配布用 高齢者の健康が 日本を救う コガソフトウェア株式会社 代表取締役 古賀詳二 平成24年11月14日
新しい公共交通システムは高齢者を健康にして、日本の未来に希望を残せるというお話をします。 はじめに 新しい公共交通システムは高齢者を健康にして、日本の未来に希望を残せるというお話をします。
1.日本の問題 (1) 日本の借金が1200兆円ある。 (2) 税収は減少している。 (3) 一般会計の歳入の半分以上が赤字国債である。 (1) 日本の借金が1200兆円ある。 (2) 税収は減少している。 (3) 一般会計の歳入の半分以上が赤字国債である。 (4) 産業は空洞化し、生活保護者が210万人を超えた。 (5) 高齢者が3000万人を超え、高齢化率は24%に達し、認知症患者は300万人を超えた。 (6) 2010年の出生数は107万人である。 (7) 社会保険給付費は巨額に増大している。また75歳以上の高齢者の医療費は一人当たり91万円である。 このままの状況が続くと、日本は財政破たんし、人口減少で社会が崩壊してしまう。
2.世界の大きな問題 (1)人口爆発(1802年 10億人、1927年 20億人、1961年 30億人、1971年 40億人、2011年 70億人、2050年 95億人) (2)CO2による温暖化等による地球環境破壊 (3)野生生物の急激な減少(現在、1年間に4万種絶滅) (4)南極北極地域の氷の融解による海面上昇 →このままCO2を排出続けると2100年~2200年の間に人類は滅亡する。
3.解決策 これらの諸問題は政治・宗教では解決できない。 科学技術はこれらを解決できる可能性がある。 これらの諸問題は政治・宗教では解決できない。 科学技術はこれらを解決できる可能性がある。 「高齢者を健康する」から解決案を模索する。 (1)医療費を削減できる。 (2)介護費を削減できる。 (3)歳出を削減できる。 (4)地域社会を元気にできる。 (5)CO2を削減できる。 (6)輸出産業にできる。 弊社が開発した「新しい公共交通システム」を紹介する。 まず、動画を見てください。動画
4.新しい公共交通システムの詳細 弊社の新しい公共交通システムに 孝行デマンドバスと命名しました。 詳細を説明します。
デマンド交通システム 「孝行デマンドバス」 ご提案 配布用 デマンド交通システム 「孝行デマンドバス」 ご提案 コガソフトウェア株式会社 Koga Software Company 真心と確かな技術で 自治体様のよりよい地域交通政策に貢献をしたい
1-3 デマンド交通運用イメージ 利用者 孝行オンデマンドバス <弊社システム> オペレータ ドライバー OK! 電話 ↓入力補助 予約 1-3 デマンド交通運用イメージ 電話 パソコン 携帯 スマホ タブレット端末 OK! ↓入力補助 オペレータ 運行予約 発着・乗降状況の連携 孝行オンデマンドバス <弊社システム> 利用者 予約 ドライバー 目的地 車載器 運転 乗降状況の連携 出発地
多彩な予約システム 2-1 利用者が予約する 利用者 自宅の固定電話から予約 自宅のパソコンから予約 携帯、スマートフォン 孝行デマンドシステムのご紹介 2-1 利用者が予約する 多彩な予約システム ~新たな利用者層を開拓できる多彩な予約インターフェース~ 自宅の固定電話から予約 自宅のパソコンから予約 携帯、スマートフォン タブレット端末から予約 利用者 エリア内 どこにいても利用できる
オペレータシステム 2-2 オペレータが予約を受ける オペレータ オペレータの予約・運行管理を効率よく行えます。 孝行デマンドシステムのご紹介 2-2 オペレータが予約を受ける オペレータシステム オペレータの予約・運行管理を効率よく行えます。 メモ機能搭載 復路の予約も一緒にとれます ドライバーに伝えたいことがあれば、 なんでも言葉に変えて送ります シンプルでわかりやすい運行画面 オペレータ 運行予約 発着・乗降状況の連携
車載器システム 2-3 ドライバーが送迎する ドライバー ♪ 車載器 孝行デマンドシステムのご紹介 各車両に取り付けます。 2-3 ドライバーが送迎する 車載器システム 各車両に取り付けます。 目的地のナビ機能で効率よく運行できます。小型のスマートフォンタイプから大型のタブレットタイプまで用途に応じてご利用いただけます。 車載器には最新の情報が30秒毎に送られます。 次の目的地や新しい予約の変更、キャンセルなど 車載器が声に出して案内します。 GPS機能により、現在地と目的地を明確に表示します。 また地図の拡大や縮小を自動で行うため、ドライバーが 走行中に画面を触る必要はありません。 ♪ 『出発します!次は、中川公園、中川公園…』 ドライバー 車載器
岡山県瀬戸内市牛窓地域 モーモーバス 3-1 実績 地域概要 27.5km2 7,296人 運行方式 2,304人 31.6% 孝行デマンドシステムのご紹介 3-1 実績 岡山県瀬戸内市牛窓地域 モーモーバス 2012年7月1日より実証運行が開始されました。 自治体様、交通事業者様、弊社が密な連携をとり、利用者数は初月から500件を超える好調な滑りだしとなっています。 瀬戸内市のデマンド交通への期待 「高齢者を元気に」 運賃 1日300円 乗り放題 地域概要 面積 27.5km2 総人口 7,296人 65歳以上人口 2,304人 高齢化率 31.6% 運行方式 運行時間 8時~16時 営業日 平日、土日祝 乗降場数 559か所 自宅乗降場数 576か所 オペレータ 2名 当日予約 1時間前まで可能 料金 1日300円乗り放題 車両 9人乗り2台 利用者対象 誰でも可能 ※ただし、市内在住者は事前登録制 運行 フルデマンド方式
4-1 デマンドシステムの概要について フルデマンドとは… セミデマンドとは… 時間も場所も、予約ありき。 孝行デマンドシステムのご紹介 4-1 デマンドシステムの概要について フルデマンドとセミデマンド フルデマンドとは… 終日、エリア全域で広範囲にデマンド運行 時間も場所も、予約ありき。 いつでも、どこでも、行きたい場所に行くことが出来ます。 ○メリット:利用者満足度が高い ×デメリット:乗車率が低下しやすい 路線 時刻表 なし セミデマンドとは… 時間、区域に制約を設けることで予約を集約し、乗合率を向上できる セミデマンド方式では、運行エリア全域をサブエリアに細分化し、各エリアに運行可能時刻を設け、その運行可能時刻内でデマンド運行を可能とします。 8:00便 10:00便 ○メリット:乗車率が高い ×デメリット:利用者満足度は低下しやすい このサブエリアの運行可能時間は、8:00~10:00 12:00便 このサブエリアの運行可能時間は、10:00~12:00 路線 時刻表 あり このサブエリアの運行可能時間は、11:00~12:00
5-3 導入時の運行設定の悩みを解決 利用者の特徴をフルデマンドで掴む 住民のアンケートやヒアリングだけでは利用者需要は把握できない。 孝行デマンドシステムのご紹介 5-3 導入時の運行設定の悩みを解決 利用者の特徴をフルデマンドで掴む 住民のアンケートやヒアリングだけでは利用者需要は把握できない。 住民のニーズに即した運行形態の選定についてどう考えるか? 弊社では、利用者の需要は実績で把握することが一番だと考えます。 フルデマンド運行は、需要把握に素晴らしい相性の良さがあるため、需要が散在するのか、集約できるのか迷った時は、まずはフルデマンド運行で検証します。 その後、実績データをもとに選定し、集約できる需要に対しては、一部の車両をセミデマンド運行へ切り替えるなどの施策が可能です。 (※前提として、地域交通との調整、地形も十分に考慮) 実証運行スタート フルデマンド方式で運行 実証運行3~6カ月後 利用実績を把握 本番稼動 セミデマンド運行 フルデマンド運行 運行形態を選定
事前にシミュレートできる環境 5-4 導入時の運行設定の悩みを解決 TEST 事前にシミュレートできる をご用意しています。 孝行デマンドシステムのご紹介 5-4 導入時の運行設定の悩みを解決 事前にシミュレートできる 導入時には利用者のニーズを把握し、 運行形態等サービス内容をしっかり検討できる環境が必要です 一番高いサービスを先に提供すると、サービスを途中で低下させた場合、利用者の抵抗が出てくるため、最初のサービスレベルの選定には注意が必要。 まずは利用者のニーズ調査による需要(動線等)の分析を行うことが必要。 車両台数と利用者数の予測が必要。区域が広い場合、エリア内の区域分けを行う対応が考えられるが、確保する車両台数に問題が生じる。総合的な試算が必要である。 出典:平成21年度3月 国土交通省総合政策局 「地域公共交通に関する新技術・システムの導入促進に関する調査業務」 事前にシミュレートできる環境 をご用意しています。 担当者様の不安は、実証運行でも、選定した運行方式が地域に定着できるかどうか、という点だと思います。 弊社では、事前に実際のバス停を設置し、ニーズの限界値、車両台数、運行方式を検証するようにしています。 また、自治体様の地域におけるデマンド交通の最適解を、一緒に考えていきたいと思い、このようなサービスを展開しています。 TEST
5-6 毎日の運行を可視化できる 毎日の運行実績を地図上で簡単に確認出来ます。 孝行デマンドシステムのご紹介 5-6 毎日の運行を可視化できる 毎日の運行実績を地図上で簡単に確認出来ます。 可視化することで、日々の行動需要をその日のうちにすぐ確認することができます。 ※右側のポイントを押下すると地図上に、 その時刻に走る経路が浮き出て表示されます。 16
5-7 利用データ分析 運用時には迅速にデータ分析結果を提供 現在提供しているデータ分析結果 岡山県瀬戸内市牛窓地域モーモーバス 孝行デマンドシステムのご紹介 5-7 利用データ分析 運用時には迅速にデータ分析結果を提供 弊社では週末、月末の分析はもちろん、瀬戸内市自治体様、及び運用事業者様からのデータ分析依頼に対しても迅速に対応し、 システムの観点から分析した結果を報告しています。地域のよりよい運行をサポートします。 現在提供しているデータ分析結果 ・週次月次予約傾向分析 ・統計地区ごとの利用者・登録者の年代別人数 ・集計区分ごとの利用登録者数及びモーモーバス利用者数 ・公共の乗降場所の乗車、降車状況 ・乗合率分析、複数乗車率分析 ..など 瀬戸内市 自治体様 弊社 統計グラフ化 運用事業者様 岡山県瀬戸内市牛窓地域モーモーバス
? ? 6-3 よくある質問 車両はどんなサイズでも対応しているの? 予約受付は1時間前だけ? 全ての車両に対応可能です。 システム上は、 孝行デマンドシステムのご紹介 6-3 よくある質問 ? 車両はどんなサイズでも対応しているの? 全ての車両に対応可能です。 ? 予約受付は1時間前だけ? システム上は、 0分 = リアルタイム受付も可能です。 運行環境に合わせて、前日締切、当日15分前まで、30分前などと、自由な設定が可能です。
? ? 6-4 よくある質問 利用者登録は必ずしなければならないの? 観光者などの利用者登録していない人も予約できるの? 孝行デマンドシステムのご紹介 6-4 よくある質問 ? 利用者登録は必ずしなければならないの? 利用者登録方式、利用者未登録方式の両方に対応しています。 しかし、実証運行後に年齢別や地域別など属人的な要素における 統計分析をする上でも、利用者登録方式をお勧めします。 ? 観光者などの利用者登録していない人も予約できるの? 観光者のような突発的な利用者にも対応できます。 (牛窓では、観光客の方も利用しています)
? 6-5 よくある質問 運行エリアはどうやって設定できるの? 孝行デマンドシステムのご紹介 6-5 よくある質問 ? 運行エリアはどうやって設定できるの? マウスで地図上の範囲をドラッグし、選択するだけで運行エリアが設定出来ます。編集も簡単です。
? システム導入時に必要なものは? 6-6 よくある質問 オペレータ人数分の インターネット仕様可能なPCのみ 一切のインストールは不要です 孝行デマンドシステムのご紹介 6-6 よくある質問 ? システム導入時に必要なものは? オペレータ人数分の インターネット仕様可能なPCのみ 一切のインストールは不要です
※2011年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書 孝行デマンドシステムのご紹介 7-1 システムの安全性について 個人情報漏えいによる一件当たりの平均損害賠償額 ※2011年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書 7,329万円 △ 情報漏えいへの対策は継続的に行うことが重要です ISMS (ISO27001準拠) 国際規格 プライバシーマーク JIS規格 コガソフトウェア㈱は 公的認証取得済みです。 取得はわずか6% ISMS未取得 情報通信事業者 ※取得、継続的な認可は厳格な基準により管理 (※継続性を第三者が認定しています)
× 7-2 システムの安全性について 複数クラウド上にシステム構築 直近5分前まで 復旧が可能 24時間365日 のサービスレベル 孝行デマンドシステムのご紹介 7-2 システムの安全性について 複数クラウド上にシステム構築 直近5分前まで 復旧が可能 稼働率99.95% × 99.99% NTTコミュニケーションズ 24時間365日 のサービスレベル システム運用体制 安全な基盤 予約などの機能 実績 デマンド交通の実施 システムの様々な機能の全ては、 安全な基盤の上に成り立ちます!
¼以下 7-3 システムの安全性について システム導入費 個別サーバ方式に比べ 運用コストを大幅に削減 孝行デマンドシステムのご紹介 7-3 システムの安全性について NTT東日本 (酒々井町) 2262万6千円 コガソフトウェア システム導入費 ¼以下 個別サーバ方式に比べ 運用コストを大幅に削減 個別サーバ方式 個別にサーバを設置するため、自治体様は数千万もする高価なサーバを買う必要がある。また、障害などが発生した場合、個別に対応が必要となり、リスクとしてデマンド交通サービス自体が一時停止することもあり得る 出典: 平成21年度3月 国土交通省総合政策局 「地域公共交通に関する新技術・システムの導入促進に関する調査業務」 http://www.mlit.go.jp/common/000050027.pdf 共有サーバ方式で価格と導入の手間を軽減 デマンド交通 共有サーバ 孝行バスでは、個別にサーバを購入していただく必要はありません。 導入自治体様が共有してご利用いただけるサーバをご用意しました。 みんなで分け合うことで、導入コストも分け合い、軽減することができます。システムも全自治体が同じサービスを受けることができるので、サービスレベルに違いが発生することはありません。 また、導入時も、ご用意いただくのはインターネット通信の可能なパソコンだけです。インターネットを閲覧する感覚で、すぐにデマンド交通サービスを始めることができます。 意外とすぐ傍に、デマンド交通サービスの世界はひろがっています。 通信 A自治体様 B自治体様