オリエンテーリングをとりま く現状と今後の普及方策 本セッションのねらい 現状認識の共有 普及方針とモデルの提案 情報と意見交換:普及パッケージの構 築に向けて 平成13年度全国協議会 京都 2002年3月23日 普及教育委員会
社会状況 1)アウトドアスポーツの興隆 2)学生のクラブ離れ(OLに限らず) 3)自然・環境への関心の高まり 4)学校教育の変化 → 「生きる力」の育成 → 体験的学習の 強調 → 週休二日制 → 地域でのスポーツ活動
オリエンテーリングの現状 1)公認大会離れ:01年度西、東日本 大会 2)オリエンティアの漸減傾向 3)JOAの財政的基盤の危機(スポン サーの撤退) 4)戦略的普及策の欠如
普及教育への資産 ナヴィゲーションという資産 → 知的ツール → 自然環境に入る道具 → 地図作成能力 地域クラブ
普及教育の目的 経験人口の増加 社会貢献 社会的評価の向上 愛好人口の増加
普及教育のターゲット 1)学校教育 2)野外活動施設 3)地域活動とのタイアップ 4)地域総合型SCへの参画 5)独自のイベント 6)導入から次の段階へ
学校教育 生きる力 体験的活動・総合的学習 事例:作手村巴小学校 校内・周辺で実施可能 教育目的と合致
野外活動施設 相当数がパーマ、OLコースを設置 ハードからソフト 学校利用からグループ利用へ ハードとソフトを統合したパッケージの 提供
地域活動とのタイアップ 草の根、個人的つながりによるイベント 事例:川越市、入間市
地域総合型SC いかに加盟するか? 何をするか? 年間を通したプログラムの作成と提供
独自イベント 遠い、高い、難しい → オリエンティアの発想からの脱却
今後の普及に必要なこと 1)明確なメッセージ 2)具体的なツール 3)地道なPR
ツール:普及のためのパッケー ジ 1)実施マニュアル 2)用具提供・貸し出し 3)技術指導
役割分担 学校・ 野外活動 施設 クラブ JOA ディレクター オリエンティア 協会員 情報提供 実施 依頼 フィー ド バック パッケージの提供 教育 PR 関心を持った個人 をどうすくい上げ るか?
展望 導入のための実施方法のアイデアは? JOA/普及教育委員会は何を提供すべ きか? 都道府県協会は何ができるのか?