MicrosoftWord 2007 2010年11月24日 (Wed)
今回の講習会では、「学級通信」作成を通して、 Word の基本的な操作を学び、教師として現場に 出てから、 Word を有効に活用することのできる 技術を身につけることを目標としています。 「学級通信」に限らず、教科学習内での教材や、 掲示物作成などにも応用を利かせることができる ようになればいいですね。
上のツールバーから「挿入」 → 「ワードアート」を選択し、見出し を作ります。見出しの形、フォント、大きさなどを選択しましょう。
次に、クリップアートを挿入してみましょう。上ツールバーの「挿入」 → 「ク リップアート」で出てきた別ウィンドウにで、さまざまな単語を検索してみま しょう。好きなものを選択し、紙面に張り付けてみましょう。
次に、罫線 ( けいせん ) をクリップアートで引いてみま しょう。 「罫線」でクリップアートを選択し、見出しの上下に入れてみましょう。ワード アートの前にカーソルを合わせた状態で上に、後ろに合わせた状態で下に、それ ぞれ罫線が引かれます。
最後に、今まで作った見出しを上から下まですべて選択し、「ホーム」の、 線が横にひかれているアイコンのうち、左から二つ目の「中央揃え」をク リックしましょう。すると今まで作った見出しが、ちょうど中央にくるよう に配置されます。
では次に、オートシェイプといわれる図形を挿入してみましょう。「挿入」 → 図形 から好きな図形を選択。その後図形を入れたい位置にカーソルをもっていき、好き な大きさまでドラッグしてみましょう。任意の大きさの図形が挿入されるはずです。 また、左クリックで「テキストを追加」することで、図形の中に文章を入れること もできます。
次に、ちょっと応 用して図形を重ね てみたいと思いま す。「図形」の一 番下「新しい描画 キャンパス」をク リックしてみてく ださい。 こんな箱が出て きたら、一番下 の黒い棒を ちょっと上まで ドラッグして、 上の紙面に収ま る大きさに調節 します。 できたら、箱を 選択した状態で ワードアートや クリップアート を挿入してみて ください。
つぎに、できた図形、ワードアートを右クリックし「順序」をクリックしましょう。 ここで、上から何番目にこの図形を置くか、ということを決めることができます。 今は「最前面へ移動」を選択してください。そうすると、今作った図形が、今まで 作った文や図よりも前にきて、好きな部分に配置することができるようになります。 この順序は、後からでも変更可能できます。
それでは最後に、それぞれ写真を添えて、何か一つ記事を書いてみましょう。 要領は今までやってきたことと同じです。写真は「挿入」 → 「図」から文中に 入れることもできますし、「図形」 → 「新しい描画キャンパス」を作ってから 挿入すると、文の上や下に写真を配置することができます。オートシェイプや ワードアートを使って、工夫して記事を作ってみましょう。
そんなわけで完成です。ほかにもいろい ろとテクニックはありますが、後はいろ いろと自分で試してみてください。実際 に現場に出てからでは時間がないと思う ので、今うちに慣れておくことをお勧め します。また、現場では、資料作成のた めに自分の PC が使えない、ということが 往々にしてあるので、作業効率を上げる ためにも、ワードや一太郎、エクセルの 使い方は一通り慣れておきましょう。
記事のテンプレート化 一度書いた文面をテンプレートで保存することに よって、次からまた1から作らなくとも、記事を 書き換えるだけで済むようになり、作業の効率化 が図れます。 例えば、左のようにどこに何を入れ るのか、だけを書いたものを作りテ ンプレートで保存すれば、次からは 記事を入れていくだけの作業になり、 より早く終わらせることができるで しょう。ワードアートを入れたりと いった「一工夫」は必要でしょうが。
ショートカットキーの活用 ショートカットキーを活用することによって効率的に作業をできるようにしま しょう。あとショートカットキー使えるとなんかかっこいいですよね。 ≪ 一覧 ≫ Ctrl + B 文字を太字に Ctrl + Shift + F フォントを変更 Ctrl + I 文字を斜体に Ctrl + Shift + P フォントサイズを変更 Ctrl + U 文字に下線 Ctrl + Shift + > フォントを 1 つ大きなサイズに Ctrl + Shift + < フォントを 1 つ小さなサイズに Ctrl + Shift + > フォントサイズを大きく Ctrl + ] フォントサイズを 1 ポイント上げ Ctrl + [ フォントサイズ 1 ポイント下げ
≪ 一覧② ≫ ☆セル内・行の文字列を配置する Ctrl + E セル内・行の文字列を中央揃え Ctrl + J セル内・行の文字列を両端揃え Ctrl + Shift + D セル内・行の文字列を均等割付 Ctrl + L セル内・行の文字列を左揃え Ctrl + R セル内・行の文字列を右揃え ※ 「セル内・行の文字列」は「段落」と同義 ≪ その他 ≫ かお で変換すると顔文字が出てくる。らしい。 既存のさまざまなテンプレートも有効に活用しよう。