ネットビジネス論(杉浦) 第 11 回プラットフォームの特徴と課題
1プラットフォームっていったい何? -そのアプリはあのプラットフォームなしでは動かない- ハードウェアやソフトウェア、サービスが動作する 基盤となる環境のこと。 プラットフォーム 特定のプラットフォーム上で動作するソフトウェアは 一般的にアプリ(ネイティブアプリ)と呼ばれている。 アプリ(ネイティブアプリ) Web ブラウザ上で動作するアプリ。 特定のプラットフォームに依存しない。 Web アプリ
2プラットフォームビジネス戦略 -天下をとるのはどこか?- 電子書籍の戦い スマホ・タブレットの戦い クラウドの戦い OS の戦い プラットフォームがデファクトスタンダード(事実上の業界標準)になってしまえば ビジネスの主導権はプラットフォームベンダーのものに ネットショップの戦い
3アプリで成長するプラットフォーム -アプリ開発をオープンにすることでプラットフォームがさらに充実-
4開発技術としてのプラットフォーム -ソフトウェア部品を組み合わせるマッシュアップ開発- Web に新たな価値を産み出す「マッシュアップ」
5アプリ開発の主役 -プログラマーから一般ユーザへ- NHK 紅白の Android/iPhone アプリは Xamarin (ザマリン)による開発 Apple による iPhone ( iOS )アプリ開発向け 無料の公式開発ツール Google による正式な Android アプリ開発ツール 続々と登場する 簡易開発ツール
6アプリ開発だけじゃないプラットフォーム -誰でも小説家デビュー、写真家、クリエイターになれる-
7知ってるだけでも活躍できるプラットフォーム -得意なことがあれば先生にだってなれる-
8ビジネスに広がるプラットフォーム戦略 -何でも楽天、何でも LINE 、何でも・・・- LINE 無料通話に始まり、 LINE スタンプ、 LINE ゲーム、そして LINE ニュース、 LINE MALL (ネッ トショップ)、 LINE Pay (決済サービス)、 LINE WOW (ランチデリバリ)へ・・・ もはやショッピングモールの会社とはいえない楽天
9 Gunosy の 5000 万人都市構想 -ニュースの世界とリアルの世界とを結びつける- 記事から直接商品を購入できる ニュースから様々なリアルサービスへ
10 ネットビジネスとしてのプラットフォーム -少数から稼ぐのではなく多数から稼ぐネットビジネス戦略- プラットフォームの 5 つの機能
<演習:プラットフォーム時代に不可欠なバリューセンス> -あなたなら何を売りますか?買いますか?マッチングさせますか?- 誰でもデータを直販できる Gumroad (ガムロード)、 Ameroad ・趣味でつくったゲームを販売 ・作曲した曲を Ustream でプレイして販売 ・おしゃれな壁紙写真を販売 ・書いたイラストを販売 ・プレゼン資料を販売 ・楽しかった旅行記 ・・・