連作障害について 発表者:原理紗(のが)
連作障害とは? 連作:同じ作物を続けて同じ土地で栽培すること 連作障害:連作をしたときに、ふつうよりも生育・ 収量・品質が劣ること
かぼちゃ、 大根、ラディッシュ、小松菜 とうもろこし、 にんじん、 たまねぎ、ねぎ しそ、さつまいも、春菊 連作障害が出にくい作物 かぼちゃ、 大根、ラディッシュ、小松菜 とうもろこし、 にんじん、 たまねぎ、ねぎ しそ、さつまいも、春菊
ナス科 マメ科 ウリ科 その他 連作障害が出やすい作物 ジャガイモ ( 2~3年 )ピーマン、トマト 、シシトウ ( 4~5年 )なす ( 6~7年 ) ナス科 エンドウ ( 6~7年 ) ソラマメ ( 2~3年 ) インゲン ( 2~3年 ) 落花生 マメ科 きゅうり ( 2~3年 ) メロン ( 4~5年 )ニガウリ、スイカ ( 6~7年 ) ウリ科 サトイモ ( 4~5年 ) ニラ 、 レタス 、 セロリ 、 イチゴ 、ミツバ ( 2~3年 ) その他
連作障害の症状① 生長量・収量への影響
連作障害の症状② 形態および外観の特徴 例1.マメ科 エンドウ 根の褐変、根が細くなる 例2.根菜類 ゴボウ 岐根率が高くなる エンドウ 根の褐変、根が細くなる 例2.根菜類 ゴボウ 岐根率が高くなる サトイモ 種イモ、親イモ、子イモの腐敗
連作障害の症状③ 生理活性への影響 根の生理的活性の低下 化学反応速度が小さくなる 呼吸量が小さくなる ⇒養分や水分の吸収に支障が生じる 化学反応速度が小さくなる 呼吸量が小さくなる ⇒養分や水分の吸収に支障が生じる ⇒生育抑制
連作障害の原因① 土壌中の養分の欠乏 作物が吸収する養分には偏りがある。 土のなかの特定の養分が不足 土壌中の養分のバランスが不均衡に
連作障害の原因② 病原菌、病害虫 前作の野菜に寄生していた病害虫が土の中に残り、次 に植えられた同じ種類の野菜を害することがある。 例 ラッカセイなど―線虫 エンドウなど―フザリウム菌
連作障害を防ぐには!?① 接ぎ木苗をつかう 接ぎ木苗:病害に強い種類を台木として、それに普通に 栽培される苗を接いだもの 一般の苗よりもちょっと値段が高くなりますが、少しでも 連作障害が出ないようにするためには、接ぎ木苗を使 うのが効果的
連作障害を防ぐには!?② 堆肥・腐葉土などの有機物を入れる 土壌中に微生物のえさとして適度の有機物を入れる 多様な生物が生育・生息するような生態系を作ると、 単一の病害虫が大発生する状態を防げる!
ある場所で育てる野菜を入れ替えるようにして 作付け計画をする 連作障害を防ぐには!?③ 輪作をおこなう ある場所で育てる野菜を入れ替えるようにして 作付け計画をする 同じ科での連作を避ける
畑マップ!!!! 結論(これからやりたいこと) 作付け計画をするために、 畑ノートに何枚かはさんであります! 継続して記録をとりましょう(^^) 畑ノートへの記入の協力もお願いします