(より良いものを・より目的に合致したものを)

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各構造物の詳細点検結果 (揺れ・液状化) 平成26年7月17日 平成26年7月17日(木)15:30~ 第8回南海トラフ巨大地震土木構造物耐震対策検討部会 資料- 2.
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Soil Mechanics I 土の力学I Hiroyuki Tanaka 田中洋行.
土木基礎力学2・土質 圧密現象と圧密試験.
杭の破壊形態 現象・破壊場所 概念図 基礎式・対処法
研究背景 竹 地球環境問題 このようなことから
液体チッソ パートⅡ ‘07/01/31 kana.
配合設計 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
 軟弱な地盤では、地盤が徐々に沈下し、その上の建物が地盤に追随して傾き外壁にヒビや亀裂が生じたり、ドアの開閉がスムーズでなくなったり、雨漏りが発生したりなど、いろいろな障害が現れます。この様な現象を不同沈下といいます。  実際、住宅に関するトラブルの7割近くが地盤に関係していると言われ、不同沈下が原因と見られる深刻な被害報告は跡を絶ちません。
膨張性超速硬繊維補強コンクリートにより増厚補強したRC床版の性能評価に関する検討
4.土質・地質調査の計画、実施および結果の評価
矢板工法 開削工法 沈埋トンネル工法 掘削した壁面に、矢板や鋼矢板をあてがい、
・ダムを効率的に建設する技術 ・既存のダムを有効利用する技術.
化学的侵食 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
舗装材料小委員会 路床・路盤分科会 -中間報告-
蘭芝島処分場 (ソウル市).
B.WピプキンとD.D.トレント著佐藤・千木良監修:環境と地質
ジオダブルサンド工法 浅層噴砂抑制工法 株式会社 茜谷  AKANEYA.
硬化コンクリートの性質 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
第3班 C07011 奥田愛 C07012奥野智也 C07013 奥山唯香 C07014 片山貴詞
建設材料のリサイクルの方法について 考えてみよう。
舗装材料小委員会 路床・路盤分科会 -中間報告-
・図解「建築の構造と構法」 26~33ページ ・必携「建築資料」 16 ~19ページ
1.環境汚染の防止と改善 2.産業廃棄物の処理と健康
高流動コンクリート コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
迫りくる液状化 4班 C09005 小川 竜治 C09016 竹内 健悟 C09023 三輪 晃平 C09027 吉田 智博 
Nagaoka University of Technology Graduate Student, Yoshio TATSUMI
西大阪地域 高潮対策 (株)ニュージェック 齋藤 憲.
名古屋市内の地下水の 有効利用について 第11班 C07053 山下 芳朋 C07056 吉田 昴平
(仮称)東部小学校新設工事 淺川道路株式会社
スリーパーとパイプサポートを取付
化学的侵食 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
配合とは?配合設計とは? コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
●地盤用語01 ●密度と単位体積重量 ●質量mと体積V ●土粒子の密度ρs ●間隙比e ●湿潤密度ρt ●間隙率n ●湿潤単位体積重量γt
コンクリートの強度 (構造材料学の復習も兼ねて)
平成貝塚の環境汚染リスクの確認 ~焼却灰と有害物を正しく怖がるために~ 株式会社日本環境カルシウム研究所.
6-1.レオロジー 固体・液体 フック固体(完全弾性体) ニュートン液体(理想液体) 応力ひずみ曲線が直線
① (a) 早強 (b) 低熱 (c) 中庸熱 (d) 耐硫酸塩 ② (a) 早強 (b) 耐硫酸塩 (c) 低熱 (d) 中庸熱
コンクリートの強度 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
配合設計 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
鉄筋コンクリート構造の材料(1) ・図解「建築の構造と構法」     91~93ページ ・必携「建築資料」   材料:78~79ページ.
特別管理産業廃棄物の 処理・処分の最適化.
旋回用ベアリングの補修 データ: 設備 バケット-ホイール エキスカベーター 関連する部位 旋回用 ベアリング 直径 4371 mm ベアリング クリアランス ≤ 0,3 mm 軸力 700 t 損傷範囲: 旋回用ベアリング 車台(台座)と上部 構造との間 問題点:
硬化コンクリートの性質 弾性係数,収縮・クリープ
ひび割れ面の摩擦接触を考慮した損傷モデル
硬化コンクリートの性質 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
化学的侵食 コンクリート工学研究室 岩城一郎.
「枯渇した井戸の機能を回復させる既設井戸追掘工法」
壁式鉄筋コンクリート構造 ・図解「建築の構造と構法」    116 ~119ページ ・必携「建築資料」     76~77ページ.
舗装材料小委員会 資料  改質バインダの混合温度および締固め温度 (出典) NCHRP REPORT 459
環境・エネルギー工学 アウトライン 序 章 環境・エネルギー問題と工学の役割 第1章 バイオ技術を使った環境技術
コンクリートの応力-ひずみ関係のモデル化
配合設計 コンクリート工学研究室 岩城一郎.
水と土の科学 水と土に関連した災害は, 誘因は,大雨・地震・強風 自然素因は,地表面・地盤・河川・海水 二次現象の発生,洪水・山崩れ・土石流
曲げを受ける鉄筋コンクリート部材 (状態III)
地盤補強+振動低減+液状化防止 3つの効果を同時に実現する製品です。 D-BOXの特徴
フレッシュコンクリートの性質 コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
水平井戸による循環式浄化システム 解 析 事 例 マルチ水平ウェル研究会.
鉄筋コンクリート構造の材料(1) ・図解「建築の構造と構法」     91~93ページ ・必携「建築資料」   材料:78~79ページ.
NETIS(国土交通省新技術情報システム)登録品
・参考書:ザ・ソイル〔Ⅲ〕 (建築技術) ・教科書:34ページ ・必携「建築資料」12ページ
宅地造成等規制法の概要 国土交通省 都市局 都市安全課 平成31年3月更新.
斜面崩壊による労働災害の防止対策に関するガイドラインの背景
鉄筋コンクリートはりの 曲げ耐力の算出 コンクリート工学研究室 岩城一郎.
各種コンクリート コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
・ガイダンス ・地盤の生成 ・土の材料としての特性
「土質・基礎構造」 4回目の授業 地盤内応力 平成31年 5月 6日(月) 今岡 克也.
問題13(フレッシュコンクリート)  フレッシュコンクリートに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
エンジニアリングデザイン教育 コンクリート製体重計の作製 愛知工業大学 都市環境学科.
混和材料について コンクリート工学研究室 岩城一郎.
RCはりをU字型補強した連続繊維シートによる
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(より良いものを・より目的に合致したものを) 地盤改良工法概要(液状化対策工法を含む) 分野 工法 目的 技術内容 (より良いものを・より目的に合致したものを) 工期 (より早く) 工費 (より安く) 除去・置換 置換工法 表層部の支持力 容易・軟弱土の除去と良質土(粗粒土)による置換 3m以下。短期間 最も安い 圧密・排水 プレロード工法 沈下抑制・支持力 将来載る荷重以上の盛土を事前に載荷して圧密を進行させ、盛土除去し、所定の荷重での建設後の沈下を抑制 地盤の圧密速度による(数年) 地下水低下工法 圧密促進・支持力 地下水位を低下させて有効応力を増加させ、圧密を促進。8m以深では揚水困難 地盤の透水係数と圧密速度による 安い バーチカルドレーン工法 鉛直のドレーンを打込み、排水距離を短縮して盛土載荷による圧密促進。サンドマットを敷設。ドレーンの材料により、サンド・ファイバー・ペーパー・プラスチックドレーンがある。大水深・大深度 ドレーン間距離により調整、通常は1年程度で圧密終了、中位に位置 中位に位置する 生石灰杭工法 生石灰による杭打設後、水和反応により吸水し消石灰となり含水比を低下させる。熱が発生。 中位 石灰分高い 締固め サンドコンパクション工法 (SCP) 液状化・圧密促進・支持力 砂質地盤では砂杭による置換と現地盤の振動締固め。粘性土地盤では砂杭による置換と砂杭圧入による現地盤の圧密。振動式と打撃式がある。どんな地盤でも適用でき確実性が高いのでオールマイテイ。 大水深・大深度 やや高価 ロッドコンパクション工法 (振動棒工法) 振動棒による砂地盤の締固め。パイプライン・通信ケーブル埋戻し土の締固めなど狭隘部に適用し小規模 小規模。短期間 バイブロフローテーション工法 バイブロフロット先端に取り付けた水ジェットによる掘削とフロットの振動により砂地盤の締固め。SCPに比べ中規模 早い 動圧密工法 (重錘落下工法) 液状化・強制圧縮・沈下抑制・支持力 10~25tfの錘をクレ-ンで10~30mの高さから自由落下させ突固め。表層10-20mの改良。岩砕、砂礫、砂、廃棄物(ゴミ)などN=10-20を目標。原理が簡単 地盤改良の中では最も経済的 固結 表層混合処理工法 表層支持力(トラフィカビリテイの改善) セメント・石灰による表層土の混合と固化。セメント改良土など。事前混合処理工法も含まれる。 深層混合処理工法 液状化・鉛直支持力・ヒービング・斜面 セメント・石灰による地中土の混合と固化。従前は柱の築造による鉛直支持力の改善が主な目的であったが、ブロック式によりせん断強度増大が目的になることがある。早期改良と高い信頼性により多く適用 高価格 薬液注入工法 ヒービング・湧水 水ガラスなどの薬液を注入し、浸透よりも圧力増加させ地盤を破壊することによって注入・固化。トンネル発進坑や地盤掘削時の湧水や補強。砂礫地盤 凍結工法 液化窒素ガスにより地盤を凍結し、強度増大させて掘削などを施工。トンネル発進坑・地盤掘削など。施工後に融解するので沈下対策が必要。他に対策がないときの最後の手段 凍結・融解に時間がかかる 最も高価格