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千葉商科大学商品学研究部無形財向笠班 露崎友恵 向笠浩章 菅原裕

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1 千葉商科大学商品学研究部無形財向笠班 露崎友恵 向笠浩章 菅原裕
2009/9/26   運輸業界における      非価格戦略の新提案 10ゼミ 本番発表   2009年12月5日 千葉商科大学商品学研究部無形財向笠班            露崎友恵 向笠浩章 菅原裕

2 2009/9/26 不況と言われる昨今・・・ 有形財の価格競争が目立つ

3 無形財においても価格競争の拡大!? 2009/9/26

4 価格競争の激化 2009/9/26 昨今、有形財無形財に関わらず 価格競争が激化している。 価格競争の激化=コモディティ化の見解は安易。

5 研究の視点 2009/9/26 高速道路1000円一律化の 影響をうけている 運輸業界の中でも、 特に価格戦略を行っていると思われる 航空会社に 着目。 ターゲットは国内旅行者とする。

6 負のスパイラル 値下げ 利益の減少 ブランド価値の低下 既存顧客の減少 企業のイメージダウン(対債権者含む) 2009/9/26
企業にとってのコスト増大 企業のイメージダウン(対債権者含む) ブランド価値の低下 既存顧客の減少 2009/9/26 負のスパイラル

7 2009/9/26 以上のことから、 価格競争は企業にとって             不健康な状況である。

8 既存顧客の重要性 ここまでのまとめ 価格競争での差別化を進めるのは、スライド9で述べたように不健康な体質である (問題意識)
2009/9/26 価格競争での差別化を進めるのは、スライド9で述べたように不健康な体質である (問題意識) そこできめ細かい非価格訴求型のアプローチをすることによって現行の価格訴求型のアプローチよりも高い顧客満足度を創造することができるのではないか 既存顧客の重要性

9 既存顧客の維持の重要性 新規顧客の獲得には既存顧客の維持よりも 7倍から10倍のコストがかかる (遠藤雄一 2006)
2009/9/26 新規顧客の獲得には既存顧客の維持よりも   7倍から10倍のコストがかかる (遠藤雄一 2006) 5%の顧客を維持することで25%から85%の  利益向上が図られる       (遠藤雄一 2006) (スライド6の後に既存顧客の維持を目的とした手段の紹介)

10 サービス・ リカバリーパラドックス 2009/9/26

11 目的 サービス・リカバリー・パラドックスの モデルを基とした新モデルの提案 2009/9/26
スライド11で優良顧客の用語説明を入れると良い。

12 航空会社に関する調査 <調査概要> 調査方法 インターネットweb定量調査 調査対象 アンケートパネル、18歳〜69歳までの男女。
2009/9/26 <調査概要> 調査方法  インターネットweb定量調査 調査対象  アンケートパネル、18歳〜69歳までの男女。            過去1年間にプライベート目的で<札幌路線>            <福岡路線>を2回以上利用したことがある方。 調査期間   2008年3月27日(木)〜3月31日(月) 有効回答人数  各路線ごとにJAL/ ANA/エアドゥ/スカイマー                クの航空会社利用者各社130人ずつ回収   実施機関  ヤフーバリューインサイト株式会社

13 2009/9/26 航空会社選択時の重要項目 価格訴求のアプローチ 非価格訴求のアプローチ (東京~札幌間) 航空会社選択時の重要項目

14 2009/9/26 航空会社選択時の重要項目 価格訴求のアプローチ (東京~福岡間) 非価格訴求のアプローチ

15 ANA 28,200円 JAL 28,200円 スカイマーク 17,800円 ※2009年11月13日現在 ANA 29,800円
2009/9/26 ANA         28,200円 JAL          28,200円 スカイマーク    17,800円 ※2009年11月13日現在 ANA         29,800円 JAL          29,800円 スカイマーク    17,800円 ※2009年11月13日現在

16 旅客輸送実績(2008年8月:東京札幌間) 航空会社 旅客者数 旅客者数前年比(%) JAL 400,803 100.1 ANA
2009/9/26 価格訴求 非価格→利用者数多い 航空会社 旅客者数 旅客者数前年比(%) JAL 400,803 100.1 ANA 370,714 エアドゥ 32,487 112.3 スカイマーク 21,079 54.9

17 旅客輸送実績(2008年8月:東京福岡間) 航空会社 旅客者数 旅客者数前年比(%) JAL 293,380 104.9 ANA
2009/9/26 航空会社 旅客者数 旅客者数前年比(%) JAL 293,380 104.9 ANA 291,349 102.9 スカイマーク 40,567 78.2

18 2009/9/26 価格訴求のアプローチ 非価格訴求のアプローチ

19 2009/9/26 価格訴求のアプローチ 非価格訴求のアプローチ

20 航空会社に対する魅力値の変化 航空会社を利用する前
2009/9/26 航空会社を利用する前 非価格訴求のアプローチに対して意識しつつも、価格訴求のアプローチに魅力を感じる傾向があることがわかった。 航空会社を利用した後 利用する前とは逆に、非価格訴求のアプローチに魅力を感じる傾向にあることがわかった。

21 求める潜在ニーズを持っているのではないか
航空会社を選ぶ基準と満足度のスライドを考察 2009/9/26 消費者は非価格訴求のアプローチを 求める潜在ニーズを持っているのではないか 航空会社を利用する前 価格訴求>非価格訴求 航空会社を利用した後 価格訴求<非価格訴求(スライド14の要約) (考察) ・航空会社を利用した後の非価格訴求の満足度が、利用する前の価格訴求・非価格訴求の満足度よりも高い数値であることがわかった。 ・JALやANAについては、非価格訴求の満足度が、スカイマークに比べて相対的に高い。 ・スカイマークはマイレージポイントがないが、空港サービスが充実しているため、JALやANAの『サービスの内容』の評価(満足度)が高い。 ベビーカー貸し出し・サービス車椅子(簡易)貸し出し・サービススターキッズ

22 購入前の段階で顧客が必要としている情報は、
2009/9/26 つまり、 購入前の段階で顧客が必要としている情報は、 非価格情報ではないだろうか。 希望する時間帯に便がある 機内食・ドリンクサービス 客室乗務員の容姿 予約サイトの使いやすさ 好きな航空会社 いつも使っている・使い慣れている航空会社 機内の設備 知名度が高いこと 安全なイメージ 機内エンターテイメントの充足 客室乗務員の接客態度 チェックインが楽・簡単

23 いつも使っている・使い慣れている航空会社
サービス・リカバリーパラドックス 2009/9/26 時間軸 購買意思 価格訴求サービスに満足 購買 希望する時間帯に便がある 機内食・ドリンクサービス 客室乗務員の容姿 不満足 (非価格訴求 サービスへの期待) 予約サイトの使いやすさ 好きな航空会社 いつも使っている・使い慣れている航空会社 機内の設備 知名度が高いこと 安全なイメージ 機内エンターテイメントの充足 客室乗務員の接客態度 チェックインが楽・簡単 23

24 仮説提唱Ⅰ 2009/9/26 消費者は、非価格訴求のアプローチを 潜在的に重視している。

25 非価格訴求の項目の値が、価格訴求の項目の値を上回っていれば有意とする。
調査仮説 2009/9/26 マイレージポイントの付与率 マイレージサービス マイレージ会員である 各種割引サービスが 明瞭であること 各種割引サービスの割引率 航空運賃 マイレージサービスの 使い勝手の良さ 対応のあるt検定で平均値の差を検定。 非価格訴求の項目の値が、価格訴求の項目の値を上回っていれば有意とする。 希望する時間帯に便がある チェックインが楽・簡単 予約サイトの使いやすさ いつも使っている・使い慣れている航空会社 安全なイメージ 機内食・ドリンクサービス 客室乗務員の容姿 好きな航空会社 客室乗務員の接客態度 機内の設備 知名度が高いこと 機内エンターテイメントの充足 25

26 2009/9/26 仮説提唱Ⅱ 価格訴求型のアプローチよりも 非価格訴求型のアプローチの方が、 高い顧客満足度を創造することができる。

27 検証概要 手法 アンケート形式による調査 対象者 20代から50代の男女21名 実施期間 2008年11月20日~11月27日

28 仮説検証 価格訴求のアプローチ 2009/9/26 非価格訴求のアプローチ 28

29 T検定の結果「安全なイメージである」が5%水準で有意である。
価格訴求のアプローチα1 2009/9/26 非価格訴求のアプローチβ1 航空運賃<安全なイメージ T検定の結果「安全なイメージである」が5%水準で有意である。

30 T検定の結果「安全なイメージである」が5%水準で有意である。
価格訴求のアプローチα1 2009/9/26 非価格訴求のアプローチβ1 各種割引サービスの割引率<安全なイメージ T検定の結果「安全なイメージである」が5%水準で有意である。

31 1)各種割引サービスが明瞭であること<希望する時間に便があること
価格訴求のアプローチα1 2009/9/26 非価格訴求のアプローチβ1 1)各種割引サービスが明瞭であること<希望する時間に便があること 2)各種割引サービスが明瞭であること<安全なイメージ 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が5%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。

32 価格訴求のアプローチα1 非価格訴求のアプローチβ1
2009/9/26 非価格訴求のアプローチβ1 1)マイレージ会員であること <希望する時間に便があること 2)マイレージ会員であること<安全なイメージ 3)マイレージ会員であること<予約サイトの使いやすさ 4)マイレージ会員であること<客室乗務員の接客態度 5)マイレージ会員であること<機内の設備

33 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。
2009/9/26 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。 3)T検定の結果「予約サイトの使いやすさ」は有意でない。 4)T検定の結果「客室乗務員の接客態度が良い」が5%水準で有意である。 5)T検定の結果「機内の設備が良い」が5%水準で有意である。

34 価格訴求のアプローチα1 非価格訴求のアプローチβ1
2009/9/26 非価格訴求のアプローチβ1 1)マイレージサービスがあること <希望する時間に便があること 2)マイレージサービスがあること<安全なイメージ 3)マイレージサービスがあること<客室乗務員の接客態度 4)マイレージサービスがあること<機内の設備

35 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。
2009/9/26 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。 3)T検定の結果「客室乗務員の接客態度が良い」が5%水準で有意である。 4)T検定の結果「機内の設備が良い」は有意でない。

36 価格訴求のアプローチα1 非価格訴求のアプローチβ1
2009/9/26 非価格訴求のアプローチβ1 1)マイレージポイントの付与率<希望する時間に便があること 2)マイレージポイントの付与率<安全なイメージ 3)マイレージポイントの付与率<予約サイトの使いやすさ 4)マイレージポイントの付与率< チェックインが簡単 5)マイレージポイントの付与率<客室乗務員の接客態度 6)マイレージポイントの付与率<機内の設備 7)マイレージポイントの付与率<機内食ドリンクサービス

37 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。
2009/9/26 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。 3)T検定の結果「予約サイトの使いやすさ」が1%水準で有意である。 4)T検定の結果「チェックインが簡単」が5%水準で有意である。 5)T検定の結果「客室乗務員の接客態度が良い」が5%水準で有意である。 6)T検定の結果「機内の設備が良い」が1%水準で有意である。 7)T検定の結果「機内食ドリンクサービス」が5%水準で有意である。

38 価格訴求のアプローチα1 非価格訴求のアプローチβ1
2009/9/26 非価格訴求のアプローチβ1 1)マイレージサービスの使い勝手の良さ<希望する時間に便があること 2)マイレージサービスの使い勝手の良さ<安全なイメージ 3)マイレージサービスの使い勝手の良さ<予約サイトの使いやすさ 4)マイレージサービスの使い勝手の良さ< チェックインが簡単 5)マイレージサービスの使い勝手の良さ<客室乗務員の接客態度 6)マイレージサービスの使い勝手の良さ<機内の設備 7)マイレージサービスの使い勝手の良さ<機内食ドリンクサービス

39 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。
2009/9/26 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。 3)T検定の結果「予約サイトの使いやすさ」が1%水準で有意である。 4)T検定の結果「チェックインが簡単」が5%水準で有意である。 5)T検定の結果「客室乗務員の接客態度が良い」が1%水準で有意である。 6)T検定の結果「機内の設備が良い」が1%水準で有意である。 7)T検定の結果「機内食ドリンクサービス」が5%水準で有意である。 1)T検定の結果「希望する時間に便があること」が1%水準で有意である。 2)T検定の結果「安全なイメージである」が1%水準で有意である。 3)T検定の結果「予約サイトの使いやすさ」は有意でない。 4)T検定の結果「チェックインが簡単」は有意でない。 5)T検定の結果「客室乗務員の接客態度が良い」が1%水準で有意である。 6)T検定の結果「機内の設備が良い」が5%水準で有意である。 7)T検定の結果「機内食ドリンクサービス」が5%水準で有意である。

40 検証結果のまとめ(1) 非価格訴求のアプローチが 価格訴求のアプローチよりも有意であった項目 希望する時間に便があること
2009/9/26 非価格訴求のアプローチが 価格訴求のアプローチよりも有意であった項目 希望する時間に便があること 安全なイメージである 予約サイトの使いやすさ チェックインが簡単 客室乗務員の接客態度が良い 機内の設備が良い 機内食ドリンクサービス

41 検証結果のまとめ(2) 非価格訴求のアプローチが 価格訴求のアプローチよりも有意でなかった項目 機内エンターメントの充足 客室乗務員の容姿
2009/9/26 非価格訴求のアプローチが 価格訴求のアプローチよりも有意でなかった項目 機内エンターメントの充足 客室乗務員の容姿 知名度が高いこと 好きな航空会社 使い慣れている航空会社

42 考察・インプリケーション 仮説は、部分支持である。 検証結果のまとめ(1)で支持された項目は、 リカバリーパラドックスの対応満足を高める
2009/9/26 仮説は、部分支持である。 検証結果のまとめ(1)で支持された項目は、   リカバリーパラドックスの対応満足を高める   要素として有効であるといえるだろう。

43 今後の課題(調査の限界) 調査票で用いた調査項目が被験者に伝わりづ らかった為、わかりづらさを与えてしまった
  らかった為、わかりづらさを与えてしまった 今後は、男女比・年代別に研究を進めるとまた  違った結果がでるだろう 調査票の項目の中に満足度の調査が欠けてい   た為、現行の価格訴求のアプローチに対して被   験者がどの程度満足していたのかが、考察でき   なかった

44 参考文献・URL 渡辺隆之・守口剛(1998)「セールスプロモーションの実際」日経文庫
2009/9/26 参考文献・URL 渡辺隆之・守口剛(1998)「セールスプロモーションの実際」日経文庫 遠藤雄一(2006)「CRMの戦略的意義と課題」北海学園大学経営論集 ヤフーバリューインサイト JAL ANA AIR DO スカイマーク

45 2009/9/26 ご清聴ありがとうございました。


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