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1 𝜃= 𝓁 𝑟 ラジアンの復習 平面角 𝜃 復習 radian ラジアン 半径1の円上の弧の長さ。 0から2πの範囲。 似た単語
ラジアンの復習 平面角 radian ラジアン 似た単語  radius 半径 半径1の円上の弧の長さ。 0から2πの範囲。 単位:ラジアン(rad)     無次元量 扇形の半径が𝑟, 弧の長さが𝓁の時、 中心角は、 1 𝜃 𝜃= 𝓁 𝑟 O 数式○

2 無次元量とは 教科書p.383 物理の4つの基本単位で表せない量 m(メートル) 長さ kg(キログラム)質量 s (秒) 時間
   A (アンペア) 電流-> 後期の電磁気でやります。 例:   個数 N (個)   角度 θ(ラジアン)

3 比率 ratio 同じ単位の物の割り算 例:あるクラスの女子の比率は1/2 = 女子の人数/全体の人数
 同じ単位の物の割り算 例:あるクラスの女子の比率は1/2 = 女子の人数/全体の人数 例2:雨が降る日は1/4 = 雨が降る日/全部の日数 ・比率は一般には足せない。   上記の1/2 + 1/4 = 3/4 を求めても、意味がない。 ・分母が同じなら足せる場合もある。   例:ずっと晴れている日は1/3=晴れの日/全部の日数 上記の数字と足して、1/4 + 1/3 = 7/12      晴れた日か雨が降る日になる確率

4 波動1 弦の場合

5 補足 「ほぼ等しい」   という記号

6 cos 𝑦=cos 𝜃 𝜃 が小さいとき、 cos 𝜃 ≅1 1 𝑦=cos 𝜃 𝜃

7 補足:差を微分で表す 𝑓 ′ (𝑥) = lim ∆𝑥→0 𝑓 𝑥+∆𝑥 −𝑓(𝑥) ∆𝑥 教科書 微分の定義 limを省略すると
微分の定義    𝑓 ′ (𝑥) = lim ∆𝑥→0 𝑓 𝑥+∆𝑥 −𝑓(𝑥) ∆𝑥 limを省略すると   𝑓 ′ 𝑥 ≅ 𝑓 𝑥+∆𝑥 −𝑓 𝑥 ∆𝑥 𝑓 𝑥+∆𝑥 −𝑓 𝑥 ≅∆𝑥 𝑓 ′ 𝑥 ∆𝑥 が小さいときは、関数の差を微分で書くことができる。

8 tanと傾き 𝜃 𝜃 傾き 高校の数学1 の復習 𝑦=𝑚𝑥 𝑦 𝑦=𝑚𝑥 直線 がx軸となす角を とすると、 𝑥 𝑚= tan 𝜃 (1)
𝑚= tan 𝜃 𝑥 (1) 傾き 問題 (1)式を証明しなさい。 (前ではやりません。各自やっておいてください) ヒント:点P(1,m)からx軸に垂線を下ろした点をQとする。  三角形POQを考える。

9 𝑑𝑓 𝑑𝑡 = lim ∆𝑥→0 𝑓 𝑥+∆𝑥 −𝑓(𝑥) ∆𝑥
微分の図形的意味 復習 𝑑𝑓 𝑑𝑡 = lim ∆𝑥→0 𝑓 𝑥+∆𝑥 −𝑓(𝑥) ∆𝑥 y y=f(x) f(x+Δx) 接線 f(x) x x x+Δx 𝑓 𝑥+∆𝑥 −𝑓(𝑥) ∆𝑥 青い点線の傾きが Δxが0に近づくと、青い実線に近づいていく。 𝑑𝑓 𝑑𝑥 は接線の傾きを表す。 9

10 tanと微分の関係 𝜕𝑢 𝜕𝑥 tan 𝜃= 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝑥 教科書p.129-131 𝑢 点Pでの接線のx軸からの角度をθとすると ∆𝑢
∆𝑥 一方、微分 𝜕𝑢 𝜕𝑥 も接線の傾き 𝑥 よって tan 𝜃= 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝑥 場所xを表す

11 波動

12 振動と波動 振動:ある場所で揺れる。 簡単な例:ばねにつながった質点 応用:筋肉の伸び、皮膚を押すとへこむ 波動:振動が隣に伝わる。
 簡単な例:ばねにつながった質点  応用:筋肉の伸び、皮膚を押すとへこむ 波動:振動が隣に伝わる。  簡単な例:弦の振動  応用:音波、光、電磁波、海の波

13 弦の振動 教科書p.129-131 𝑢 𝑥 𝑇 Q 𝜎 1本の弦を考える 線密度 張力 で両側から引っ張る 𝑇 P 𝑇
線密度  𝜎 張力 で両側から引っ張る 𝑇 P 𝑇 弦の平衡な位置をx軸にとる 𝑢 𝑥+∆𝑥 𝑢 𝑥 xにおける弦の変位 𝑢 𝑥,𝑡 𝑥 ∆𝑥 𝑥 𝑥+∆𝑥 点Pと点Qの間の部分の運動方程式を 考える。PQとx軸のなす角は十分小さいとする。

14 string 弦(げん) 弧 A 数学では: 2点を結ぶ線分。 物理では: B 直線状の細い線。 弦 弦 棒 太いと弦ではない 弦の例
数学では: 2点を結ぶ線分。 物理では:   直線状の細い線。 太いと弦ではない 弦の例  ・バイオリン、ギターなど弦楽器の弦

15 いろいろな密度 分子 密度:割合 分母 普通の密度は体積あたり 体積当たり 質量(kg)/体積(m3)
分子が質量でない場合もある。   電荷密度:後期に出てきます。   人口密度:人数/面積。

16 弦の振動 教科書p.129-131 𝑢 𝑥 𝑇 Q 1本の弦を考える 線密度 𝜎 張力 で両側から引っ張る 𝑇 P 𝑇
線密度  𝜎 張力 で両側から引っ張る 𝑇 P 𝑇 弦の平衡な位置をx軸にとる 𝑢 𝑥+∆𝑥 𝑢 𝑥 xにおける弦の変位 𝑢 𝑥,𝑡 𝑥 ∆𝑥 𝑥 𝑥+∆𝑥 点Pと点Qの間の部分の運動方程式を 考える。PQとx軸のなす角は十分小さいとする。 問題 PとQの間の弦の質量が   であることを説明せよ (2) Pにかかる力のx方向の成分が-Tにほぼ等しいことを示せ。 (3) Pにかかる力のu方向の成分が     であることを示せ (4) Qにおける力のx成分とu成分を求めよ。 (5) (3)と(4)の力の和を求めよ。 PQ間のu方向の弦の運動方程式   が次のようになることを示せ。 σ∆𝑥 - 𝑇 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝑥 𝜕 2 𝑢 𝜕 𝑡 2 = 𝑇 𝜎 𝜕 2 𝑢 𝜕 𝑥 2

17 波動2 波の形と進行

18 1次元の波動方程式 𝜕 2 𝑢 𝜕 𝑡 2 = 𝑣 2 𝜕 2 𝑢 𝜕 𝑥 2 𝑢 𝑥,𝑡 =𝐴sin 𝑘𝑥−𝜔𝑡+𝜑 𝑣 𝑘 𝜔
𝜕 2 𝑢 𝜕 𝑡 2 = 𝑣 2 𝜕 2 𝑢 𝜕 𝑥 2 (1) 問題1 𝑢 𝑥,𝑡 =𝐴sin 𝑘𝑥−𝜔𝑡+𝜑 (2) 𝜑 は定数 が(1)の解であることを確かめなさい。 𝑣 𝑘 𝜔 で表しなさい。 教科書p.134 問題2 𝑢 𝑥,𝑡 =𝑓(𝑥−𝑣𝑡) が(1)の解であることを示しなさい。 ヒント: 𝑦=𝑥−𝑣𝑡 とおいてみる。

19 位相 𝑢 𝑥,𝑡 =𝐴sin 𝑘𝑥−𝜔𝑡+𝜑 𝑘𝑥−𝜔𝑡+𝜑 いそう phase sinの中身、 の部分を位相という。 位相がそろう
位相がずれる 位相が逆になる。

20 参考:景気の波 このページは試験に 出ません。 好況 後退 回復 不況 → 時間 波のどの辺にいるかが、フェーズ(phase)。 

21 𝑢 𝑥,𝑡 =𝐴sin 𝑘𝑥−𝜔𝑡+𝜑 波の例 振動の所で述べたように、 角振動数 周期 xの係数 を 波数と呼ぶ
𝑇= 2𝜋 𝜔 𝜔 角振動数 周期 xの係数   を 𝑘 波数と呼ぶ 位相が2𝜋となる長さを波長とよび、λと書く。 𝜆= 2𝜋 𝑘 𝑘𝜆=2𝜋 問題1 ωとTの単位を書きなさい。 問題2 λとkの単位を書きなさい。 問題3 横軸がx, 縦軸がuのグラフを描き、λがどこか示しなさい。

22 波の形の例 縦波 振動による変位と波が進む方向が同じ 音波など 横波 振動による変位と波が進む方向が垂直。 電磁波(光も含まれる)など
 振動による変位と波が進む方向が同じ  音波など 教科書p131 教科書p159 横波  振動による変位と波が進む方向が垂直。  電磁波(光も含まれる)など

23 音と光の比較 電磁波(光) 音 後期に詳しく学ぶ 空気中を伝わる 真空でも伝わる 電場と磁場が進行方向に垂直に振動する 進行方向に振動する
電磁波(光)    後期に詳しく学ぶ  真空でも伝わる  電場と磁場が進行方向に垂直に振動する 光の速度:3.0×108m/s 振動数や波長の違い:   光の色  空気中を伝わる (真空では音は伝わらない)  進行方向に振動する  音の速度:340 m/s 振動数や波長の違い:   音の高さ

24 単位を知るには 𝑢 𝑥,𝑡 =𝐴 sin (𝑘𝑥−𝜔𝑡+𝜑) sinの中の(𝑘𝑥−𝜔𝑡+𝜑)の単位は、rad 無次元量。
𝑥 の単位はm 𝑡の単位はs(秒) 𝑘の単位はrad/mまたは1/m 𝜔の単位はrad/sまたは1/s

25 v=𝜆𝜈 v= 𝜔 𝑘 𝜔 𝑘 𝜆 T 𝜔𝑇=2𝜋 𝑇=2𝜋/𝜔 𝑘𝜆=2𝜋 𝜆=2𝜋/𝑘 𝜈 𝜈= 1/T =𝜔/2𝜋
𝑢 𝑥,𝑡 =𝐴 sin (𝑘𝑥−𝜔𝑡+𝜑) 波長と振動数 𝐴 振幅 v= 𝜔 𝑘 𝜔 𝑘 角振動数 rad/s 波数 rad/m 𝜆 波長 m ラムダ T 周期 s 位相が2πになる時間 位相が2πになる長さ 𝜔𝑇=2𝜋 𝑇=2𝜋/𝜔 𝑘𝜆=2𝜋 𝜆=2𝜋/𝑘 𝜈 振動数 ニュー 𝜈= 1/T =𝜔/2𝜋 1/s Hz ヘルツ v=𝜆𝜈 を示しなさい  (前ではやりません。) 問題

26 波長と振動数 v=𝜆𝜈 速度 m/s 波長 m 振動数 1/s=Hz ヘルツ

27 𝜈 角振動数と振動数の違い 𝜔=2𝜋𝜈 𝜔 角振動数 振動数 1秒間に振動した回数 1秒間に回転した 角度(ラジアン) オメガ ニュー
単位:rad/s または 1/s 単位:1/s 振動数の単位を   Hz ヘルツ と書くことがある。 Hzは角振動数には使わない。

28 波の性質 干渉  2つの波の位相がそろうと強めあう。 回折  障害物の向こうにも波が進む。   例:壁の向こうの人の声が聞こえる。

29 熱力学 力学で学んだ ・力 ・運動方程式 ・仕事 ・運動量、力積 ・運動エネルギー が必要 詳細は2年後期の「エネルギー反応論」 で学ぶ

30 圧力 pressure 単位面積当たりの力 圧力=力/面積 𝑝= 𝐹 𝑆 surface 𝑆 詳しくは、面に垂直な力/面積

31 1mol = 6.02 x 1023 個 モル 𝑁 𝐴 = 6.02 x 1023 個/mol 𝑛 𝑁 𝑁/𝑛= 𝑁 𝐴 個/mol
アボガドロ数 𝑁 𝐴 = 6.02 x 1023 個/mol 𝑛 モル数 𝑁 粒子数 𝑁/𝑛= 𝑁 𝐴 個/mol

32 絶対温度 𝑇 𝑡 セ氏温度 との関係 𝑇=𝑡+273 t T 0℃  273K 100℃  373K -273℃  0K

33 𝑝𝑉=𝑛𝑅𝑇 𝑅 𝑝 𝑉 𝑛 𝑇 理想気体の状態方程式 圧力 N/m2 m3 体積 モル数 mol 絶対温度 K 8.31J/K・mol
理想気体:  十分希薄  力を及ぼしあわない 𝑝𝑉=𝑛𝑅𝑇 𝑝 圧力 N/m2 𝑉 体積 m3 𝑛 モル数 mol K 𝑇 絶対温度 𝑅 気体定数 8.31J/K・mol

34 𝑝𝑉=𝑛𝑅𝑇 𝑝 𝑉 𝑛 𝑇 気体分子運動論 分子1個ずつの運動 気体分子全体 質量 圧力 速度 体積 運動量 モル数 絶対温度
𝑚 圧力 𝑝 v 速度 体積 𝑉 運動量 𝑚v モル数 𝑛 絶対温度 1 2 𝑚v 2 𝑇 運動エネルギー 𝑝𝑉=𝑛𝑅𝑇 気体定数 R

35 気体分子運動論 教科書p207-210 問題 質量mの分子 N個の気体が1辺 L の立方体の箱の中にあるとする。
ある粒子の速度のx成分をvxとする。 x軸に垂直な1つの壁に この分子は毎秒何回衝突するか。 (2) 分子の1回の壁との衝突で運動量の変化を求めなさい。 (3) 分子の衝突により、壁が受ける1秒あたりの力積を   求めなさい。 (4) 壁が受ける圧力を、気体分子の速度で表しなさい。 (5) 気体の運動エネルギーの平均値と温度の関係を求めなさい。

36 補足:変化 変化=後(あと)-前(まえ) 例:朝1000円持っていたが、 晩には300円になっていた。 変化は?
(1) 変化=後(あと)-前(まえ) 例:朝1000円持っていたが、  晩には300円になっていた。  変化は?     =-700円

37 𝑚𝒂=𝑭 運動方程式 からわかること 𝒑=𝑚𝒗 𝑑𝒑 𝑑𝑡 =𝑭 𝒑 2 − 𝒑 1 = 𝑡 1 𝑡 2 𝑭𝑑𝑡 復習 前ではやりません。
運動方程式     からわかること          𝑚𝒂=𝑭 復習 前ではやりません。 問題1: 𝒑=𝑚𝒗 運動量 を使って、 運動方程式は 運動量: 運動の勢いを表す。 𝑑𝒑 𝑑𝑡 =𝑭 教科書p.51-52 と書けることを示せ。 問題2:前問の結果より、 𝒑 2 − 𝒑 1 = 𝑡 1 𝑡 2 𝑭𝑑𝑡 力積により 運動量が変化する。 を示せ。 教科書p.55

38 補足:2次元ベクトルの長さ 2次元ベクトル に対して ベクトルの長さ𝐴は、 三平方の定理を使う 一方、ベクトルの2乗は、
𝑦 2次元ベクトル 𝐴 𝑥 , 𝐴 𝑦 𝑨=( 𝐴 𝑥 , 𝐴 𝑦 ) に対して 𝐴 𝑦 𝑨 ベクトルの長さ𝐴は、 𝑥 O 𝐴 𝑥 𝐴 2 = 𝐴 𝑥 𝐴 𝑦 2 三平方の定理を使う 一方、ベクトルの2乗は、 𝑨 𝟐 =𝑨∙ 𝑨 =𝐴 𝑥 𝐴 𝑥 + 𝐴 𝑦 𝐴 𝑦 = 𝐴 𝑥 𝐴 𝑦 2 よって、ベクトルの2乗と長さの2乗は同じ。 𝑨 𝟐 = 𝐴 2

39 𝑐 2 = 𝑎 2 + 𝑏 2 補足:三平方の定理 斜辺 直角三角形 𝑐 𝑏 𝑎 問題(前ではやりません) 三平方の定理を証明せよ
 三平方の定理を証明せよ ヒント:右の図形の面積を考える 𝑐 𝑏 𝑎

40 補足:3次元の場合 3次元ベクトル に対して ベクトルの長さ𝐴は、 (1) 𝑧 𝐴 𝑥 , 𝐴 𝑦 , 𝐴 𝑧 𝐴 𝑧 𝑨 𝑦
𝑨=( 𝐴 𝑥 , 𝐴 𝑦 , 𝐴 𝑧 ) に対して 𝐴 𝑦 ベクトルの長さ𝐴は、 𝑥 𝐴 2 = 𝐴 𝑥 𝐴 𝑦 𝐴 𝑧 2 O 𝐴 𝑥 (1) 𝑦 𝑥𝑦面 問題(前ではやりません) (1)式を示せ   ヒント:    先にxy面を考える(右図) 𝐴 𝑦 𝑥 O 𝐴 𝑥

41 補足:平均の性質 (1) 平均を< >で表すことがある。
𝐴 = 1 𝑁 𝐴 1 + 𝐴 2 +…+ 𝐴 𝑁 = 1 𝑁 𝑖=1 𝑁 𝐴 𝑖 平均の性質 (1) 𝑘𝐴 =𝑘 𝐴 𝐴+𝐵 = 𝐴 + 𝐵 (2) 問題(前ではやりません) (1)(2)を示しなさい。


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