Webmail IMP の日本語化 筑波大学 研究基盤総合センター 木村 博美
レジュメ IMP の紹介 作業の経過 日本語化の作業内容 今後
(c)2007 筑波大学 木村博美 3 IMP について Horde.org が開発 オープンソース・ソフトウェア PHP 使用 IMP = Webmail
(c)2007 筑波大学 木村博美 4 IMP4 :一覧表示画面
(c)2007 筑波大学 木村博美 5 メニューバー サイドバー (作業の切替) フォルダー選択 ページ選択 表示順の選択 メールの選択と操作 IMP4 :一覧表示画面
(c)2007 筑波大学 木村博美 6 IMP4 :内容表示画面 件名 本文 ヘッダー
(c)2007 筑波大学 木村博美 7 IMP4 : メール作成 アドレス帳呼出し
(c)2007 筑波大学 木村博美 8 IMP4 :個人オプション設定画面
(c)2007 筑波大学 木村博美 9 kronolith :予定表画面
(c)2007 筑波大学 木村博美 10 良い点、悪い点 多機能、設定が広範囲 インストール、設定が面倒 ML での話題の大半は設定問題 Webmail edition でインストールが楽になる IMAP の扱いが上手 メール数が増えても応答は遅くならない
(c)2007 筑波大学 木村博美 11 これまでの経緯 1/ 年頃:職場で IMP2 使用開始 日本語版作成は trustbee.com 2003 年 2 月: IMP3.1 日本語版 (trustbee.com) 2003 年 10 月: IMP3.2.2 日本語版作成開始 IMP3 使用開始 以降は自分でパッチ更新 2005 年 11 月: IMP3 作業終了
(c)2007 筑波大学 木村博美 12 これまでの経緯 2/ 年 12 月: IMP4 翻訳開始 2005 年: IMP4 公開 IMP4.0 はバギーだった 2006 年:作業マシンクラッシュ 2006 年 6 月: IMP4 作業再開 2006 年 10 月:職場で IMP4 使用開始
(c)2007 筑波大学 木村博美 13 アクセス統計 2007/2/28 時点 IMP3 パッチ 2231 アクセス 2066 ダウンロード IMP4 パッチ 4004 アクセス 2125 ダウンロード
(c)2007 筑波大学 木村博美 14 作業環境 サーバー: FreeBSD 6.x, Apache 2.2.x, PHP5.x ワークマシン: FreeBSD 6.x, WindowsXP PHP 用ツールは使っていません 使用ツール emacs, grep, FD-clone
(c)2007 筑波大学 木村博美 15 日本語化の作業内容 メッセージの翻訳 ブラウザのへ対応 日本語メールへの対応 OSへの対応
(c)2007 筑波大学 木村博美 16 メッセージの翻訳 IMP3 から gettext 採用 支援ツールの使用で更新が楽 実画面で翻訳を確認 画面レイアウトで変更も 地道で退屈な作業 主に自宅で作業してます 約3000行 # ja.po msgid “test” msgstr “ テスト ” msgid “file %s” msgstr “ ファイル %s”
(c)2007 筑波大学 木村博美 17 ブラウザへの対応 IMP3 の日本語エンコーディングは EUC-JP 古いブラウザでも OK IMP4 は UTF-8 古いブラウザで文字化け 日本語、英語以外も表示可
(c)2007 筑波大学 木村博美 18 日本語メールへの対応 IMP はヘッダの日本語を生 JIS で送りたがる パッチで対応 IMP4 では UTF-8 で送りたがる UTF-8 未対応の MUA ユーザー多数 パッチで対応 添付ファイルの日本語ファイル名が文字化け MSIE は SHIFT-JIS でなければならない Safari はどんなエンコーディングでも化ける
(c)2007 筑波大学 木村博美 19 OS への対応 FreeBSD 特有の文字化け UTF-8 locale の ctype データ SPACE 0x0085 0x00a0 それ自体は悪くないが、 Linux と挙動が異なる パッチで対応
(c)2007 筑波大学 木村博美 20 今後 未翻訳の 解消
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