部活紹介 学園オリンピック Page Number : d-1 学園オリンピックとは 学園オリンピックの歴史 学園オリンピックは東海大学の一貫教育プログラムのひとつで、中高生の才能を早期に見出し、それをさらに伸ばすことを目的としています。東海大学の6つの附属中学校と、15の附属高校から、各部門で事前に選抜された生徒が参加できます。全国各地から一同に介し、附属高校や東海大学の先生に指導を受け、それぞれの部門で能力を競い合います。 学園オリンピックの歴史 学園オリンピックは、スポーツ部門から始まりました。1991年に文化部門として数学部門がスタート。さらに翌年に英語、造詣、音楽部門もスタートし、徐々に拡大。2004年には知的財産部門、2006年にはディベート部門が新しく作られ、9部門に分かれたプログラムになりました。 成績次第でひらける東海大学への優先入学 学園オリンピックに参加し、スポーツ部門を除く各部門で優秀な成績を収めた場合、東海大学の特別奨励入学制度による、優先入学資格を得ることができます(ただし医学部を除きます)。 学園オリンピック 部門一覧こちら 2006年度望洋高校の 成績はこちら
部活紹介 学園オリンピック部門一覧 Page Number : d-1-1 国 語 数 学 理 科 英 語 造 形 知的財産 ディベート イメージ 国 語 イメージ 数 学 イメージ 理 科 イメージ 英 語 イメージ 造 形 イメージ 知的財産 イメージ ディベート イメージ 音 楽 イメージ スポーツ大会 【各部門の内容】 国語 一時審査は、小説の部、評論・エッセイの部、詩・短歌の部の3つに分かれていて、それぞれの部門から優秀な作品が選ばれます。文芸春秋社「文学界」の編集長の講義も行われました。期間中に提示されるテーマをもとに、最終日までに第二次選考作品を制作します。 造形 造る楽しさを味わうと同時に、造形に関わる知識を深めるためのプログラム。絵画、デザイン(立体)、デザイン(平面)、写真の各部門の一時審査に合格した参加者が、石膏デッサン、バンブーボールの製作、美術館見学などの課題に取り組みました。 スポーツ大会 昨年第41回を迎えた伝統ある学園オリンピックスポーツ大会部門は、9競技16種目で個人、団体での成績を競いあうとともに、学校ごとの総合成績を競い合います。同じ競技種目をしている他の附属高校の生徒たちとの交流は、東海大学進学後も大きな財産となっています。 (種目) 柔道・剣道・ソフトテニス・卓球・バレーボール・バスケットボール・サッカー・バドミントン・陸上競技 数学 数学的センスを延ばし、数学に対する興味を深めることを目標に、プロジェクト学習や学年別ゼミナールを行っていきます。数学を多面的に見る力を養い、その面白さに気づくことができればベスト。東海大学教育開発研究所次長で著名な数学者の秋山仁先生による特別授業も行われました。 ディベート ディベート競技とその準備を体験することにより、情報収集・問題分析能力、およびコミュニケーション能力を高めることを目指しています。まずはディベートの基本やルールなどを講義形式で学び基礎知識を得ます。その後、情報収集などの準備のあと、試合が行われました。 理科 物理、化学、生物、地学の各部門の一時審査合格者が参加します。開催地・嬬恋の自然の中で、多くを学ぶことができるプログラムです。自然や昆虫、植物、土壌生物などの観察をはじめ、野外での測定や、室内での実験など、多彩な内容となっています。 知的財産 暮らしを豊かにするアイデアに関する発明、実用新案の新しいアイディアやユニークな発想による、創造物、図面、計器類を応募し、プレゼンテーションを行います。2004年に行われた第一回知的財産部門で生まれたアイディアが特許となるなど、めざましい成果をあげています。 英語 5泊6日のセミナー期間中、朝から晩まで英語漬けになり、集中的に英語力の増強を図っていきます。ただ語学力の向上にとどまらず、英語でのディスカッションやレポート作成、発表などを通じ、相手に伝える力、相手の意見を理解し、意見交換する力を養うことを目的としています。 音楽 音楽は開催時期・場所ともに、ほかの部門とは異なる独自のコンクール形式を採用。東京交響楽団から審査員を招くとともに、公開レッスンを行うなど、大変充実した内容となっています。コンクールに続くセミナーでは、アンサンブルの実習なども行われました。
部活紹介 学園オリンピック 2006年度成績優秀者 Page Number : d-1-2 英語 音楽 ディベート スポーツ大会 学園オリンピック 2006年度成績優秀者 英語 努力賞 糸賀大悟 音楽 銅賞 竹下麻美 ディベート 優秀賞 齋藤亮太 スポーツ大会 総合順位 女子2位 陸上男子 100m 1位 芳賀秋人 100m 2位 勝井健介 200m 1位 勝井健介 400m 1位 野田翼佐 5000m 1位 三橋隼人 110mH 2位 天野翔 110mH 3位 永山類 400mH 2位 山岸竜也 100mR 1位 400mR 2位 走り高跳び 2位 永山類 走り幅跳び 2位 富田曜一朗 三段跳び 2位 櫻井憲幸 団体 2位 卓球女子 団体3位 バドミントン女子 団体1位 陸上女子 100m 3位 君塚詩帆 200m 3位 君塚詩帆 400m 1位 小西沙織 400m 2位 大矢美紀 800m 1位 加藤愛澄 800m 3位 小倉すみれ 1500m 2位 田巻真琴 3000m 1位 田巻真琴 100mH 3位香山ひかり 100mR 2位 400mR 1位 走り高跳び 2位 小島佳央莉 走り高跳び 3位 松本茜 走り幅跳び 3位 小里亜梨沙 団体 1位 ディベート部門(2006年度) 優秀賞 東海大学付属望洋高等学校3年 齋藤 亮太 「人にはそれぞれ違った考えがある」。これが学園オリンピックを通して一番感じたことだ。話し合いや試合を通して人の考え方や話し方を聞くと、「こんな考え方もあるんだ」と強く思う。だから、必ずしも正しい事は一つではないのだと思う。他人の意見を全部否定する事はできないのと一緒で、自分の意見をすべて正当化する事はできない。違う考え方だからといって拒絶するのではなく、こんな考え方もあるのだと理解する。これが一番大事な事だと思う。その事を心にとめておけば、必ずより良い考えが生まれる。 最後に、この賞は私一人の力で取ることは到底できなかったと思う。一緒に過ごしたみんなのおかげです。本当にありがとう。 英語部門(2006年度) 努力賞 東海大学付属望洋高等学校2年 糸賀 大悟 僕の参加した英語部門の魅力の一つは、皆とても明るいことです。とてもフレンドリーな人ばかりで、すぐにたくさんの友達ができました。 参加する前は「これからガリ勉しなきゃならないのか?」などと考えていたのですが、その考えはすぐに変わりました。初日の自己紹介からゲーム形式で行い、その後の授業も楽しいことばかりでした。さらに、自分でも気づかないうちに英語がどんどん上達して行くのがわかりました。最初のうちは辞書を全く手放せなかったのに、だんだんと必要なくなりました。 嬬恋で過ごした六日間はとても貴重で、たのしい体験の連続でした。学園オリンピックに参加できて本当によかったと思います。 国語部門(2006年度) 奨励賞 東海大学付属望洋高等学校2年 秋谷 真理 私が学園オリンピックに参加したいと思ったのは、自分の力を試したいと思ったからでした。 しかし、私が想像していたよりも、この嬬恋合宿はとても素晴らしいもので、自分の力を試す場所どころか、自分の力を最大限まで引き出してくれる絶好の機会となりました。来ている生徒達は全力を出さなければ対等に渡り合えない実力者ばかりで、先生方は皆素晴らしい感性と実力をお持ちでした。 一人一人の個性を受け入れ、十分に引き伸ばしてくれる空気がそこにはありました。次もまた、精一杯努力して、今度は最優秀賞に輝けるように頑張って来ようと思います。