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モバイル通信システム(おまけ-1) 「タイタニック号と無線通信」 水野 「おまけー2」へ.

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Presentation on theme: "モバイル通信システム(おまけ-1) 「タイタニック号と無線通信」 水野 「おまけー2」へ."— Presentation transcript:

1 モバイル通信システム(おまけ-1) 「タイタニック号と無線通信」 水野 「おまけー2」へ

2 タイタニック号と無線通信 - 1 無線通信 1895年 イタリアのボローニャにてマルコにーが無線電信の実験に成功
1895年 イタリアのボローニャにてマルコにーが無線電信の実験に成功 英国でマルコニー社設立(母、アイルランド出身。知人多。) 1901年 英国ポールデューとカナダ ニューファンドランドとの間で大陸間無線通信実験に成功 海底電信ケーブルは既設  ⇒ 船舶通信 2019/5/17

3 タイタニック号と無線通信 - 2 国際会議 1902年 国際無線電信予備会議(ベルリン) 9カ国、43名 英国、イタリアは保留
1902年 国際無線電信予備会議(ベルリン) 9カ国、43名 海岸局・船舶局間の公衆通信 相互通信の義務 混信の回避義務、 使用波長、方式等の公示義務 遭難通信の受信義務と優先的取り扱い 英国、イタリアは保留 次回、1904年(日露戦争で中止) 2019/5/17

4 タイタニック号と無線通信 - 3 ベルリン国際無線電信会議 (1906.10.3-11.3) 海岸局・船舶局間の相互通信義務の確立
          ( ) 海岸局・船舶局間の相互通信義務の確立 使用周波数;海岸局-200/600m、船舶局-300m、別に長距離業務用波長 遭難通信を最優先とし、受信応答義務を指定。SOS信号などの制度確立 それまではマルコニー社制定(1904年)の“CQD”のみ SOE; ドイツ、 ND;アメリカ  ⇒ SOE ⇒ SOS 無線電報料金の構成、海岸局・船舶局の料金最高限度額の決定 2019/5/17

5 タイタニック号と無線通信 - 4 ロンドン国際無線電信会議 (1912.6.4-7.5) 36カ国、116名 船舶局間相互通信義務の一般化
         ( ) 36カ国、116名 船舶局間相互通信義務の一般化 固定局間電報の交換義務 海岸局、船舶局の波長使用区分の一部変更、船舶局に海岸局用と船舶局用の両波併用を義務化 ワシントン電気通信予備会議 (1920) 国際電気通信会議準備技術会議 (1921) ワシントン無線電信会議(#3) (1926) マドリッド無線電信会議(#4) (1932) 国際電気通信連合発足 カイロ無線通信中官庁会議   (1938) モスコー電気通信予備会議 (1946) 2019/5/17

6 タイタニック号の遭難 - 1 キュナード社とホワイトスター社 北大西洋航路 “ブルーリボン賞” 欧州・北米間でスピードを競う
最大手; キュナード社(QE-II所有) 新 興;  ホワイトスター社(社長;イズメイ) “ブルーリボン賞” 欧州・北米間でスピードを競う モリタニア号(キュナード社) 新興のホワイトスター社は豪華さを売りに 豪華客船3隻建造 オリンピック号、タイタニック号、ブリタニック号 2019/5/17

7 タイタニック号の遭難 - 2 タイタニック号(総登記簿トン数(GRT);45,324t) 船長 スミス (尚、イズメイ社長も乗船)
船長 スミス (尚、イズメイ社長も乗船) 通信士 ジャック・フィリップス、ハロルド・ブライド 無線設備 1.5kWロータリーコンバータ、 350マイル(560km) 客室/客員 (1/2/3等) 333/207/222室、 735/674/1026人 計、762室2435人 2019/5/17

8 このつづきは次回お楽しみに。 ビデオ上映も・・・。 2019/5/17

9 乗組員 船長: エドワード・ジョン・スミス ホワイトスター社 社長: J.ブルース・イズメイ 通信士: ジャック・フィリップス(左)
 エドワード・ジョン・スミス ホワイトスター社 社長:   J.ブルース・イズメイ 通信士:   ジャック・フィリップス(左)   ハロルド・ブライド(右) 2019/5/17

10 処女航海にでるタイタニック号 2019/5/17

11 2019/5/17

12 2019/5/17

13 2019/5/17

14 2019/5/17

15 2019/5/17

16 2019/5/17

17 タイタニック号の遭難 -2:船出- 1912.4.10 英国サザンプトン出航 1912.4.10 仏シェルブール寄港
英国サザンプトン出航 仏シェルブール寄港 アイルランド クイーズタウン寄港 ①キャロニア号:49-50W,42Nに氷山 (43:50W.43:35N) :42 ②バルチック号;41:51N,49:52W氷山 (45:50W,42:35N) 13:45 ③アメリカ号からワシントンDCへ 41:27N、50;08Wに大きな氷山 2019/5/17

18 タイタニック号の遭難 -2:船出- 19:30 ④カリフォルニア号からアンティリアン号ヘ 18:30 42:03N, 49:09W大きな氷山
19:30 ④カリフォルニア号からアンティリアン号ヘ 18:30 42:03N, 49:09W大きな氷山 21:00頃 クローネスト(見張り番にて) 「大凪だ」。気温43F(日暮れ)が33F(21時。0C) 21:45 ⑤メサバ号からタイタニック号へ 「メサバ号よりタイタニック号ならびに東行きの全ての船舶へ、42~41:25N 49~50:30Wの範囲の浮氷情報を伝える。沢山の氷結のかたまりと、無数の大氷山が目撃された。浮氷原もあり。天気は良好、快晴」 XX:ZZ ⑥ラッパハノック号から(信号灯) 「大きな浮氷原といくつかの氷山をたった今、通り抜けた」 「メッセージを拝受した。ありがとう。つつがない夜を祈る」 2019/5/17

19 タイタニック号の遭難 -3:航海- 43 N 42 41 40 39 52 51 50 49 48 47W 81.4km 111.3km 4
CARIFORNIAN TITANIC CARPATHIA PARISIAN MOUNT TEMPLE BIRMA FRANKFURT 3 4 5 2019/5/17

20 タイタニック号の遭難 -4:衝突- 23:00頃? カリフォルニアン号(エヴァンス通信士)とタイタニック号(フィリップ通信士)
「われわれは氷に取り囲まれ、身動きできなくなっている。」 「邪魔だ。黙れ。こっちの信号が送れないじゃないか。ケープレースと通信しているんだ」 23:40 氷山と衝突。浸水開始。 CQDとSOSを混在して送信 2019/5/17

21 タイタニック号の遭難 -4:衝突- カーパシア号(キュナード社) コタム通信士; MGY(タイタニック): コタム; MGY ;
「ケープ・コッドからの電報がたまっているのを知ってるかい」 MGY(タイタニック): 「It’s a CQD OM 氷山にぶつかった」 コタム; 「船長に知らせたほういいか?助けがいるか?」 MGY ; 「早き来てくれ」 02:20 タイタニック沈没 2019/5/17

22 2019/5/17 時刻 タイタニック号 カリフォルニアン号 マウント・テンプル号 カルパシア号 ホワイトスター汽船 速度:22ノット
時刻  タイタニック号 カリフォルニアン号 マウント・テンプル号 カルパシア号           ホワイトスター汽船 速度:22ノット 船長:E・J・スミス 通信士:H・ブライド(生還)、J・フィリップス(※1) リーランド汽船 速度:13ノット 船長:S・ロード 通信士:S・エヴァンス タイタニック号との距離:19海里 カナダ籍の船 速度:11ノット 船長:J・H・ムーア 通信士:デュラント タイタニック号との距離:14海里(※2) キューナード汽船 速度:14ノット 船長:A・H・ロストロン 通信士:H・T・コタム タイタニック号との距離:58海里 22:55 レース岬と無線交信中のためカリフォルニアン号の警告を"うるさい!"と無視する。 通信士エヴァンスはタイタニック号に氷山の警告をするが無視される。 23:30 エヴァンス、無線機の電源を切り床につく。 23:40 氷山に衝突 0:15 最初のCQD(遭難信号)を発信 通信機が切られてるため遭難信号を傍受できず! 直後に遭難信号を受信 0:25 船位置修正して再発信 いったんタイタニック号に向けて進路変更したがムーア船長が氷山を恐れて船を停止。照明も全て消し死んだふりをする。 遭難信号を受信。直後に万全の体制を整え、全速力でタイタニック号へ向かう! 0:45~1:20 四等航海士ボックスホールは計8発の信号弾を打ち上げた。 甲板から数人の乗員が信号弾を目撃しているが、誰も重要視せず! 数人が信号弾を目撃するも、全く無視! 2:20 完全に沈没 タイニック号が真っ二つに裂ける時の大きな音を聞いたと証言する者がいた。 2019/5/17

23 時刻  タイタニック号 カリフォルニアン号 マウント・テンプル号 カルパシア号 3:30 救命ボートからカルパシア号の信号弾を目撃 信号弾を発射 4:10 最初のボート(2号)が救助される 最初のボート(2号)を救助する 4:30 ようやく現場近くに到着。しかし7:30まで何もせず。 5:40 マウント・テンプル号からタイタニック号の遭難を知らされる。 カリフォルニアン号に事故の事を無線連絡。 7:30 現場近くでマウント・テンプル号と遭遇。 現場近くでカリフォルニアン号と遭遇。 8:30 最後のボート(12号)が救助される 救助活動を終えたカルパシア号と遭遇。 最後のボート(12号)を救助する。直後にカリフォルニアン号と遭遇。 時刻 ※1・・・無線通信士ジャック・フィリップスは、転覆した救命ボート(エンゲルハルト・ボートB号。ライトラーも乗っていた)に救い上げられたが、カルパシア号が到着する寸前に極度の疲労で死亡している。 ※2・・・マウント・テンプル号のムーア船長は、タイタニック号とは、49海里離れていたと証言している。上表の内容は、後日、乗組員だった者からの告白文に基づいている。 ※海里・・・1海里は約1852メートル。 2019/5/17

24 2019/5/17

25 タイタニック号の遭難 -5:人物- デービッド サーノフ 細野正文 災害 アメリカ・マルコニー社 社員。 当時21歳。
デービッド サーノフ アメリカ・マルコニー社 社員。 当時21歳。  01:00前後 タイタニック遭難の無線電信を傍受。ニューヨークにて。 後にRCA社 社長に就任 細野正文 細野晴臣(元YMO)の祖父 明治3年新潟県保倉村(現上越市)に生まれる 明治29年東京高等商業学校(現一橋大)卒業後、三菱合併社入社 明治30年鉄道作業局(現JR) 明治43年鉄道事業研究の為、ロシアに留学。帰路、欧州歴訪。 「天気快晴、午前七時起床、八時朝食、二時昼食、六時夕食、其間読書シタリ運動シタリ或ハ自室ニテ平臥ナドシテ日送ル。夜十時床ニ入リ読書シナガラ梢々睡眠フシ夢現ノ時船ガ何カニ突キ当リタル心地セルモ別段氣ニ止メズ」 災害 675名救助、1500名死亡 2019/5/17

26 2019/5/17

27 2019/5/17

28 2019/5/17

29 END 2019/5/17

30 タイタニック号の遭難 -1- A; B; C; D; E; F; G; H; I; J; K; L; 2019/5/17

31 タイタニック号の遭難 -3:航海- 43 N 42 41 40 39 52 51 50 49 48 47W 81.4km 111.3km
CARIFORNIAN 82.7km MOUNT TEMPLE TITANIC PARISIAN 84.0km CARPATHIA BIRMA 85.3km FRANKFURT W 2019/5/17


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