PDCAサイクルに基づく 住民組織との協働
・めざす姿の共有 ・健康課題の共有 ・活動費の確保 P lan ・会議・組織運 営 ・活動実践 ・活動や成果発 表 DoDo ・次年の活動計 画 ・健康増進計画 等 の推進への関与 A ction ・活動の評価 ・調査研究 C heck 住民と 行政と の協 働
1.住民組織の活動目的や目標の共有(めざす 姿) 住民組織の構成員と「めざす姿」を描く 住民組織の構成員と「めざす姿」を描く 「めざす姿」を実現するためのそれぞれの役割 「めざす姿」を実現するためのそれぞれの役割 2.地域の健康課題等の共有(現状とのギャッ プ) 健康課題とは何か ・健康指標による課題の共 有 健康課題とは何か ・健康指標による課題の共 有 活動が停滞したら,原点に立ち返る 活動が停滞したら,原点に立ち返る 3.活動費の確保 会費 ・活動助成と事業受託 会費 ・活動助成と事業受託 新たな収益確保 新たな収益確保 Plan のプロセスにおけるポイント
住民と「めざす姿」と課題を共有する 地域住民のめざす姿 そのため の条件2 そのため の条件3 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 条件条件 そのため の条件1 そのため の条件4 そのため の条件5 めざす姿1めざす姿2めざす姿3 そのため の条件6 そのため の条件7 大目標 中目標 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 現状現状 この現状とめざす姿とのギャップが課題
1.会議や組織の運営におけるポイント 本音が語れる会議(自分の発言を否定されな い) 本音が語れる会議(自分の発言を否定されな い) 企画進行は住民主体で,役割分担 企画進行は住民主体で,役割分担 タイムリーな情報提供,すぐに役立つ研修内 容 タイムリーな情報提供,すぐに役立つ研修内 容 2.活動の実践におけるポイント 声かけ,訪問 ・ニーズ把握 声かけ,訪問 ・ニーズ把握 楽しみやりがいを感じる活動 楽しみやりがいを感じる活動 3.活動やその成果の発表 活動発表と問題提起 ・広 報 活動発表と問題提起 ・広 報 Do のプロセスにおけるポイント
出席してよかったと思える会議にするた めに ① 無理のない時間と場所 ① 無理のない時間と場所を選び,開催時間を守っ て 予定の時間内で済むよう心がけましょう。 雰囲気づくり 活動のやりがいを話し合う ② 普段の活動についてお互い話し合ったり,悩み や 相談ごとが出せる雰囲気づくりをしましょう。 活動のやりがいを話し合うことで活動の喜 びや 自信を深めることにつながります ③ 欠席した委員に ③ 欠席した委員に話し合いの内容等を報告しま しょう。 欠席したことを非難や評価をしないこと。 ④ 子どもを連れての出席 ④ 子どもを連れての出席など,子育て中でも安心 して参加できるような配慮をしましょう。 出席者全員で作り上げていく ⑤ 会議は会長や司会者だけが頑張っても,うまく いき ません。出席者全員で作り上げていくものです。 (岡山県 愛育委員活動テキスト)
住民組織による調査・研究 ・既存のデータによる評価 「見える化」 ・既存のデータによる評価 わかりやすい保健統計指標の提示 「見える化」 住民自身も資料を「読み解く」力を身につける ・日常の活動による評価 ・日常の活動による評価 会議や学習会,活動を通じて,多くの住民の声 を聞き,地域の課題を整理する ・新たな疑問に対する実態調査 ・新たな疑問に対する実態調査 活動を通して出てきた新たな疑問を解決するため 必要に応じて,実態調査を企画・実施 ・調査結果の公表 ・調査結果の公表 学習会等に活用し,次の活動に反映させる Check のプロセスにおけるポイ ント
健康増進計画等の推進への関与・協働の推進 ・保健計画に沿った組織活動の展開へ ・ ・ ・ ・保健計画に沿った組織活動の展開へ ・評価に基づく次年度の活動の見直し ・保健計画に記載された目標がそれぞれの組織・ 団体の活動内容に反映されるよう支援 ・同じ目標の達成をめざす組織・団体との協働 ・行政と住民による政策づくり ・行政と住民による政策づくり 計画の策定・推進に住民の意見を反映できる体制 住民組織・団体から策定・推進委員の選出 住民組織・団体からのヒアリング ・自治意識の醸成 ・自治意識の醸成 「行政にお任せ」から住民主体のまちづくりへ Action のプロセスにおけるポイント
住民組織活動の成果が出ない場合 様々な要因(リーダーの資質,メンバーの折り 合い等)で,住民組織活動が停滞することは少 なくない。 このとき,活動する人数が少なくなっても,そ の活動自体をやめないことが一番重要。 組織の廃止は簡単だが,育成は難しい 住民を信じて 活動の成果が出なかったり,停滞していると, 地域住民より先に保健師の方がやめたい気持ち になる場合もあるが,住民を信じて活動を続け ること。 少ない人数でも意欲のある人と,どうしたら活 動の成果が出せるか住民とともに悩む姿勢が大 切。 この際,大きな目標を立てるのではなく,少し 頑張ることで結果が出せるような目標にして, 達成感が得られるようにすることも重要。