マルチタッチ/マルチジェスチャ ライブラリを用いた Androidアプリケーション 大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科 大杉 友哉 ・ 飯田 聡 Android Bazaar and Conference 2011 summer 早稲田大学
はじめに ・研究背景 近年、Androidのようなマルチタッチ入力デバイスの普及に伴い、マルチタッチ入力やジェスチャ入力を用いるアプリケーションが数多く見られるようになっている マルチタッチ/ジェスチャライブラリを開発
目次 1 ライブラリの概要・システム構成 2 ライブラリ内部の解説 3 制作事例
マルチタッチ/マルチジェスチャ ライブラリとは? プログラム言語ActionScript3.0を用いて作成 シングルタッチ/ジェスチャアプリケーションを そのままの形でマルチタッチ/ジェスチャアプ リケーションに変えることができるライブラリ 対応入力デバイスはAndroidの他にも...
システム構成 大画面ディスプレイの まわりに複数の Android端末を想定 複数のユーザーからのインタラクションがマルチで実現
ライブラリの説明
MouseEventについて ポインティングデータの出現・移動・消失を監視 オブジェクト
TransformGestureEvent について 2つのポインタ間の距離・角度変化を監視 拡大・縮小 回転
カスタムジェスチャ 制作例 ・囲むジェスチャ ・横切るジェスチャ 動画→
ライブラリの使用手順 Public class Main extends Sprite { Public class Main extends AndroidSprite {
タッチルールの設定・調整 var rule:DefaultRule = new DefaultRule(); rule.eraseIntervalTime = 10; rule.upIntervalTime = 10; rule.moveMeasureValue = 5; rule.updatePointerDistance = 100; systemManager.bindProductionRule(stage, rule);
制作事例 ・らくがきアプリケーション 動画→
本日のまとめ 本ライブラリによって、シングルタッチ用に作られていたアプリケーションをそのままマルチタッチ、マルチジェスチャへと対応させることができる 対応デバイスは、Android端末、測域センサ、 赤外線カメラ、iPhone、Kinectなど幅広く対応 アプリケーションにマルチジェスチャ機能を組み 込む際のプロトタイピングやメディアアートデザイナー用のオーサリングツールとして有用