REIMEI EISA Viewerの使い方 名古屋大学 高等研究院 海老原祐輔
もくじ REIMEI EISAのデータ Viewerの起動 基本作図 オプション 座標について 動作環境 ディレクトリ構成
REIMEI EISAのデータ EISAの観測時間は1パスあたり最長5分程度。 多くても1日8回程度の観測。 1回の観測ごとに1つのファイル。 ファイル構成(例) RE_ESA_20051205004816.L2 (電子) RE_ISA_20051205004816.L2 (イオン) RE_GAS_20051205004816.L2 (磁力計・・・ピッチ角の計算に必要) RE_orbit_200512050000.L2 (軌道情報) 時間分解能は 20 msec。 表示する際はエネルギー方向の分解能を得るために時間分解能を 40 msec とする。 センサーの取り付け位置の関係上,見えないピッチ角が存在する。
Viewerの起動と作図 (実習用環境)コマンド・プロンプトより (一般的UNIX/Linux環境) (一般的Windows環境) % cd guest{1,2,3,4,5,6}/eisa % ./viewer (一般的UNIX/Linux環境) % idl IDL> eisa11 (一般的Windows環境) 「eisa11.sav」アイコンをクリック 作図は簡単(基本3ステップのみ) 日付の決定 観測(Level-2ファイル)の決定 「描画」ボタンを押す
ステップ1:日付を選ぶ。 ① ② ③ ④
ステップ2:観測を一覧から選ぶ 観測開始・終了時刻が自動的に表示されます 観測一覧
ステップ3:描画ボタンを押す
1観測期間分の表示 電子(ピッチ角 0-30度) 電子(ピッチ角 60-120度) 電子(ピッチ角 150-180度) イオン(ピッチ角 0-30度) イオン(ピッチ角 60-120度) イオン(ピッチ角 150-180度)
オプション 時間軸の拡大・縮小 図の調整 図の保存 衛星フットプリントの表示 2次元(エネルギー・ピッチ角)図
オプション:時間軸の拡大(クリックするだけ) ② ③ ここを拡大したい ①
オプション:時間軸の縮小
オプション:図の保存 ポストスクリプト形式,PDF形式,PNG形式を選べます。
保存するファイル名を決める ② ①ファイル名を入力
オプション:時間解像度を上げる ① ②
オプション:ピッチ角-時間図 ① ②
オプション:衛星フットプリントの表示 ②時刻を決める(図の中をクリック) ①
オプション:衛星フットプリントの表示(サブウィンドウ) サブウィンドウを閉じる ポストスクリプト形式で図を出力 PDF形式で図を出力 PNG形式で図を出力 水色:観測拠点と,観測拠点から半径300 kmの円を示す。 黄色:EISAが観測した期間の軌道と,指定された時刻におけるフットプリントを示す。 1 2 3 4
オプション:2次元図(エネルギーvsピッチ角) ②時刻を決める(図の中をクリック) ①
オプション:2次元図(サブウィンドウ) 1 2 3 4 5 6 7 8 サブウィンドウを閉じる ポストスクリプト形式で図を出力 PDF形式で図を出力 PNG形式で図を出力 数値をファイルに出力 衛星フットプリントを表示 前の時刻へ移動 次の時刻へ移動 「<」か「>」を押し続けることで,2次元図のアニメーション表示が可能。 1 2 3 4 5 6 7 8
オプション:図の調整 開始時刻を数値で指定 終了時刻を数値で指定 電子フラックスの表示範囲を指定 イオンフラックスの表示範囲を指定 フラックスの線形・対数表示を指定 電子の積分数を指定(40 msec単位) イオンの積分数を指定(40 msec単位) 描画ボタンを押すと結果が反映される
座標について FLAT, FLON ILAT,MLT 地球を回転楕円体(IAU 1976モデル)と仮定 IGRF-10 を使って衛星位置から地球方向に磁力線をトレース 回転楕円体の高度110kmにおけるフットプリントの測地緯度(deg)・測地経度(deg)をそれぞれFLAT,FLONとする。 ILAT,MLT AACGM座標系における磁気緯度,MLTをそれぞれILAT,MLTとする 2000年のAACGM係数表を使用
動作環境 OS IDL 必要な外部ソフトウェア UNIX, Linux, windows 5.4 以上 Ghostscript (gs, ps2pdf) PDFファイルを生成しないときは不要
セットアップ [Data directory] [Output directory] [View size] 本ソフトウェアをインストールする際は,setup.txt を適宜書き換えてください。 上図のようなディレクトリ構成の場合,次のように設定します。 [Data directory] Level-2のバイナリ形式ファイル(IDL SAVE形式)があるディレクトリ オリジナルはftp://ftp.darts.isas.jaxa.jp/pub/index/Level-2 [Output directory] 出力結果を保存するディレクトリ [View size] 作図画面の大きさ(ピクセル単位) [Character size] 図中の文字の大きさ (Unix/Linux環境では1.2,Windows環境では1.0が適切)
問い合わせ先 ソフトウェアの入手,インストールに関して EISAデータの詳細に関して 学会・論文等で発表する前に http://www.nipr.ac.jp/~ebihara/reimei/code/ EISAデータの詳細に関して 浅村さん(ISAS/JAXA),平原さん(立教大学) 学会・論文等で発表する前に indexoper @ stp.isas.jaxa.jp へ連絡をお願いします。
謝辞 れいめいEISAの開発,較正,運用に貢献された,浅村さん,平原さん,笠羽さん,坂野井さんほか,れいめい関係者の皆様に深く感謝します。