陽子識別   → より細かな補正 ・大気効果 ・エネルギー分解能 ・陽子除去率のエネルギー依存性 ・γ混入率のエネルギー依存性

12 END

13 ★幾何条件 ★S1におけるエネルギー損失 ←S1と、TASC1層目下面の 端から2.5cmより内側を通過 2010.3.22
電子 原子核

14 ★bCALET-1

15 ★実験データの横広がり・最大発達点


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