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Published byれいが かたいわ Modified 約 7 年前
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難病のある人に必要な 就労支援の内容 ~地域関係機関の「餅は餅屋」の連携関係によって、難病のある人の職業生活と疾患管理を支える~
独立行政法人高齢・障害者支援機構 障害者職業総合センター 研究員 春名由一郎
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難病のある人の就業実態 不明 非就業で就業希望なし 就業している(45%) 難病がある人(回答者全体) 非就業で 就業希望あり (26%)
就業原則 禁止 (8%) 医師から の就業禁止無し(18%) 非就業で 就業希望あり (26%)
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主な難病の患者就業状況
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クローン病がある人の半数以上が経験している職業的課題 1/2
クローン病がある人の半数以上が経験している職業的課題 1/2 遅刻、早退、欠勤をしないで出勤すること 8時間労働を行うこと 適度に休憩するなど能率向上の自己管理をすること 仕事中にトイレを利用すること 食事や休養など健康管理をすること 決められた通院を行うこと 仕事上の身分、仕事内容が安定して継続すること 就職活動(職場訪問、採用面接、求職登録等) 生活全般の満足を得ること
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クローン病がある人の半数以上が経験している職業的課題 2/2
クローン病がある人の半数以上が経験している職業的課題 2/2 病気が原因で退職しないこと 適正な処遇を受けること 適正な仕事量であること 年間21日以上病欠をしないこと 職業生活全般の満足を得ること 仕事に就く意欲があること 仕事ができる自信があること 精神的ストレスに適切に対処すること昇進をすること 適当な報酬を得ること 仕事を継続すること 十分な収入を得ること 常勤の職に就くこと 常用雇用されること
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難病相談・支援センター 難病相談・ 支援センター 難病患者・家族等 患者の就労支援 都道府県 各種の相談支援 既存の施策との有機的連携
福祉施設等 各種相談 (就労・住宅等) 生活情報提供 各種公的手続支援 日常生活支援 等 連携・連絡調整 市町村 連携・連絡調整 保健所 難病相談・支援員 連携・連絡調整 活動支援 連携・連絡調整 難病医療 連絡協議会 患者会・家族会 連携・連絡調整 育成 ボランティア 難病医療 拠点・協力病院 連携・連絡調整 連携・連絡調整 公共職業安定所等 地域交流会等の推進 患者の就労支援 難病情報センター
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難病のある人にとって必要な、医療等と雇用の連携
難病相談・支援センター ハローワーク 病気を隠して就職→体調悪化→退職、の繰り返し 難病のことは分からない。 「その他の障害」での支援になる。雇用率制度は使えない。 20時間以上働けるなら、ハローワークに来てください。 就業支援はできない。 難病のある人を雇用する企業はないですよ。 障害者雇用率制度の改正が必要。 福祉的就労の場を作る必要。 雇用率にカウントされない人を企業が雇用するメリットはない。 病気のある人を企業は雇用できない。 医療面と生活面の問題の対応が先。 無理して働く必要はない。 「やっぱり仕事は無理」と諦める
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モデル事業での突破口 ハローワーク 難病相談・支援センター 「無理のない条件での、職探しを誰が支援してくれるのですか?」
障害者手帳の有無にかかわらず、専門援助部門では、個別的で継続的な職探しを応援できます。 条件にあう職場開拓もできます。 本当に無理のない仕事の条件を教えて下さい。 事業主に対して、雇用管理の説明や、難病のある人の雇用についての啓発などもできます。 事業主の継続的支援と、本人の自己管理の応援をお願いします。 難病のある人の就業希望を、先入観なく受け止めて応援します。 一人ひとりの希望と、病気に応じた条件を、ハローワークに伝えるために、時間をかけて就労相談をします。 面接への同行や、企業の安心のための情報提供を行います。 就職後、問題があったらいつでも相談できる場所となります。 一人ひとりにあった無理のない条件の個別的な職探しでの協力
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モデル事業で、ハローワークが手助けした職探しの成果(1)
強み、興味 就労条件 実際の職場 車好き、ボランティア 軽作業 福祉施設の送迎運転手(短時間) 惣菜づくり 立ち作業を避ける スーパーの惣菜部門(5時間4日勤務) デザイン ウェブサイトの管理、デザイン、ホームページ更新 生け花(教授) 無理のない仕事 福祉施設2ヶ所での「生け花教室」(新規開講)
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モデル事業で、ハローワークが手助けした職探しの成果(2)
強み、興味 就労条件 実際の職場 印刷業の経験 疲れない仕事 印刷会社の校正 営業や販売 職場の病気理解 薬品会社での雑貨販売(障害者雇用、正社員) (面接会に参加) (心臓移植後) ドラッグストアの品出し(職場配慮あり)
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労働支援と医療支援の連携の重要性 急性疾患 慢性疾患 予防 早期発見 診断 治療 リハビリテーション ・経過観察 ・継続的受療 ・自己管理
死亡 慢性疾患 死亡 感染等 潜伏期 発症 治癒 後遺症 疾患の慢性化 予防 早期発見 診断 治療 リハビリテーション ・経過観察 ・継続的受療 ・自己管理 ・生活支援 ・就労支援(無理のない仕事と配慮)
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難病相談・支援センターとハローワークとの連携(1)
難病相談・支援センターでの相談受付から、ハローワークでの職探しへの素早い橋渡し 就業希望者を抱え込まずに、ハローワークでの職業検索を支援し、希望の仕事を最低5つはプリントアウト。 再び、難病相談・支援センターで無理なく安全な「働くイメージ」について、医療専門職も交えて検討 無理なく安全に働ける就業希望の条件を明確にして、ハローワークに職探しを依頼する。 職種、勤務場所・時間、必要な配慮や支援内容等。 企業に安心して紹介できる条件の整備。
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病気や「できないこと」だけを伝えるのではなく、
具体的な職探しの条件や、企業への説明に必要なことを、具体的に明らかにする。
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難病相談・支援センターとハローワークとの連携(2)
就職活動時や職場定着期に、難病相談・支援センターが医療的支援を調整 企業、本人、ハローワーク等の不安や課題への対応。 就業継続期に、いつでも相談できる地域の核の確保 就職後の体調の悪化、職場の人間関係等で就業継続ができなくなる前に、予防的に対応する。 就業支援ニーズのある難病のある人を、地域支援につなげる核の形成とアウトリーチ 難病相談・支援センターでの「就労相談・支援」のPR。関係機関へパンフレットを置く。
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どちらが真実を伝えているか? ~できないことを述べるのは簡単だが・・・
「私はクローン病です。これは難病に指定されている腸疾患です。定期的に通院する必要があります。腹痛があったり、トイレに頻繁に行かなくてはいけないことがあります。入院の可能性もあります。障害者雇用率にはカウントされません。難病を理解して雇用して下さい。」 「私は、大学ではデザインを学んで、前職ではホームページ制作も経験しました。ウェブデザインには自信があります。持病がありますが、御社にはフレックス制度があるので特に心配ないと、医師の手紙もあります。」 「職場での配慮の仕方や雇用管理についてお困りの点があれば、様々な無料の支援が提供されます。」
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難病のある人、雇用企業、支援関係者の共通認識の醸成
障害や疾患、生活面での課題、本人の就労希望についての把握 ケース会議での就労可能性の検討 無理なく能力を発揮できる仕事や働き方 職場や地域における配慮や支援 「ナチュラルサポート」に必要な共通認識 無理なく安全に仕事ができる 配慮や支援は負担ではない 難病があっても完全な職業人である
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効果的な環境整備の例 クローン病で消化器系の機能障害有 職業的課題:「仕事を継続すること」(平均問題発生率:58.3%)
「主治医・専門医と職場担当者を交えた仕事内容のチェック」有 ⇒問題発生率0% 「職場内で必要な休憩や疾患の自己管理ができる場所の配慮」有 ⇒問題発生率0%
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効果的な環境整備の例 クローン病で「疲れやすさ」有 職業的課題:「食事や休養など健康管理をすること 」(平均問題発生率:40.6%)
「病気や障害に関わらずキャリアアップができるための人事方針」有 ⇒問題発生率4.8% 「上司・同僚の病気や障害についての正しい理解」有 ⇒問題発生率12.9% 「仕事上の相談にのってくれる同僚・上司・上役」有 ⇒問題発生率14.3%
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「クローン病」への「職場内支援」のポイント
勤務中の自己管理への職場の配慮 病気や障害にかかわらない人事方針 仕事上の相談にのる同僚・上司 職場内の休憩や疾患管理ができる場所の配慮 社内の親睦会などへの参加のしやすさ 通院への配慮 勤務中の休憩を取りやすくする コミュニケーションに時間をかける配慮 上司・同僚の病気や障害への正しい理解
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「クローン病」への「地域支援」のポイント
必要な環境整備について会社側に伝えること 役に立つ医療ソーシャルワーカー(MSW)に相談すること* 患者団体、難病連(難病相談会)に相談すること 保健所(保健師)に相談すること 役に立つ学校の教師や進路指導担当者に相談すること*
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難病のある人には、「職業的問題」がどの程度あるのか?
0% 20% 40% 60% 80% 100% 潰瘍性大腸炎 モヤモヤ病 全身性エリテマトーデス 多発性筋炎・皮膚筋炎 サルコイドーシス クローン病 網膜色素変性症 再生不良性貧血 混合性結合組織病 シェーグレン症候群 ベーチェット病 重症筋無力症 強皮症 神経線維腫症 多発性硬化症 パーキンソン病 脊髄小脳変性症 現状 0% 20% 40% 60% 80% 100% 潰瘍性大腸炎 モヤモヤ病 全身性エリテマトーデス 多発性筋炎・皮膚筋炎 サルコイドーシス クローン病 網膜色素変性症 再生不良性貧血 混合性結合組織病 シェーグレン症候群 ベーチェット病 重症筋無力症 強皮症 神経線維腫症 多発性硬化症 パーキンソン病 脊髄小脳変性症 支援後の見通し 20%以上が「問題あり」とした職業的課題 半数以上が「問題あり」とした職業的課題
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企業の不安を解消し、安全配慮上の問題を解決する
適切な環境整備や支援を前提とすれば、安全に健康に職業生活が送れる。 企業の安全配慮義務の内容を具体的に示す。 仕事のできない病人を雇用するわけではない。 いつでも必要な社会的バックアップがある。 企業だけで支援を抱え込む必要はない。 難病があっても、本人は自分のできること、できないことを理解して自己管理できる。 仕事の内容によって完全な職業人になれる。
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全身性エリテマトーデス 全国で4万人以上。若い女性に多い。 ステロイド剤、免疫抑制剤により、病気のコントロールが向上している。
紫外線(海水浴、日光浴、スキーなど)、風邪などのウイルス感染、怪我、外科手術、妊娠・出産などで悪化 悪化した場合の症状:全身倦怠感、疲労しやすさ、関節炎、発疹、日光過敏症、臓器障害等
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若年性パーキンソン病 40歳未満で発症:パーキンソン病全体の10%(全国で約12,000人) ON/OFF症状の理解のされ難さ
薬が効いている時は普通の生活、職業も問題がない ジスキネジア: 「L-ドーパ」の副作用 体が勝手にくねくね動く、字がかけない、千鳥足、貧乏揺すり様、知的能力には全く問題がない カウンセリングの必要性 患者団体等でのピアカウンセリングがないと、自主退職、うつなどが多発する 病気の進行にあわせた、数年をかけたキャリア計画
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重症筋無力症 全国で5,000~10,000人;女性が2倍(10~30歳代で発症)
特に夕方や疲労時に、まぶたが落ちてくる、物が二重に見える、声がかすれる、筋力低下、呼吸困難、嚥下障害、疲労しやすさ 日内変動(朝が調子がよく、夕方に悪くなる;朝から調子が悪いこともある) 夏が疲れやすい、低気圧・季節の変わり目で悪化 胸腺摘出手術後3年程度、病状が不安定
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重症筋無力症の人の勤務例 看護師 夜勤、時間外勤務の禁止 徒歩通勤 管理者だけが病名を知っている
規則正しい勤務が可能なリハビリ科 徒歩通勤 管理者だけが病名を知っている 突発休や早退(職場内休憩を認めないため)があるが、他の看護師と同程度 薬のふたをあけたり、アンプルを切るなどの力のいることは同僚に依頼する
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難病のある人は、地域に就業の相談先がほとんどない
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難病のある人の就業についての相談先の有用性
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手帳の有無によって左右される相談先の有用度
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難病のある人の障害認定状況 1級 2級 3級 6級 5級 4級 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%
100% 再生不良性貧血 潰瘍性大腸炎 特発性血小板減少性紫斑病 混合性結合組織病 強皮症 全身性エリテマトーデス 神経線維腫症 重症筋無力症 サルコイドーシス 多発性筋炎・皮膚筋炎 モヤモヤ病 クローン病 ベーチェット病 パーキンソン病 多発性硬化症 網膜色素変性症 脊髄小脳変性症 1級 2級 3級 6級 5級 4級
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障害者手帳の「ある」難病の例 視覚障害 肢体不自由 小腸機能障害、直腸機能障害 網膜色素変性症、ベーチェット病
●中途障害 視覚障害 網膜色素変性症、ベーチェット病 肢体不自由 脊髄小脳変性症、パーキンソン病、多発性硬化症 小腸機能障害、直腸機能障害 クローン病、潰瘍性大腸炎 ●病気の進行 ●病気の変動 ●通院、自己管理の必要 ●合併障害 ・感覚+身体+痛み等 ・肢体不自由+内部障害 ・全身の肢体不自由等 ●障害の理解しにくさ ・障害への薬の効果 ・体調変化の要因
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障害認定されていないが、職業上の困難が起こり得る例
●全身性エリテマトーデス(SLE) 機能障害 疲れやすさ、日光過敏 関節の痛み、腹痛、全身の痛み 皮膚障害、相貌の変化 免疫機能障害、膵臓機能障害、肝臓機能障害、等 活動制限、参加制約 定期的通院の必要性 過労、ストレス、寒冷、発汗等の避けるべき条件、等 ●膠原病 ●重症筋無力症 ●潰瘍性大腸炎 ●クローン病 ●神経線維腫症 ●表皮水疱症 ●先天性免疫不全症候群 ● 1型糖尿病 ●もやもや病 ●再生不良性貧血
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病気と障害 疾患・失調 機能障害 活動制限 (能力障害) 参加制約 (社会的不利)
難病(診断名):パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、全身性エリテマトーデス・・・・130疾患(以上) 病気と障害 疾患・失調 機能障害 活動制限 (能力障害) 参加制約 (社会的不利) 感覚障害、肢体不自由、内部障害、知的・精神障害 勤務時間制限、業務制限、就業条件の制限・・・ 疲れやすさ、皮膚障害、痛み、外貌・・・
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身体障害者手帳を所持しない人 取得できるのに未取得の場合 認定基準に該当しない場合
手帳制度を知らない、認定されないと思い込んでいる/過去に認定を渋られた、「自分は障害者ではない」 「6級ではメリットがないので取得していない」 認定基準に該当しない場合 疲れやすさ、皮膚、日光過敏、ストレスに弱い、関節痛、腹痛・・・ ⇒雇用率制度によらない支援の活用 職業紹介、職業リハビリテーション、雇用管理の指導、医療・保健・福祉等の制度やサービス
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障害者雇用支援制度の利用への障害者手帳の要/不要
手帳が必要 障害者雇用率への算定対象(職安) 職場適応訓練(職安) 各種助成金 特定求職者雇用開発(職安) 障害者介助等(雇用支援機構) 障害者作業施設設置等(雇用支援機構) 手帳は不要 職業相談(職安、職業センター、就業・生活支援センター) 職場定着支援(〃) ジョブコーチ支援(職業センター) 職業準備支援(〃) 職務試行法(〃) トライアル雇用(職安)
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「餅は餅屋」の連携 ~難病のある人の「職業生活と疾患管理の両立」ニーズに応えるという共通目標~
ハローワーク等労働機関 就職セミナー 職業相談 職業訓練 求人情報提供 個別職場開拓 雇用率達成指導 事業主への説明 制度の活用 定期的フォローアップ 福祉施設、医療機関等 難病のある人の理解 支援課題の検討 職場実習 職場見学 同行支援 生活支援 生活、医療面の継続的支援 職業準備 職探し 職場適応 事業主支援 就業継続
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生活自立支援と就労支援の一体的取組 共同のケース会議等の重要性 餅は餅屋の連携の重要性
福祉、医療、労働等の支援は、難病のある人の「職業生活と疾患管理の両立」ニーズに応えるという共通目標をもつ。 餅は餅屋の連携の重要性 労働機関は労働支援を 医療機関は医療支援を 福祉機関は生活支援を 難病のある人の「職業生活と疾患管理の両立」のために
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「顔の見える関係づくり」 個別的、継続的な地域支援における関係機関の連携の進展
ハローワークのチーム支援 障害者就業・生活支援センター事業 障害者職業センターの拡大ケース会議、等 医療、生活、労働等の支援のために必要な密接な情報交換に必要な信頼関係 ケース会議における本人への「説明と同意」 情報を共有して支援することへの包括同意の取得
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適切な環境整備があれば仕事ができると思うか?
非就業者全体 絶対に仕事ができる(12%) 仕事ができると思う(38%) わからない(23%) 仕事はできないと思う(17%) 絶対に仕事はできない(10%)
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「難病患者の就業支援」から 「難病のある人の就業支援」へ
「病気で働けない人の雇用への理解を企業に求める。」 ⇒ 「自己管理ができる職業人と企業のマッチングを目指す。」 「難病だから、軽作業、事務、短時間の仕事を探す。」 ⇒ 「その人の強みや興味を生かせる、無理なく安全な仕事を探し、創る。」 「障害者手帳がないから、就業支援は行えない。」 ⇒ 「個別的で継続的な職探しや、事業主の安心につながる支援を行う。」
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