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第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
安東正樹,川村静児,船木一幸,高島 健, 坂井真一郎, 神田展行,佐藤修一,植田憲一,武者満,森脇成典,田中貴浩, 山川宏, 高橋龍一,中村卓史,坪野公夫,沼田健司,瀬戸直樹, 青柳巧介,我妻一博,阿久津智忠,阿久津朋美,浅田秀樹, 麻生洋一,新井宏二,荒瀬勇太,新谷昌人,井岡邦仁,池上健, 石川毅彦,石徹白晃治,市來淨與,伊東宏之,伊藤洋介,井上開輝,榎基宏,戎崎俊一,江里口良治,大石奈緒子,大河正志,大橋正健,大原謙一,奥冨聡,小野里光司,鎌ヶ迫将悟,河島信樹,川添史子,雁津克彦,木内建太,桐原裕之,工藤秀明,國中均,國森裕生,クラウス・ヴェルナー,黒田和明,小泉宏之,郡和範,穀山渉, 苔山圭以子,古在由秀,小嶌康史,固武慶,小林史歩,西條統之,阪上雅昭,阪田紫帆里,佐合紀親,佐々木節,佐藤孝,柴田大,真貝寿明,杉山直,宗宮健太郎,祖谷元,高野忠,高橋走,高橋忠幸,高橋弘毅,高橋竜太郎,高森昭光,田越秀行,田代寛之,谷口敬介,樽家篤史,千葉剛,辻川信二,常定芳基,徳田充,徳成正雄,豊嶋守生,内藤勲夫,中尾憲一,中川憲保,中須賀真一,中野寛之,長野重夫,中村康二,中山宜典,西澤篤志,西田恵里奈,西山和孝,丹羽佳人,橋本樹明,端山和大,原田知広,疋田渉,姫本宣朗,平林久,平松尚志,福嶋美津広,藤本眞克,二間瀬敏史,細川端彦,堀澤秀之,洪鋒雷, 前田恵一,松原英雄,三浦純一,蓑泰志,宮川治,三代木伸二,向山信治,森岡友子,森澤理之,森本睦子,柳哲文,山崎利孝,山元一広,横山順一,吉田至順,吉野泰造 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (1) DPFサブシステム構成 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (2) 干渉計サブシステム サブシステムの範囲と役割: 干渉計を重力波観測ができる感度で動作させる 構成要素, 検討項目 干渉計 干渉計構成の検討 各種雑音の総合評価 鏡 (試験マス) 鏡の材質, 研磨, コーティング 干渉計制御 信号の検出, 処理 (変調, 光検出, 復調) 入射光軸、アラインメント制御 制御トポロジー, 制御則 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (3) 干渉計構成 ドラッグフリー ローカルセンサで相対変動検出 スラスタ・ホイールにフィードバック ミッション機器重量 :20kg ミッション機器空間 : 400x400x400 mm レーザー光源 倍波Nd:YAGレーザー (NPRO+高調波変換) 出力 100mW 外部共振器による周波数安定化 ファブリー・ペロー共振器 フィネス : 100 基線長 : 10cm テストマス : 質量 1kg PDH法により信号取得・制御 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (4) 重力波に対する感度 光源 : 532nm, 100mW 共振器長 : 10cm フィネス : 100, 鏡質量 : 1kg 鏡Q値 : 105 , 基材: 溶融石英 温度 : 293K 衛星重量 : 100kg, 衛星実効面積 : 1m2 衛星高度: 750km スラスタ雑音: 0.1μN/Hz1/2 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (5) DPF雑音源の見積り 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (6) 地球重力場の影響 0.03Hzのカットオフ: 球面調和関数180次に対応 それより高い周波数では不明 重力ポテンシャルの影響は(Re/r) n で効いてくる ので高次の効果は無視できる 高次の重力場を観測できたら立派な成果 地球重力場モデル 地球重力場観測衛星(GRACE)のデータ 球面調和関数 180次まで使用 衛星の運動 (5km/sec) スペクトルを計算 0.02%の縦横カップリングを仮定 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (7) 鏡 鏡に対する要求 光学特性 フィネス 100程度を実現できるだけの反射率, 光損失 散乱光, 鏡面の非一様性などが雑音とならないこと 入射鏡は光を透過すること, 複屈折・脈理などが問題にならないこと 機械特性 鏡の熱雑音が問題とならないこと 低機械損失 外部磁場の影響を受けないこと 低磁化率 加速度雑音の影響を受けにくいこと 高密度, 高質量 打上げ時の振動による破損を受けないこと 高強度 地上干渉計と比較して 光学特性はさほど厳しくない, 機械特性が問題 2つの選択肢 モノリシック : 光学ガラス + 研磨 + コーティング ハイブリッド : 金属などの試験マスに鏡を取り付ける 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (8) 鏡 (続き) 現在のデザイン: 溶融石英によるモノリシックミラー 質量 : 1 kg 円柱形 (直径: 100 mm , 厚さ: 60mm) 密度 : 2.2 x 103 kg/m3 磁化率 : 1.37 x 10-5 Q値 : 106 光学特性: 問題なし 強度 : 要試験 密度が低い 残留ガスによる変動 の影響が大きい 無駄に大きい 他の選択肢: 高密度の光学材質 サファイアなど 金属とのハイブリッド Au-Pt, 銅, リン青銅, ベリリウム銅 鏡の接着方法を検討する必要あり 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (9) 鏡干渉計制御 制御系に対する要求 干渉計を動作点に保ち, 重力波信号を取得すること 制御系に起因する雑音を導入しないこと 取得する信号 干渉計の光路長変動 (PDH法) 1自由度, 重力波観測の自由度, 低雑音 試験マスと光軸の相対変動 (WFS法) 4自由度, そこそこ低雑音 試験マスと衛星の相対変動 (ローカルセンサー) 12自由度, 雑音レベルは未定 衛星姿勢 (太陽センサ, ジャイロ) 3自由度, 雑音レベル不明 アクチュエータ 試験マス位置・姿勢 (静電型アクチュエータ) 衛星並進 (衛星スラスタ) 衛星姿勢 (衛星ホイール) 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (10) 鏡干渉計制御 (続き) 全部で15自由度の制御が必要 干渉計光路長 (1自由度) PDH信号で制御, 帯域は出来る限り広く 試験マス差動変動 (5自由度) WFS信号, LS信号をマスアクチュエータにFB 観測帯域に影響しない低周波数帯の制御 試験マス同相並進 (3自由度) LS信号を衛星スラスタにFB 観測帯域よりも十分広い制御帯域 極低周波数帯は試験マスにFB 試験マス同相回転・衛星姿勢 (6自由度) LS, 太陽センサ, ジャイロ信号を使用 センサ感度の情報を元に要検討 (1例) 太陽センサ, ジャイロ信号 衛星ホイール LS信号 マスアクチュエータ 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (11) 干渉計サブシステム まとめ サブシステムの範囲と役割: 干渉計を重力波観測ができる感度で動作させる 構成要素, 検討項目 干渉計 干渉計構成の検討 各種雑音の総合評価 鏡 (試験マス) 鏡の材質, 研磨, コーティング ハウジング 干渉計制御 信号の検出, 処理 (変調, 光検出, 復調) レーザー光源 入射光軸、アラインメント制御 制御トポロジー, 制御則 ドラッグフリー 制御状態への引き込み 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DPF干渉計 (7) 他の重力波検出器との比較 本格的な将来計画と比較すると見劣りするが,この周波数帯での観測はない ドップラートラッキング h ~10-15 ( Hz) パルサータイミング h ~10-14 (10-8 Hz) 大質量 ブラックホール連星合体 DPF limit LISA 中性子星 連星合体 重力崩壊型 超新星爆発 銀河系内連星 銀河系内連星 バックグラウンド雑音 ScoX-1 (1yr) パルサー (1yr) 初期宇宙 からの重力波 (Wgw=10-14) LCGT DECIGO 基線長 107 m, マス 100kg, レーザー光 10W, 波長 532nm テレスコープ径 1m 重力場変動雑音 (地上検出器) 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (3) DECIGO-PFの概要 DECIGO-PF 衛星 : 70cm立方, 100kg級, 1 機, 地球周回軌道 ドラッグ・フリーの組み込み レーザー光源とその安定化システム フリーマスで構成された基線長10cmのFP共振器 DECIGOのための宇宙実証試験 (1) 衛星のドラッグフリー制御 の実証試験 (2) レーザー光源とその安定化システム の宇宙実証試験 (3) レーザー干渉計(FP共振器)制御 の宇宙実証 (4) クランプ・リリース機構 の宇宙実証試験 Local Sensor Actuator 半年間の重力波観測 (5) 小型重力波検出器による低周波数の重力波の観測 地上での観測が困難な Hzの重力波を観測 実際に検出されない場合 → これまでに無い周波数帯で,上限値を与える Thruster 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (8) DPFで期待できる重力波源 BH準固有振動からの重力波 h ~ , f ~ 0.3 Hz 距離 1Mpc, m = 105 Msun 中間質量ブラックホール合体 h ~ , f ~ 4 Hz 距離 10kpc, m = 103 Msun 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (5) DPF軌道 軌道の選択 実現性の高さ (コスト, 打ち上げ機会) 運用のやり易さ (電力の供給, 通信) 地球重力場などによる雑音 750km 太陽同期極軌道 高度 750km DPF メリット ピギーバックによる打ち上げ機会が期待できる コスト面で実現性が高い 地球の影に入らない 連続的な電力供給 運用のやり易さ (電力の供給, 通信) デメリット 地球の影響を十分に検討する必要がある (重力場, 地磁気, 残留大気) 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (6) DPF ドラッグフリー・スラスタに対する要求 仕様決定要素 衛星にかかるDC的な力(太陽輻射圧 10 μN )の影響 を十分に打ち消すことができるだけの最大推力 ドラッグフリー制御の結果,衛星にかかる外乱 (太陽輻射圧雑音 2.5 x N/√Hz ) よりも 衛星変動を安定化できるだけの,スラスタ雑音レベル 10 Hzのドラッグフリー制御帯域が確保できるだけの応答特性 半年間の運用ができるだけの寿命と総推力 Local Sensor スラスタに対する要求値 最大推力 100 μN (安全係数10, 推力可変であること) 推力雑音 δFthruster < N/√Hz (0.1 Hzでの値) 応答速度 10 Hz以上 半年以上の運用寿命 (平均推力 30 μN, 安全係数3) ドラッグフリー制御に対する要求 0.1 Hzでの制御ゲイン K > 40 制御帯域 10 Hz 以上 衛星-試験質量間カップリングに対する要求 0.1 Hzでのカップリング係数 K < 10-6 以下 (安全係数 8) Actuator Thruster 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (5) DPFサブシステム構成 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (11) DPFの主要パラメータ 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (12) DPF重量配分案 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (13) DPF費用見積もり 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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DECIGO-PF (12) 加速度雑音 衝突による効果 宇宙線の衝突による反跳: A5 残留ガスの衝突による反跳(熱雑音) : A6 光子の衝突による反跳(光輻射圧雑音) : A7 (古典的) 温度による効果 ハウジングの差動温度揺らぎ-残留ガス気圧変化: A8 ハウジングの温度揺らぎ-熱輻射圧変化: A9 衛星の熱変形-重力場変化: A10 磁気的な効果 衛星の持つ磁気-テストマス帯磁率: A1 惑星間磁気-テストマス帯磁率: A2 電荷の揺らぎによるローレンツ力揺らぎ: A3 惑星間磁気揺らぎによるローレンツ力揺らぎ: A4 第5回DECIGOワークショップ (2007年04月18日, 国立天文台・解析研究棟・大セミナー室, 三鷹)
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