ユニクロ研究
研究メンバー 下田勇人 菅原寛人 小野明弘 松岡愛美
研究目的 地震の影響で売り上げがどう変化したかを明らかにする 今回の地震のような災害の後、企業がどう動くべきかを探る 人口→グラフ 長い文章はアニメで 学内アンケートをもっと使う 解決案は3つある→そのうち一番よいのがシニア向け戦略 新戦略(インパクト) スマーツ(ロゴデザイン、キャラクター)
研究の意義、背景 東日本大震災の影響でアパレル業界の売り上げが落ちている 不況下での売り上げの確保
会社情報 社名 所在地 資本金 10億円 事業内容 店舗数766店(うちFC20店舗)(2008年12月31日現在) 株式会社ユニクロ / UNIQLO CO., LTD.設立1974年9月2日 (株式会社ユニクロの前身であるサンロード株式会社の設立日) 所在地 本社 〒754-0894 山口県山口市佐山717-1 東京本部〒102-0073 東京都千代田区九段北1-13-12 北の丸スクエア 資本金 10億円 事業内容 商品企画・生産・物流・販売までの自社一貫コントロールにより、高品質・低価格のカジュアルブランド「ユニクロ」を提供する製造小売業(SPA)売上高4,623億円(2008 年8月期:2007 年9月1日〜2008年8月31日) 店舗数766店(うちFC20店舗)(2008年12月31日現在) 初出店1984年6月 広島県広島市(ユニクロ1号店、1991年閉店) 代表者柳井 正(やない ただし)
売上高と店舗数
震災後の売上げ 4月 前年比4.6%増 5月 前年比1.6%減 6月 前年比3.9%増
店舗の被害 震災後57店舗が一時営業を停止 宮城県内のユニクロは14店舗すべて休業 関東、東北で100店舗以上が営業時間の短縮 3月だけで見ると、前年比10.5%の売り上げ減、13%客数減
震災の影響 地震によって消費じたいは変わったのか? 地震で景気が悪くなった デフレ産業であるユニクロにとっては、有利な局面ではないか?
クールビズ復活!? 節電対策として、再びクールビズが話題に!! クールビズ関連商品が好調
ユニクロの評判 震災で株を上げた企業2位(1位ソフトバンク、3位サントリー) 義援金の影響下か? 政府や原発批判の発言をしている ソフトバンクが評判をあげていることからも、社長の影響力が大きいのではないか?
ユニクロの支援 ファーストリテイリンググループ⇒3億円 全世界の従業員⇒1億円 柳井社長⇒10億円 アウター、ジーンズ、ヒートテックなど7億円分 総額21億円
有名人とのコラボ 歌手のレディー・ガガ、シンディ・ローパー、俳優の二コール・キッドマン、オーランド・ブルーム、シャーリーズ・セロン、ブレイク・ライヴリー、グウィネス・パルトロウ。そして、有名ブランドのアートディレクターを務めるカール・ラガーフェルド(シャネル)や、アルベール・エルバス(ランバン)らとチャリティTシャツを作成
有名人とのコラボ 日本のタレントでは長谷川京子、深田恭子などとコラボしたチャリティTシャツを出している
ユニクロのチャリティ 東日本大震災以外の支援 難民支援のため安藤忠雄、イチハラヒロコ、小田和正、菊川怜、草間彌生、坂本龍一率いるcommons、渋谷ザニーとチャリティTシャツを制作
震災後のユニクロ ・震災を受けて生活防衛意識が広がっているが、価格競争力があり、機能性肌着などの実用衣料に強みを持つ同社は優位性を発揮する公算が大きい。 ・商品調達(中国生産が主体)は混乱ない ・大苫直樹席執行役員の会見にて、夏場の電力不足は衣料品業界にとっては非常に大きなチャンス
震災後の戦略 夏場の電力不足による企業や家庭の節電にあわせ、速乾性の高い下着や体臭を中和するポロシャツなど機能性アイテムの販売を強化する方針を明らかにした。(通気性の良い素材を使用したポロシャツやサラファイン、シルキードライ、ブラトップなど)
今後の展開 夏場の節電でポロシャツなどの売り上げが伸び、全体として売り上げが伸びるではないか 冬場には、再び電力不足による節電で上着の売り上げが伸びるのではないか ここ数年は震災の影響で日本の景気は回復しないと思われるので、中国、シンガポールなどのアジアで景気のいい国での売り上げを伸ばすだろう。
今後の課題 デフレ企業であるため、景気の回復とともに売り上げが落ちてくるのではないか 日本での売り上げを如何に確保するか 節電の夏と冬いいかに売り上げを伸ばすか