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Medical English I (Medical Terminology) Apr/09/2019
医学部 臨床医学総論 飯塚成志
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第113回医師国家試験結果 (Feb/9, 10/2019) 受験者129名中121名合格(93.8%)
新卒115名中111名合格(96.5%) 2013年入学者110名中103名卒業 → 全員が国家試験合格 「ストレート合格率」 93.6%! ・
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Medical English I にアクセス ・ 目的: 基本医学用語を日英両言語で修得 ・ 単語随時試験: 用語の説明から単語を選ぶ
・ 目的: 基本医学用語を日英両言語で修得 ・ 単語随時試験: 用語の説明から単語を選ぶ (55点満点の本試験に最大50点加点) ・ 本日の講義ではまず にアクセス (「本日の講義資料」のリンク先をブックマーク)
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<導入の背景> 英語語彙力調査 対象: 医学部1年生から6年生(461名) 時期: 2009年1月、全学年一斉抜き打ち実施
<導入の背景> 英語語彙力調査 対象: 医学部1年生から6年生(461名) 時期: 2009年1月、全学年一斉抜き打ち実施 出題範囲: 幅広い分野の医学用語 記述式: 英訳40問、和訳40問 日本語用語多肢選択問題40問 計120問 入試(英語)、学部試験、CBT試験との相関を解析
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英訳問題(一部) 次の日本語を英訳せよ。 生化学 小脳 生理学 脳幹(2語) 解剖学 軸索 実験 樹状突起 基質 角膜 蛋白質 虹彩 脂質
1 生化学 16 小脳 2 生理学 17 脳幹(2語) 3 解剖学 18 軸索 4 実験 19 樹状突起 5 基質 20 角膜 6 蛋白質 21 虹彩 7 脂質 22 上顎骨 8 炭水化物 23 心室 9 酵素 24 気管 10 神経伝達物質 25 胸腺 11 リンパ球 26 肩甲骨 12 がん遺伝子 27 大動脈 13 大脳皮質(2語) 28 横隔膜 14 海馬 29 精巣 15 脊髄(2語) 30 前立腺
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英訳問題(一部) 次の日本語を英訳せよ。 生化学 Biochemistry 小脳 Cerebellum 生理学 Physiology
1 生化学 Biochemistry 16 小脳 Cerebellum 2 生理学 Physiology 17 脳幹(2語) Brain stem 3 解剖学 Anatomy 18 軸索 Axon 4 実験 Experiment 19 樹状突起 Dendrite 5 基質 Substrate 20 角膜 Cornea 6 蛋白質 Protein 21 虹彩 Iris 7 脂質 Lipid 22 上顎骨 Maxilla 8 炭水化物 Carbohydrate 23 心室 Ventricle 9 酵素 Enzyme 24 気管 Trachea 10 神経伝達物質 Neurotransmitter 25 胸腺 Thymus 11 リンパ球 Lymphocyte 26 肩甲骨 Scapula 12 がん遺伝子 Oncogene 27 大動脈 Aorta 13 大脳皮質(2語) Cerebral cortex 28 横隔膜 Diaphragm 14 海馬 Hippocampus 29 精巣 Testis 15 脊髄(2語) Spinal cord 30 前立腺 Prostate
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和訳問題(一部) aggregation ataxia covalent bond diaphragm duodenum
次の英語を和訳せよ。 41 aggregation 42 ataxia 43 covalent bond 44 diaphragm 45 duodenum 46 dysarthria 47 eczema
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和訳問題(一部) aggregation ataxia covalent bond diaphragm duodenum
次の英語を和訳せよ。 41 aggregation 凝集 42 ataxia 運動失調 43 covalent bond 共有結合 44 diaphragm 横隔膜 45 duodenum 十二指腸 46 dysarthria 構音障害 47 eczema 湿疹
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多肢選択式問題(一部) affinity gonad amputation hippocampus amygdala hydrolysis
次の単語の和訳をA~Zから選び、記号を記せ。 1 affinity 11 gonad 2 amputation 12 hippocampus 3 amygdala 13 hydrolysis 4 analgesia 14 laparotomy 5 angina pectoris 15 myopia 6 arachnoid mater 16 nodule 7 arrhythmia 17 nucleus 8 benign 18 palpation 9 bladder 19 palpitation 10 biopsy 20 pelvis A. 海馬 B. 開腹 C. 核 D. 加水分解 E. 狭心症 F. 近視 G. 筋障害 H. くも膜 I. 小(結)節 J. 嫌気性 K. 骨盤 L. 触診 M. 親和性 N. 生検 O. 性腺 P. 生体計測 Q. 切断 R. 増幅 S. 鎮痛 T. 動悸 U. 不整脈 V. 変異体 W. 扁桃体 X. 膀胱 Y. 良性 Z. リン脂質
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多肢選択式問題(一部) affinity gonad amputation hippocampus amygdala hydrolysis
次の単語の和訳をA~Zから選び、記号を記せ。 1 affinity M 11 gonad O 2 amputation Q 12 hippocampus A 3 amygdala W 13 hydrolysis D 4 analgesia S 14 laparotomy B 5 angina pectoris E 15 myopia F 6 arachnoid mater H 16 nodule I 7 arrhythmia U 17 nucleus C 8 benign Y 18 palpation L 9 bladder X 19 palpitation T 10 biopsy N 20 pelvis K A. 海馬 B. 開腹 C. 核 D. 加水分解 E. 狭心症 F. 近視 G. 筋障害 H. くも膜 I. 小(結)節 J. 嫌気性 K. 骨盤 L. 触診 M. 親和性 N. 生検 O. 性腺 P. 生体計測 Q. 切断 R. 増幅 S. 鎮痛 T. 動悸 U. 不整脈 V. 変異体 W. 扁桃体 X. 膀胱 Y. 良性 Z. リン脂質
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英訳問題・学年別成績
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和訳問題・学年別成績 2年生が突出しているのは1年生専門科目内での英語試験の影響と考えられる。
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選択式問題・学年別成績
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単語力試験と入試・CBT成績の相関 (4年生77名, Spearman’s correlation)
入試英語 CBT 能力値θ 臨床問題 英訳 0.041 0.491 0.541 和訳 0.084 0.535 選択式 0.104 0.508 0.546
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医学英語語彙力試験の示すもの 医学英語語彙力は一般的な英語力とは相関が低い一方、医学の学修修得度とは高い相関を示す。
医学英語語彙力は一般的な英語力とは相関が低い一方、医学の学修修得度とは高い相関を示す。 記号選択式の試験で評価可能 英語での医学用語修得が医学の学修を促進する可能性
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単語随時試験の導入と背景 ・ カンニング排除 1~数人ごとの試験 ・ 少なくとも9割の修得を目標 40問中36問以上で合格
・ カンニング排除 1~数人ごとの試験 ・ 少なくとも9割の修得を目標 40問中36問以上で合格 ・ スピーディーな解答 時間は15分間で40問 ・ 平素の学修に対する姿勢づくり 週に1度に限り、何回でも受検可能とした上で 随時試験合格を本・再試験受検資格とする
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単語随時試験導入でわかったこと ・ 学修に関する種々の因子分析が可能 ・ 学力ではなく、学修に臨む姿勢を反映
・ 学修に関する種々の因子分析が可能 初回受検日・初回得点・合格日・受検回数 キャンセル回数・無断欠席回数 ・ 学力ではなく、学修に臨む姿勢を反映 ・ 学修に障害を抱える学生の早期発見 無計画・生活の乱れ・学修意欲 部活・人間関係の問題など学生指導に有効
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医学部1年生の成績評価の流れ ・ 7月: 一部科目の中間試験 ・ 9月前半: 前期科目 本試験・ 通年科目 中間試験
・ 7月: 一部科目の中間試験 ・ 9月前半: 前期科目 本試験・ 通年科目 中間試験 ・ 9月後半: 前期科目 再試験 ・ 2月前半: 通年・後期科目 本試験 ・ 2月後半: 通年・後期科目 再試験 3月下旬: 再試験不合格科目が 2科目以下の場合特別再試験実施
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Medical English I 実施要領 ・ 4月~ 単語随時試験開始 ・ 9月中旬: 本試験(55点満点)
・ 4月~ 単語随時試験開始 ・ 9月中旬: 本試験(55点満点) 9月24日までに合格できない場合 本試験に加点なし(=本試験不合格) 1月10日までに合格できない場合 再試験に加点なし(=再試験不合格) ・ 2月下旬: 再試験(55点満点) ・
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学修計画を立てよう ・ いつごろまでに合格すべきか。 → 夏は部活・旅行・帰省、7月は中間試験 → 6月にはTOEFL ITPもある。
・ いつごろまでに合格すべきか。 → 夏は部活・旅行・帰省、7月は中間試験 → 6月にはTOEFL ITPもある。 * 6月上旬合格を目標とすべき。 ・ どれくらいの時間を割くべきか。 総計1027項目 1項目1分として、17時間強 → まず一部を学修し、所要時間と定着度を確認
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前期の学生生活 4月: オリエンテーション合宿 部活動開始(新歓など) 6月: TOEFL ITP 試験 7月: 中間試験
4月: オリエンテーション合宿 部活動開始(新歓など) 6月: TOEFL ITP 試験 7月: 中間試験 8月: 夏季休暇/西医体 9月: 前期本試験(上旬・中旬) 追再試験(下旬)
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随時試験合格日と学年末不合格科目数 (各 12~13名)
指定日後 (本試不合格) 本試期間 夏休み前 夏休み 夏休み明けまでに合格した学生(半数強)の不合格科目数は平均0.1未満
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随時試験合格日と学年末不合格科目数 (2017年度 各 12~13名)
随時試験合格日と学年末不合格科目数 (2017年度 各 12~13名) 指定日後 (本試不合格) 本試期間 夏休み前 夏休み 夏休み明けまでに合格した学生(半数強)の不合格科目数は平均0.1未満
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2018年度 随時試験合格日による加算点 本試験は50点満点 5月31日までに合格: 60点加算 6月29日までに合格: 50点加算 7月31日までに合格: 40点加算 8月31日までに合格: 30点加算 9月 1日以降に合格: 20点加算
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2018年度 合格日と再試験不合格科目数 0または1 2以上 (うち留年) 77 0 14 2 13 12 10 104
2018年度 合格日と再試験不合格科目数 科目数 0または1 2以上 (うち留年) 5月末までに合格 77 0 6月に合格 14 2 7月以降に合格 13 12 10 計 104 2018年入学・2019年4月時点在籍者118名のデータ
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今年度(2019年度)の 随時試験合格日による加算点
本試験は55点満点 加算後60点以上で合格 5月14日まで : 50点加算 5月15日~5月末 : 45点加算 6月1日~14日 : 40点加算 6月17日~30日 : 35点加算 7月中 : 30点加算 8月中 : 25点加算 9月24日 : 20点加算
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Medical English I 実施要領 ・ 4月~ 単語随時試験開始 ・ 9月中旬: 本試験 9月24日までに合格できない場合
・ 4月~ 単語随時試験開始 ・ 9月中旬: 本試験 9月24日までに合格できない場合 本試験に加点なし(=本試験不合格) 1月10日までに合格できない場合 再試験に加点なし(=再試験不合格) ・ 2月下旬: 再試験 * 9月以降の随時試験合格加点は20点のため 55点満点の本・再試験で40点(73%)以上の得点が必要 ・
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注 意 ・ 学内のコピー機で印刷をしないこと。 ・ 他科目の講義中に「内職」をしないこと。
注 意 ・ 学内のコピー機で印刷をしないこと。 ・ 他科目の講義中に「内職」をしないこと。 ・ コピー機での印刷によるトラブル、「内職」の他科目教員からの指摘があった場合、1か月間単語試験予約を認めず、また本試験への平常点加算を10点減点します。
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責任感を持ち、責任ある行動をとってください。
随時試験は何を評価しているか 責任感・責任ある行動に対する 数値評価だと考えています。 責任感を持ち、責任ある行動をとってください。 計画を立て、着実に実行してください。
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