著作権・引用 インターネット情報 電子資料の利用

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Presentation on theme: "著作権・引用 インターネット情報 電子資料の利用"— Presentation transcript:

1 著作権・引用 インターネット情報 電子資料の利用
情報利用のルール 著作権・引用 インターネット情報 電子資料の利用 【事前準備: ・資料を配布する場合は印刷しておく  ・ガイドシート1-1「参考文献の書き方」  ・SISTの小冊子「参考文献の役割と書き方」( ・必要に応じてウェブサイトを紹介できるように準備。  ・図書館のトップページを開く  ・紹介するサイトをブックマーク】 ※以下、コメント欄の【 】内は説明者用の補足

2 著作権・引用 「コピペ論文」 引用 「丸写し」はなぜいけない? 他人の著作権の侵害:盗作・剽窃 →他人の著作物を正しく利用するには・・・
未公開・無料公開でも  →他人の著作物を正しく利用するには・・・ 引用 出典を明記する:先人への敬意 先行研究を調べたことの証明 後続研究のための文献ガイド 「引用」部分を本文と区別する 本文(自分の文章)が主、引用部分は従 引用は必要最小限 ガイドシート 1-1 参照 「コピペ論文」ということばを聞いたことがあるかもしれません。インターネット上の情報をコピーして貼り付けたものをそのままレポートや論文として提出してしまうことが増えているといわれています。 これは「手抜きはよくない」「自分の勉強にならない」といった個人的・倫理的な問題ではありません。 他人が書いたものを自分が考えたことのように書くことは、盗作・剽窃と言われ他の人の著作権を侵害する行為です。 インターネット上で無料公開されているものや、友だちのレポートのような発表されていないものにも著作権があります。丸写し行為は著作権の侵害にあたり、侵害された人が訴えれば刑事事件になります。 参考になる情報をレポートなどで正しく使うときは、形式を守って「引用」します。参考にすると同時に、これまでの研究に敬意を表すことになります。 誰の何という著作物を参考にしたかを明記することで、きちんと先行研究を調べたことの証明になり、また後からそのレポートを検証できるようになります。文章だけでなく、図表や絵の場合も出典を書くようにしてください。 書き方の順番や形式にはいろいろありますが、見た人が正しく文献にたどりつけるように書くのが基本です。ガイドシート1-1「参考文献の書き方」を参考にしてください。

3 著作権・引用 参考文献リストの書き方(例):
参照:SIST 科学技術情報流通技術基準.“参照文献の書き方”.2007 (詳細版) 小冊子「参考文献の役割と書き方」 例1.雑誌論文(日本語) 他谷 周一.鉄道 東海道新幹線の地震防災システム . 検査技術. 2010, vol. 15, no. 4, p 例2.図書の一部 戸田山和久.“引用の方法”.論文の教室:レポートから卒論まで.NHKブックス,2002,p 例3.ウェブページ “電波の医療機器への影響に関する調査結果”.総務省. . ). ※上記は一例。提出・投稿先の規程があればそれに従う。 【SISTのURLのうち(簡略版)は新入生にもわかりやすい。印刷して配布してもよい】 こちらは参考文献リストの書き方の一例で、「SIST」という基準に従って書いた例です。 レポートや卒論を提出する場合は、項目、順番、区切り記号など書き方が決まっていることがありますのでそれに従ってください。 リストを見た人が、参考文献に自分でたどり着けるように書くのが基本です。

4 インターネット情報 手がかりを得るには便利 研究に使うには 発信者の立場・目的がさまざま 古い情報は苦手/内容の偏り
情報が書き換えられる、消える Googleではヒットしない情報 Wikipediaだけでレポートを書いてよい? 研究に使うには 信頼性を確認する:作成者・情報源・根拠、更新日 情報の発信源をたどる:政府、官公庁、研究機関・・・ 複数の情報を比較する:異なる視点・立場の情報 URL・提供元・アクセス日を明記して引用する 「コピペ」行為でなくても、インターネット上の情報をレポートの資料として使うには注意しなければならない点があります。 インターネットは手かがりを得るにはとても手頃なツールですが、だいたい1995年ごろから急速に普及したものなので、それ以前の情報はあまり多くありません。 また、基本的にパソコンを使う人が見るものなので、パソコンに関する情報はとてもたくさん出てきますが、すべてのことが詳しくわかるわけではありません。 誰でも発信できるのがインターネットのよいところでもありますが、それをわかった上で利用する必要があります。 また、何でも検索できるような気がしますが、Googleでは直接ヒットしない情報の方が多いと言われています。 それから、ヒットした情報すべてをチェックしきれない、ということもあります。 何か調べようとするとWikipediaがよくヒットしますが、レポートに使うには内容を検証し、記述の元になる情報を見て判断する必要があります。あまり知識がない状態でWikipediaだけを見ても、妥当かどうかの判断は難しいでしょう。 インターネット上の情報を見るときは、たとえばこのような観点でチェックして、研究に使える情報かどうか判断してください。 またインターネット情報に限らず、必ず複数の情報源を比較してください。 一つの主張だけを見ても、それが主流でなかったり、他の立場からは異なる意見がある場合があります。 情報が消されたり変わったりすることがあるので、引用するときはURLとアクセス日を明記します。

5 電子資料の利用 電子資料 電子ジャーナル、電子書籍、データベース 著作権+契約上の利用条件を守る 個人の調査・研究のために利用すること
電子ジャーナル、電子書籍、データベース  著作権+契約上の利用条件を守る 違反すると大学全体の利用を止められることも 無料データベースでも迷惑になる行為は避ける 個人の調査・研究のために利用すること 大量・自動的ダウンロードの禁止 再コピー、再配布、販売の禁止 ex.雑誌1号すべてダウンロード、メールで本文を送信・・・× 【電子ジャーナル等には新入生はなじみがないので、実際に画面を見せて説明してもよい】 大学では、印刷版の図書だけでなく、PC上で読める図書や学術雑誌、学術論文を検索できるデータベースなど多くの電子資料が利用できます。レポートや論文の資料を探すときに活用してください。 電子ジャーナル、電子書籍、データベースなどの内容にも著作権があり、著作権法という法律で保護されています。 また大学と出版社との契約によって、利用条件が定められています。違反すると、大学全体から使えなくなって他の方の迷惑になったり、大学の信頼を損なうことになりますので十分注意してください。 具体的には、個人で学習・研究に使う範囲で利用することが基本です。プログラムを使って自動的にダウンロードしたり、雑誌1冊分のデータをまるごと保存したり、人に配ったり売ったりしてはいけません。

6 まとめ 著作権・引用 インターネット情報 電子資料の利用 他人の著作権を尊重し、敬意を表す 長所・短所を理解する 信頼性を確認する
契約上の利用条件、著作権を守る 個人の調査・研究のために利用 情報利用のルールの基本についてわかっていただけたでしょうか。 インターネット上の情報を安易にコピー&ペーストするのではなく、 ・他の人や研究を尊重する ・情報の信頼性を確認してから研究に使う など、学習・研究の際の正しい姿勢を身につけてください。


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