コンテンツ配信に優れている P2P 技術と、著作権侵害問題の関係について 述べよ。 メタルケーブル、光ファイバーケーブル、それぞれでビット信号が伝送される 仕組みを説明せよ。 無線ネットワークを利用したイーサネットでフレーム衝突を回避する手法につ いて述べよ。 IPv4 アドレスの枯渇とはどういうことか、また、イーサネットで用いられて いる MAC アドレスでは枯渇問題がない理由を述べよ。 いわゆる TCP/IP 通信で、ネットワーク層での通信とトランスポート層での通 信の相違点を述べよ。
コンテンツ配信に優れている P2P 技術と、著作権侵害問題の関係について 述べよ。 P2P 技術では、効率的なデータ配信のためにキャッシュ機能が重要な役割を果たす。この時に、実装によっては、P2P 配信に関わっているノードは、コンテンツに依存せず、また、全く別の配信のキャッシュも持つ可能性があり、著作権物が知らない間にキャッシュされることがある。そうすると、本人は著作権物にまったく関わっていないにもかかわらず、著作権物の配信を行ってしまうことになる。
メタルケーブル、光ファイバーケーブル、それぞれでビット信号が伝送される仕組みを説明せよ。 メタルケーブルは電圧の変化させることでbit 信号を生成し、デジタル通信を行う。これに対して、光ファイバケーブルは光の点滅させることで、bit 信号を生成し、デジタル通信を行う。
無線ネットワークを利用したイーサネットでフレーム衝突を回避する手法につ いて述べよ。 CSMA/CA の仕組みに基づいて説明する。無線では有線と異なり、送信側でフレームの衝突検知ができないので、有線のように衝突したら回避するような手順ではなく、衝突自体が発生しないことが説明できること。
IPv4 アドレスの枯渇とはどういうことか、また、イーサネットで用いられて いる MAC アドレスでは枯渇問題がない理由を述べよ。 IPv4 アドレスの枯渇とは、IPv4 アドレスを世界に配布していたIANA が、各地域の NIC に配布していたアドレスブロックが尽きてしまったことを指す。 MAC アドレスのアドレス長は48bitであり、今のところ、潤沢であるため。
いわゆる TCP/IP 通信で、ネットワーク層での通信とトランスポート層での通 信の相違点を述べよ。 ネットワーク層のプロトコルは IP であり、これは、コンピュータのインタフェースの識別子であり、インタフェースが一つの場合は、事実上コンピュータの識別子となる。ネットワーク層のプロトコルは、UDP、TCP であるが、識別子の単位はコンピュータ内のプロセス・サービスであり、より細かく識別可能にするためにポート番号が用いられる。