Japanese Newsletter 2015年7月6日発行 LCA 国際小学校 夏号 新しい先生紹介 授業の窓から 5年 2015年7月6日発行 LCA 国際小学校 夏号 すっきりとしない梅雨空が広がり、むしむしとした陽気が続いています。梅雨に入ってからの天気予報は「曇り」ばかりで、校外学習が行えるか…休み時間は外で遊べるか…教員も子どもたちもやきもきしながら空を眺める日が続いていました。早いもので夏休み前の学校生活も残りわずかとなりました。学習や生活でのまとめをして、楽しい夏休みが迎えられるようにしてほしいと思います。(内田) 新しい先生紹介 はじめまして、1年2組、2年2組の国語を担当することになりました亀田貴音(かめだ たかね)です。子ども達が、国語の授業の中で、楽しみながら日本語の力をつけていけるよう、日々努めていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 (亀田貴音) こんにちは。3年2組の国語を担当します千葉美幸(ちば みゆき)と申します。「初めの一歩は、小さい一歩。小さい一歩を大切に。」この言葉をかみしめながら、子どもたちとともにおおきくなりたいと思っています。よろしくお願いします。(千葉) 授業の窓から 5年 5年生の国語ではポップ(本紹介カード)をつくりました。キャッチコピーを考えたり、短い文章で本を紹介したりと、さまざまな工夫をすることができました。 図書館に飾ってありますので是非ご覧ください。(内田) 5年社会科では、伝統文化、伝統工芸について学習しています。 ○北海道のアイヌ文化は、食べ物や衣類、住居など自然を生かしたものであり、北海道の地名の8割は、アイヌの言葉からできたものであるなど、資料をもとにしながら学びました。子どもたちは、地名の読み方に驚き、だから変わった名前が多いんだ、と納得していました。また、アイヌ文化の歴史やそれを伝えようとしている人たちの思いも知り、アイヌ文化の見方や考え方を広げることができました。 ○神奈川県の代表的な伝統工芸品である寄木細工を通して、伝統工芸の現状やよさについて考えているところです。寄木細工の写真を見た子どもたちは、「きれい。」「すごい。」「ほしい。」と言いました。でも、買うか買わないかと言ったら、「安かったら買う。」「実用的じゃないから・・・。」「デザインが家にあるものと合わないから買わない。」というのです。素直な子どもの言葉は、伝統工芸が置かれている今を表しているかのようです。伝統工芸の生産量や作り手の人数、会社数が右肩下がりのグラフを見ると、さらに現実問題が見えてきました。よさや素晴らしさはあるのに、減っている現状、どうしたら守っていくことができるのか、子どもたちも、無くなってしまうのはだめだと思っています。これからの学習は、全国の伝統工芸を調べながら、さらに伝統工芸の今後を考えていきます。 (宇野)