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第4回(通算20回) ライフサイクルと 社会福祉.

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1 第4回(通算20回) ライフサイクルと 社会福祉

2 お詫びと説明 シラバスでは、以下の内容を予定していた 児童・家庭に対する支援 障害者に対する支援 高齢者に対する支援 よくよく考えた結果、
子どもには、こう接したら良い 認知症の人には、こう話しかけたら良い といった、ハウツーの話よりも、 伝えるべき事があるのではという結論に

3 ライフサイクル 人の一生にみられる規則的な変化のパターン エリクソンの心理社会的発達論

4 ライフコース 個人が経験した出来事(ライフイベン ト)を中心にして、人生を捉えること

5 ライフサイクルでみられる 精神保健上の問題
乳幼児期 学童期 思春期 青年期 中年期 老年期 遺伝性疾患 在胎・ 出生時障害 (親) 産後うつ マタニティーブルーズ 児童虐待 発達障害 不登校 いじめ 非行 少年犯罪 摂食障害 統合失調症 気分障害 モラトリアム ニート 自殺 アルコール依存症 DV 認知症 心気症 要介護 高齢者虐待

6 ライフサイクルでみられる 社会福祉上の問題
リストラ →貧困、離婚、うつ病、自殺… 交通事故に巻き込まれる →身体障害、高次脳機能障害、離職… がん、心疾患、脳血管障害 子どもの育児や親の介護 災害

7 障害があるから生活困難? 健常だから自立生活できる?
経済的自立 身体的自立 生活的自立        依存? 社会的自立 精神的自立 自立=自分一人で何でもやっていく人?

8 重要:国際生活機能分類(2001)

9 障害の捉え方 障害がある≠依存 ≠不幸 生活機能:人が生きていくための機能全体 心身機能:体の働きや精神の働き
活動:ADL・家事・職業能力や屋外歩行 といった生活行為全般 参加:家庭や社会生活で役割を果たすこと 障害がある≠依存       ≠不幸

10 自立と依存は対立しない 「自立している人」と言われがちな人ほど、 あちこちの人と、頼ったり頼られたりの相 互依存の関係をたくさん持っている
自立している人=他人に上手に依存できる ×少ない相手に多くのことを依存 ○たくさんの相手に少しずつ依存

11 Social Support 個人が他者から得られる様々な形の援助

12 Social Support 個人が他者から得られる 様々な形の援助 知覚されたサポート 実行されたサポート 道具的・情報的 情緒的・評価的
道具的・情報的 情緒的・評価的 知覚されたサポート サポートの利用可能性 実行されたサポート 実際に受けることの できたサポート

13 弱い紐帯の強さ Strength of weak ties
M,Granovetter(1973) 価値ある情報の伝達やイノベーションの 伝播においては、家族や親友、同じ職場 の仲間のような強い紐帯よりも、 ちょっとした知り合いや知人の知人の ような弱い紐帯 が重要である

14 援助行動の促進・阻害 では、なぜ障害が特にない人に対して、 同じような接し方をしないのか?
ある意味で、子ども・高齢者・障害者は 援助されやすい 目に見えて援助を必要している 援助側が、相手の立場に共感(同情)しやすい 援助側にとって、「いいことをした」という メリットが生じる 力関係が、援助側>障害者等だから では、なぜ障害が特にない人に対して、 同じような接し方をしないのか?

15 援助行動の促進・阻害 援助行動が生起するかしないかは、援助を 必要とする側の責任が大きく影響する 援助を必要とする側は悪くない
→共感や同情が生起し、援助行動が促進 援助を必要とする側が悪い →怒りなどが生起し、援助行動が抑制

16 援助行動の促進・阻害 被援助者側の要因も影響する デモグラフィック要因 ネットワーク変数 パーソナリティ変数
性別、年齢、収入、教育など ネットワーク変数 ソーシャルサポート、事前の被援助体験 パーソナリティ変数 自己開示、自尊心、帰属スタイル(原因帰属) 個人が抱えている問題の深刻さ、症状

17 厚生省(2000)社会的な援護を要する人々に対する社会福祉のあり方に関する検討会
近年、社会福祉の制度が充実してきたにもか かわらず、社会や社会福祉の手が社会的援護 を要する人々に届いていない事例が散見 社会経済環境の変化に伴い、新たな形による 不平等・格差の発生や、共に支え合う機能の 脆弱化が指摘 現代における社会問題や生活問題が重複・複 合化し、「見えにくい」諸問題がある

18 現代社会の社会福祉の諸問題 貧困・格差などの問題が社会・生活の様相の変化と相まって、大きな社会的テーマとなっていく 上:社会的排除
下:社会的孤立 引用:厚生省(2000).社会的な援護を要する人々に対する社会福祉のあり方に関する検討会 報告書

19 制度の谷間 福祉制度は、もと もと「困難を抱え た誰か」のために 作られた
それが固定化する と逆に「制度」が 人を選ぶ。 ―その「制度」が 認めたタイプの人 しか助けない― ことが生じる。

20 制度の谷間 困っている人を助けようと思う 次に「誰から助けるべきか?」を考える
ほとんどの場合、人は、わかりやすく目に 見えるタイプの困難を抱えた人から助ける。 「見えにくい障がい」、「理解されにくい 悩み」、「共有されにくいストレス」など で困難を抱えている人は後回しにされる。 ここに「谷間」ができる。

21 社会的孤立から、生活のしづらさが 生じる 雇用の問題:低収入・不安定就労 住まいの問題:家で支援が難しい場合 生活支援のサービスの問題
福祉サービスを利用したくない者の多さ 利用できない? 福祉サービスを知らない? 福祉サービスでは補えない? 教えてくれる、支えてくれる人がいなかった

22 Clarke,D(2014)社会的孤立の要因 社会経済的な促進要因 (年齢・性別・人種・障害・地位・所得等) 個人要因 地域要因 社会要因
遺伝 健康度 性格特性 自信 信条 コミュニティへの アクセス 家族、友人等との つながりの選好 地域経済 人口・家族構成の変化 政治風土 経済的文脈・政策 メディアの影響 ライフコースの移行 (いじめ経験、転居、失業、離婚、精神疾患等)

23 文化心理学的にみた 人間一般への信頼度 適応論 日本人の方が他者への信頼度が低い 日本人は、アメリカよりも「個人主義的」
進化過程では、環境に適応的な身体や行動を 持った生物が生き残り、それ以外は淘汰される。 それと同様に、人の行動や心理も社会に適応し て得てきたものとする理論 日本人の方が他者への信頼度が低い 日本人は、アメリカよりも「個人主義的」

24 閉じた社会・開かれた社会 日米の一般的信頼の差は、異なる社会構 造にそれぞれ適応した結果
アメリカ:よそ者を受 け入れ、他者を信じる 方がよりよい報酬を得 られる可能性 日本:新しい関係を求め る必要がなく、他者を信 じることが重要でない 日米の一般的信頼の差は、異なる社会構 造にそれぞれ適応した結果


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