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実験22.ベンゼン 実験方法・手順
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【目的】 芳香族炭化水素の代表であるベンゼンの性質や反応性を調べる。
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【方法1】(1)ベンゼンの色とにおい ベンゼン 2ml
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(2) 引火性と燃焼 ガラス棒をベンゼンに浸す マッチを近づける 結果へ
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(3) ベンゼンの構成元素 ガラス棒を紙で拭う 結果へ
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【方法2】水との溶解性 水 約5ml よく振ってから、静置 結果へ
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【方法3】(1)ヨウ素の溶解性 振る前の状態 ヨウ素溶液 数滴 よく振る。 結果へ
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(2)溶解性 ベンゼン 2ml 試験管8本 加えて よく振る。 溶けるかどうか。
加えて よく振る。 溶けるかどうか。 硫黄、パラジクロロベンゼン、ショ糖、アセトン、エタノール ナフタレン、発砲スチロール、塩化ナトリウム、
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【溶解性の確認】 試験管の底に固体物質が残っている場合 ガラス棒で液体をスライドグラスに2,3滴とる。 残査がなければ溶けていない
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ベンゼンの蒸発後、 残査があれば溶けていた 残査がなければ溶けていない 結果へ
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【方法4】 付加反応と置換反応 オレイン酸 2ml ベンゼン 2ml 臭素溶液 2,3滴ずつ 色の変化
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ベンゼンの方にはさらに鉄粉を入れる よく振る 結果へ
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実験方法・手順の説明は 以上です
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実験22.ベンゼン 結果と考察
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【結果1】 引火性と燃焼 すすを発生しながら燃える。 引火性あり 戻る
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【考察1】 ベンゼンの構成元素 すすが付着=炭素元素の存在 戻る
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【考察2】水との溶解性 水の密度>ベンゼンの密度 水とベンゼンは混ざらない。 よく振ってから、静置。 白く濁るが、再び2層に。
ベンゼンが上層、水が下層。 水の密度>ベンゼンの密度 戻る
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【結果3】(1)ヨウ素の溶解性 ヨウ素溶液を数滴注ぐ。 よく振る。 振る前の状態 ヨウ素は、水よりもベンゼンによく溶ける。
上層は無色から赤色、下層は黄褐色から無色に変化。 戻る
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【考察3】 溶解性 硫黄:わずかに溶ける(残査あり) ショ糖・塩化ナトリウム:溶けない その他:よく溶ける
【考察3】 溶解性 硫黄、パラジクロロベンゼン、ショ糖、アセトン、エタノール ナフタレン、発砲スチロール、塩化ナトリウム、 硫黄:わずかに溶ける(残査あり) ショ糖・塩化ナトリウム:溶けない その他:よく溶ける ベンゼンは無極性物質。無極性物質をよく溶かす。 戻る
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【結果4】 付加反応と置換反応 オレイン酸 2ml と ベンゼン 2ml 臭素溶液 2,3滴ずつ
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[オレイン酸と臭素]は付加反応 振り混ぜた後、 すぐに、Br2の赤褐色が消える。 臭素を入れた直後
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[ベンゼンと臭素+鉄粉]は置換反応 Br2の色が消える
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【考察4】 オレイン酸と臭素との反応 C6H6+Br2→C6H5Br+HBr 置換反応
オレイン酸:C17H33COOH 炭素間に二重結合が1つある。 付加反応は置換反応より速やかに起こる。 ベンゼンと臭素との反応式 C6H6+Br2→C6H5Br+HBr 置換反応 戻る
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結果と考察は 以上です。
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