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「西成特区構想」は包摂か排除か 西成特区は大阪市政改革のセンターピン あいりん地区の貧困化、少子高齢化、社会的孤立等の

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1 「西成特区構想」は包摂か排除か 西成特区は大阪市政改革のセンターピン あいりん地区の貧困化、少子高齢化、社会的孤立等の
諸問題は都市問題の未来の先取り(鈴木亘) 結核高罹患率 ゴミの不法投棄 「金のかかる町」から「金のかからない町」へ 「価値を生み出さない町」から「価値を生み出す町」へ 覚せい剤 暴力団 子どもの貧困 児童の減少 西成特区構想の特色 1.目の前の問題解決と将来への戦略的投資という「車の両輪」 2.「マイナスをプラスに」という発想転換 3.過度に公費に依存しない民間主体の改革 4.行政の押し付けでなく、住民参加型の政策立案プロセス重視 野宿生活者 生活保護受給者の急増 日雇い労働市場の縮小 都市ビジネス  石川 均

2 あいりん地区は究極の消滅可能性都市 将来予測 住民人口2万人は2030年には1万人を下回る
          高齢化率は4割から6割へ(2014年の大阪市は25%) 日雇労働市場の急速な縮小 生活保護受給者が支出する公費 特掃などの諸対策公費、医療扶助、介護扶助 人口減少と 高齢化の急進 労働者とまちの共存関係の崩壊 簡易宿舎、商店街、飲食店の倒産 人的資源、 社会資源の消失 「労働者の町」から「福祉の街」へ変貌  突出した一人暮らし高齢者出現率

3 西成特区構想の主な施策(8分野56項目) 2012年9月末策定(2013年度から5年間)
衛生、環境、治安、経済、福祉、福祉、教育といった様々な領域にある課題を抜本的に解決し、西成区の活性化から大阪市の活性化につなげていく都市再生プロジェクト

4 「西成特区構想」の特区とは 「あいりん地区」について、現在は明確な線引きをしていない

5 釜ヶ崎の風景は変わったか (2019.6.8 筆者撮影) 新今宮駅北側のホテル建設用地 町の美化のための住民によるパトロール
あいりん総合センター脇の路上生活 あいりん総合センター閉鎖の抗議拠点 あいりん総合センターの旧市営住宅 建設が進む市営住宅 釜ヶ崎グラフィティアートが施された塀 簡易宿泊施設からハルカスを望む 商店街は居酒屋とカラオケスナックが多い

6 西成特区構想5年間の成果 行政によるトップダウンと地域によるボトムアップが実現 住民や地域団体の行政不信の解消 提言の具体的成果
2013年度から2016年度の市の予算は合計50億円超 鈴木亘(大阪市顧問)というチェンジエージェントの存在 プロジェクトチームを支える有識者座談会の存在 あいりん地域のまちづくり検討会議(35団体で構成) 徹底的な議論(公開会議)と情報公開 区政会議の市長5原則 ①地域の議論を最優先に市長が方針決定 ②「寄せ場」は無くさない ③「寄せ場」は時代に合わせて規模は縮小、空きスペースの有効活用 ④社会的弱者をこの地域から排除しない ⑤市営住宅、大阪社会医療センターをあいりん地区以外に移転しない 「あいりん総合センター」の閉鎖と移転についての合意形成(2023年新築) その他詳細は 住民や地域団体の行政不信の解消 提言の具体的成果

7 課題と展望 あいりん地区の環境改善 「いまみや小中一貫校」が2015年に開校が実現
 「不衛生」「治安が悪い」のイメージは大きく変わりつつある  新今宮駅周辺は外国人旅行客で賑わっている。簡易宿泊所の稼働率向上 「いまみや小中一貫校」が2015年に開校が実現 まちづくり協議会に加わらない中国人経営によるカラオケ店の増加 その一方で 社会的孤立、孤立死を招かない多層的セーフティネットの不足 この町の強みとは何か あらゆる困難を抱えた人が、身一つでこの地に流れ着いても、生活を成り立たせ、いずれ自立していくだけの支援体制がこの地域には存在している(白波瀬2017) 「西成はええとこや」 特区構想のジレンマ 生活困窮者を特定地域に集中させるアプローチは見直す必要あり だが、町の再開発が優先されれば、貧困・社会的弱者の拡散と不可視化を招く

8 あいりん地区の改革から「人が育つOSAKA」へ
「特区構想のジレンマ」にどう立ち向かうか 釜ヶ崎の象徴であった「あいりん総合センター」建て替え後の 「西成特区構想」(まちのあり方)をどうデザインするのか 子育て層の流入を可能にする施策の実現を まだまだ途上 現状  「プレパーク事業」      「西成区こども生活・まなびサポート事業」    今後  「西成特区構想」から「西成教育特区構想」へ      大学誘致(海外留学生受け入れ、大学学費無償化)  学生、海外からの留学生の流入(学生街化)は物価の上昇を相対的に抑制する効果 路上生活者を排除しないまちづくり(寄せ場の「終の棲家」的機能を残す) 👉「『潜在能力』の機能の拡大こそが発展の究極的目標であり、それは自由の拡大を意味する」   「より多くの自由は人々が自らを助け、世界に影響を与える能力を向上させる」(アマルティア・セン) あいりん地区の改革から「人が育つOSAKA」へ

9 ご静聴ありがとうございました


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