18 調査研究や勉強会からの示唆データ公開からの示唆 アイディアボックス 統計データ 各種資料の公開 電力データ公開 文字情報基盤 ツタグラ 復旧・復興データベース データマッシュアップ等からの示唆 情報産業人材データ 報告書一覧 CIO 補佐官調達・落札情報 データ運営からの示唆 教育コンテンツ 利用サイドとの交流からの示唆 コンテスト等の呼びかけ ハッカソン
情報関連人材データのマッシュアップ検証 人口 総数 男 女 雇用関係統計 15 歳以上人口 労働力人口 就業者 完全失業者 非労働力人口 完全失業率(%) 新規求人倍率 有効求人倍率 情報通信産業の職業紹介状況 新規求人 有効求人 新規求職 有効求職 紹介件数 就職件数 新規求人倍率 有効求人倍率 情報産業概況 情報通信業人口 事業所数 従業者数 年間売上高 ( 百万円) 事業所数 従業者数 年間売上高 ( 百万円) 事業所数 従業者数 年間売上高 ( 百万円) 情報処理技術者試験応募者 IT パスポート 基本情報技術者 IT ストラテジスト 情報セキュリティスペシャリスト IT サービスマネージャ プロジェクトマネージャ 年度合計 家庭の情報化状況 パソコン普及率 携 帯 電 話 ( PHSを含む ) 普及率 通信費 (特掲)移 動 電 話 通 信 料 個人のインターネット利用状況 総数 ( % ) 電子メール 掲示板・チャット ホームページ,ブログの開設・更新 情報検索及びニュース等の情報入手 画像・動画・音楽データ,ソフトウエ アの入手 商 品 やサービスの予約・購入,支払い などの利用 その他 学校の情報化状況 学校数 教育用コンピュータ総台数 教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数 一学校あたりの電子黒板の整備台数 普通教室のLAN整備率 インターネット接続率(光ファイバ回線) インターネット接続率( 30Mbps 以上回 線) 教員の校務用コンピュータ整備率 19 情報関連産業の情報を 都道府県別に集約して比較
マッシュアップ結果の抜粋 20 教育も盛んなので PC 販売の余地があるのではないか 産業活性化の余地があるのではないか
作成時に直面した課題 データの所在がわからない – 都道府県別のインターネット普及率を確認しようとしても統計表の区分が難 しく見つからない – 統計データではなく各府省の調査研究の中にデータがあることがある データの詳細が公表されていない – 都道府県・産業別有効求人倍率など、都道府県別に分析すると有効なデータ を持っているはずなのに分析、公開されていない 情報産業の求人を調べると全国統計しか入手できない データが PDF で公開されている – 統計データを PDF で公開している行政機関がある データ項目の付け方に統一性がない – データ区切りに空白行が入る場合があり、それも独自の基準である – 見出し語に、改行、文字幅調整のスペース等が入り、統一性がない – 数字の単位情報の記載が不統一 – Excel の書式や数式データを持っている場合があり、他のデータと組み合わ せる時に処理が必要 データ項目作成の基本的な方針の整備が必要 都道府県、市町村や産業別など、利用を想定した情報提供が必要 統計は用語定義がしっかりしているが、調査項目が微妙に異なりマッシュできない場合が ある。 21
報告書一覧作成からの示唆 これまで各ホームページで公開されていた情報システムに関連した政府 および公益法人の報告書をリスト化 – メタデータを統一 22 再利用を前提としたメタデータの付与が必要 どこにあるか分からない情報をカタログ化することは有効 報告書を分冊ごとにダウンロードしたり、 HTML で公開する等、公開方法が統一されてい ない。特に参考資料の扱いが難しい。
CIO 補佐官調達・落札情報収集からの示唆 各府省がバラバラと情報公開する ので、項目を統一して整理。 落札情報は、公開され得る場合と されない場合があり、行政事業レ ビューシートも使い情報を収集。 23 同じ事項の募集や調達は、一元的に見えるようにすることが、競争促進という面からも重 要 最低限の情報だけ公開し、説明会で資料を紙で配布というケースが多い
24 調査研究や勉強会からの示唆データ公開からの示唆 アイディアボックス 統計データ 各種資料の公開 電力データ公開 文字情報基盤 ツタグラ 復旧・復興データベース データマッシュアップ等からの示唆 情報産業人材データ 報告書一覧 CIO 補佐官調達・落札情報 データ運営からの示唆 教育コンテンツ 利用サイドとの交流からの示唆 コンテスト等の呼びかけ ハッカソン
教育情報ナショナルセンター 教育コンテンツを授業で使いこなす時代に備え、 2001 年に通商産業省の 支援により整備。 – 学習教材に、国際標準に対応した LOM ( Learning Object Metadata ) を付加し、無料で教材を配布した、世界最先端の学習支援データ ベース。 25 分類情報を用いて、 効率良く選択できる タイトル 作成者 キーワード 分類情報 識別情報 ( ID ) 難易度 対象年齢 など 国や自治体の作った教材 学習指導要領や様々な観点か らメタデータでの検索が可能
NICER のオープンデータ化とその示唆 教育機関にオープンにデータを提供 事業仕分けにより廃止が決定。 廃止 開始時の思いを後継者につないでいくことが重要である データの内容が重要である。単にオープンにしているだけでは誰も利用しない オープンデータ化していたことで、財産が死蔵されずに維持されている 新たなデータの供給がなくなると次第に陳腐化していく場合が多い。 出典元:一般社団法 人日本教育工学振興 会 出典元:パナソニッ ク教育財団検索シス テム研究会
27 調査研究や勉強会からの示唆データ公開からの示唆 アイディアボックス 統計データ 各種資料の公開 電力データ公開 文字情報基盤 ツタグラ 復旧・復興データベース データマッシュアップ等からの示唆 情報産業人材データ 報告書一覧 CIO 補佐官調達・落札情報 データ運営からの示唆 教育コンテンツ 利用サイドとの交流からの示唆 コンテスト等の呼びかけ ハッカソン
利用者への呼びかけの実施 東京電力が公開する電力使用状況のデータ( CSV 形式)を基に、グラフ 等の作成や分析などを実施するアプリケーションの開発を、民間技術者 に呼びかけ 翌日には多数のアプリケーション ・ PC 向け ・スマートフォン向け ・デジタルテレビ向け 28
コンテストの実施 オープンデータを題材としたコンテストを実施 29 データ利用者に積極的に呼び掛けていくことが重要である オープンデータの有効性を示すとともに、オープンデータの機運を高めていくためにコ ンテストは有効である コンテスト等を活性化するには、題材となるデータの内容が重要である 節電スマートフォンアプリ 大賞 スマートフォンアプリの中にも節電に関わるコンテンツが増加。それらのアプ リを制作する開発者を応援するとともに、広く一般のスマートフォンユーザー に節電アプリを利用してもらうことで、節電意識を高めることを目的として、 「 2011 節電スマートフォンアプリ大賞」を実施。 2011 年 7 月 4 日から 7 月 31 日まで応募を受け付け、一般投票による一次審査、有 識者による二次審査を経て、ユーザビリティ、デザイン、機能、アイデアの4 部門の大賞受賞作品を決定。 受賞作品(一例)
復旧・復興支援制度データベース API ハッカソン 2012 年 6 月 2 日 利用者である税理士やプログラマなど 44 名が参加 公開したデータを使って様々なアプリケーションを開発 30 出典元: 出典元: Hack For Japan HP
ハッカソンからの示唆 アプリケーション開発を通じて顕在化した API の課題を整理して、提言 を受領。 提言に対して回答を提示 31 オープンデータを推進していくためには、利用者の声を聞き、改善を図っていくことが 重要 出典元: Hack For Japan HP