コンピュータ演習Ⅰ 8月6日(土) 4限目 フリーウェア
「無料」の資源を活用する インターネット上には、無料のツールなどが溢 れています。 但し、「無料」を餌にしている「怖い」サイトが多 数存在するのも事実です。 ですが、そうした「落とし穴」に気をつけさえす れば、かなりの規模のシステムも、無料で構築 できます。 この時限では「有名」な無料環境をご紹介します。
OpenOffice.org マイクロソフトのOfficeに対抗する、無料環境です。 導入サイト:http://ja.openoffice.org/ メリット 何ライセンスコピーしても、ライセンス料が要らない。(学生、社員など、必要数分自由にコピーできる。) 複数台のパソコンに、何台コピーしても無料 WORDやEXCELのデータも処理できる。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070410/267874/ 実は、この授業資料も、OpenOffice.orgで作りました。 ただ、演習環境がソフトをインストールできないため MicrosoftのAccessフォーマットに変換しています。
Mozilla Thuderbird 無料メールソフトの定番 http://mozilla.jp/thunderbird/
Mozilla Firefox http://mozilla.jp/firefox/ 無料ブラウザ OpenOffice+Firefoxで、MicrosoftのOfficeの機能は、ほぼ揃えられる。 大量にコピーをしても、ライセンス料が不要
Java言語環境 http://www.java.com/ja/download/ コンピュータのプログラミング言語として、Fortran, Basic, Cなどを抜いて、現在最も普及している。 携帯電話用プログラムや、iPadなどもJavaでプログラム開発する。 開発の手順なども、公開されている
FTP FTPは、File Transfer Protocolのこと ファイル転送手順を扱うプログラム インターネットで表示されるHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルは、 HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)であるが、「ファイルサーバ」としてデータを転送する際は、FTP接続する。 FFFTPなどが有名 http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/ftp/ffftp.html
テキストエディタ WORDは「文書」を作成する際に用いる。 議事録の作成など、とにかく文書入力を高速におこないたい場合には、テキストエディタの使用が便利 http://freesoft-100.com/pasokon/editor_text.html
圧縮解凍ツール 複数のファイルをメールに添付する場合など、「圧縮」することができる。 何種類か、よく用いられているツールがある。 http://www.forest.impress.co.jp/lib/arc/archive/archiver/ 複数のファイルをメールに添付する場合など、「圧縮」することができる。 圧縮されたファイルは、ZIPや、LZHなどの拡張子となる。 圧縮ファイルを元に戻すのが「解凍」ソフト 何種類か、よく用いられているツールがある。
電子メール暗号化 http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/mail/mailer/ メール本文を暗号化することにより、情報漏えいを防ぐことができる。
ファイルの暗号化 ファイルを読めないようにするソフト 万が一パソコンなどが盗難にあっても、「個人情報」が漏洩する心配はなくなる。 http://freesoft-100.com/security/encryption.html ファイルを読めないようにするソフト 万が一パソコンなどが盗難にあっても、「個人情報」が漏洩する心配はなくなる。
ステガノグラフィ 画像の中に、テキストを埋め込む 画像として、暗号化されたデータを送信できる。 http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se158183.html http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/050409/n0504092.html
フリーファイアウォール セキュリティ対策で、パーソナルファイアウォールを設定する。 http://search.vector.co.jp/search?query=%83t%83%40%83C%83A%83E%83H%81%5B%83%8B
無料学習サイト IT用語辞典のサイト 情報技術の学習記事が満載 無料百科事典サイト http://e-words.jp/ http://www.atmarkit.co.jp/ 無料百科事典サイト http://ja.wikipedia.org/
Vector 無料ソフトの検索サイト http://www.vector.co.jp/ 但し、全てがフリーウェアという訳ではなく、シェアウェア(実際に使ってみて、良かったら送金する)や、商品も同サイトには多数アップされている。 ウィルスなどはチェック済みとされているが、過去には事故もあった http://www.vector.co.jp/info/060927_system_maint.html
Skype(インターネット電話) http://www.skype.com/intl/ja/home/ 世界中に無料で電話できる。 この場合は、「無料」ではなく有料 但し、国内通話料金で使える。
音声変換・合成 音声読み上げソフト 音声認識ソフト ピッチチェンジャー 音楽ファイルの変換ソフト などが、フリーウェアとして使える
なぜ、無料でビジネスが成り立つのか 「ビジネス」ではない場合 「ビジネス」の場合 個人が、ボランティアで情報提供している場合 バージョンアップなどの継続性は期待できない。 団体などが、社会全体の利益のために提供している場合 「ビジネス」の場合 バージョンアップ(本格)版のサンプルとして提供 いわゆる「フィランソロピー」 広告などを送るために、アドレスを収集している。 架空通貨の販売
まとめ 安全なサイトであることの確認は必要だが、無料のツールを組み合わせることによって、Office製品などがプリインストールされていない低価格のパソコンでも高機能な処理を実現することができる。 自己責任であるため、使おうとするソフトの評判や、サイトの信頼性は調べる必要がある。
4限の演習課題 FFFTP.exeを設定して、小林の演習用サイトに接続して下さい。 この課題は提出の必要はありません。 明日の、HTMLアップロードの準備です。 この課題は提出の必要はありません。 講師のチェックを受けたら、各自休憩に入って下さい。