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小中連携・一貫教育による確かな学力の育成

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Presentation on theme: "小中連携・一貫教育による確かな学力の育成"— Presentation transcript:

1 小中連携・一貫教育による確かな学力の育成
平成26・27・28年度福岡県重点課題研究指定・委嘱事業(3年次) 福岡県教育委員会 小中連携・一貫教育による確かな学力の育成 ■研究指定・委嘱校地域(指定校) 東峰村教育委員会(東峰小学校・東峰中学校) 豊前市教育委員会(合岩小学校・合岩中学校) 研究の目標 研究の内容 確かな学力を育成するための小中学校間の効果的な連携(一貫)システムの在り方を究明する。 ■視点1:児童生徒の確かな学力を育成する取組 ■視点2:小学校・中学校・地域を効果的につなぐ連携推進体制の整備 研究の実際     合岩小中学校の実践  主体的に学び合う力を育てるために、学びの参考となる「合岩コンパス」を作成し、授業で活用しています。 ■視点1:児童生徒の確かな学力を育成する取組  単元や各時間で、小中学校の学習過程を統一し、基本的な指導方針や児童生徒の学びの手がかりを共有したうえで、小中学校の教員が共同で授業づくりに取り組むことで、児童生徒の実態や教科の系統性を踏まえた9年間を見通した指導が実現します。 ● 「合岩コンパス」の作成   小中共通の学習規律や国語、算数・数学に関する言葉や考え方、ノートの使い方等をまとめた学びの参考書であり、よりどころとなるものです。教師用の「ティーチングコンパス(指導の指針)」と児童生徒用の「ラーニングコンパス(学びの指針)」があります。 ティーチングコンパスの例 東峰小中学校の実践  児童生徒の自ら学ぶ力を育てるために、学習スキルの活用を位置付けた授業づくりに取り組んでいます。 ● 学習スキルの活用を位置付けた単元構成   児童生徒が身に付けた知識や技能、見方や考え方を活かして主体的に問題を解決することができるように、単元を通して学習スキルを位置付けます。 ラーニングコンパス中期版の例 【学習スキルを位置付けた単元構成】 【基礎スキルと思考スキル】 ● 学習スキルの活用を位置付けた授業づくり   主体的な問題解決を実現するために、思考の支えとなる「基礎スキル」を基盤として、「くらべるスキル」や「つなげるスキル」を学習場面に応じて活用します。  小中学校で指導の方針が共有され、9年間を見通した指導が実現します。  学習の見通しをもち、自分の考えをつくったり、交流したりする際の指針となります。 例)4年生国語「季節の言葉~秋の風景~」 基礎スキルの中で積み上げてきた「言葉の手帳」を活用し、教科書や体験をつなげて秋の俳句作りを行いました。 ● 「合岩コンパス」の活用   課題解決の過程を「問いを持つ」「考える」「交流する」「まとめる・ふり返る」の4段階とし、各段階で児童生徒は「ラーニングコンパス」を活用しました。  「交流する」段階において、「ラーニングコンパス」を活用してマッチ棒の本数と正方形の数との関係を式で表す方法について考えをつくり、お互いの考えを交流することで、よりわかりやすい説明をつくります。 中学校1年生数学「文字の式」

2 小中連携・一貫教育による確かな学力の育成
平成26・27・28年度福岡県重点課題研究指定・委嘱事業(3年次) 小中連携・一貫教育による確かな学力の育成 福岡県教育委員会 研究の実際     合岩小中学校の実践  小学校と中学校の目指す児童生徒像や指導の在り方にずれが出ないようにするために学びの姿の系統性を共有して指導する取組を行っています。 ■視点2:小学校・中学校・地域を効果的につなぐ連携推進体制の整備  義務教育9年間を通じて確かな学力を育成するためには、小中学校の教員が、校種、教科、学年の壁を取り払って授業実践を基にした協議を積み重ねていくことで、協同研究推進体制を確立することが大切です。 ● 9年間を見通した学びの系統性を小中学校の教員が共有し、日々の授業に生かしていくために、1単位時間の課題解決的な学習過程を発達段階に応じた児童生徒の姿として系統表に整理しました。 東峰小中学校の実践  小中学校の教員が同じ目標や見通しを持って指導できるようにするために小中一貫カリキュラムを作成し、小中一体となった取組を行っています。 ● 校内研修では、小学部と中学部の教員が同じグループに入るように、A~Cのグループを編成し、事前審議、研究授業、授業整理会を行います。その際、同じ視点で参観、協議が行えるように授業観察シートを活用しました。  抽出した児童生徒の授業への集中度を縦軸、時間を横軸にとって主体的な学びとなっているかどうか検証しています。 9年間を見通した学びの姿の系統性 ● 小中学校合同の指導案審議や模擬授業で、研究授業の着眼を共有しておくことで、授業後の整理会でも、着眼ごとに効果的な手立てや改善点を明らかにすることができ、協議を深めることができました。 ● 主体的に学習に取り組む児童生徒を育てるために、小学校1年生の2学期から、自分で課題を立てて取り組む「自主学習」の取組を行っています。  効果的な手立てや改善点を色分けした付箋に記入し、授業観察シート上で共有して協議します。  授業を参観しながら、着眼ごとに付箋に気付いたことを付箋に記入しておき、ワークショップ型の授業整理会で意見を整理していきます。 ● 学校行事等の合同実施や小中学校の教員がペアで指導する小中TT授業、中学校教員の専門性を生かした小学校における一部教科担任制等を行い、学びの積み上げや中学校へのスムーズな移行を図りました。 ● 家庭学習の習慣化を図るため、児童生徒用、保護者用の「家庭学習の手引き」を作成し、学校と家庭が協力して学力の育成に取り組んでいます。  発達段階に応じた自主学習のメニューを例示したり、参考となるノートを掲示したりする等して、取り組みやすい環境をつくっています。また、ふり返りと保護者からの励ましを記入する欄を設けて、取組の自己評価ができるようにしています。  中学校の美術科の教員が小学校教員と協力して図工の授業を行っています。


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