5 LED回路 センシング演習基礎(2S) センシング基礎演習(第5回) LED回路 (担当 高橋)

Slides:



Advertisements
Similar presentations
プレチャレンジ at 宇都宮高校 日本物理学会 NPO 物理オリンピック日本委 員会 Japan Physics Olympiad J PhO 2014 年 3 月 15 日 プランク定数を測る ( 2005 年第2チャレンジ実験コンテスト 課題)
Advertisements

蓄電のひみつ 小学校6年 電気の利用 授業2ー 3. 電気はためることができる 手回し発電機を回す回数を増やすと、 ためられる電気の量は増える ためられる電気の量には限りがある 1学習のふりかえりと今日の授業 コンデンサーは どこで使用されているのか探ろ う (C) 一般社団法人 日本電機工業会 本資料の無断での引用・転載・複製を禁.
半導体デバイス工学 講義資料 第4章 バイポーラデバイス (p.68~p.79).
pn接合容量測定実験装置の製作 発表者:石田 俊介 指導者:前川 公男 教官 では、只今から前川卒研班、石田による中間発表を行います。
前時の確認 身のまわりで電波が使われているものは?
放射線計測エレクトロニクスの信号処理の為の アナログ電子回路の基礎 第四回
       光の種類 理工学部物理科学科 07232034 平方 章弘.
電気回路第1スライド4-1 電気回路第1 第4回 ー網目電流法と演習ー 目次 2網目電流の設定 (今回はこれだけです。)
素粒子実験に用いるガス検出器の原理と動作
2006年度 回路基礎 第1回資料 電気技術 熱や光への応用 動力への利用 通信への利用 コンピュータへの利用.
本時の目標 電気エネルギーの変換のしくみを理解し、適切な利用方法が選択できる。
身のまわりで電波が使われているものは? 例   テレビ,ラジオ,携帯電話,電子レンジ・・・・・・・たくさん.
メカトロニクス 11/24 アナログ電子回路 (OPアンプの使い方) メカトロニクス 11/24.
エレクトロニクスII 第13回増幅回路(2) 佐藤勝昭.
電界(電場)は 1C に 働く力.
赤外線センサを用いた回路の設計及びそのシミュレーション
次世代半導体材料による 省エネルギーエレクトロニクス
第 1 章 : 直流回路 1.3 抵抗の接続 合成抵抗,等価回路, キーワード : 電圧の分配則,電流の分配則
第 4 章 : 一般回路の定理 4.3 ノートンの定理 ノートンの定理 キーワード : ノートンの定理を理解する. 学習目標 :
電子回路Ⅰ 第2回(2008/10/6) 今日の内容 電気回路の復習 オームの法則 キルヒホッフの法則 テブナンの定理 線形素子と非線形素子
直流電圧計,直流電流計 例えば,電流Iを測定したい E R I E R A 電流計の読みが 電流 I を示すだろうか 電気電子基礎実験.
電子回路Ⅰ 第12回(2009/1/26) 整流回路、電圧安定化回路.
   電気回路について学習する。        (センサを使用した電気回路) 〇 めあて トランジスタを使った、電気回路を つくろう。
電子回路Ⅰ 第3回(2008/10/20) バイポーラトランジスタの動作原理.
第8回  論理ゲートの中身と性質 論理ゲートについて,以下を理解する 内部構成 遅延時間,消費エネルギー 電圧・電流特性 瀬戸.
情報電子実験Ⅰ-説明 測定器の使い方.
ICトレーナーの構成 7セグメントLED ブレッドボード XOR OR AND NAND 電源端子 スイッチ端子 LED端子 データLED
メカトロニクス 12/1 アナログ電子回路 メカトロニクス 12/1.
5.3 接地アンテナ 素子の1つを接地して使用する線状アンテナ 5.3.1 映像アンテナと電流分布
[2]オシロスコープ 目的 オシロスコープの使い方をマスターする オシロスコープの校正と波形観測(実1,2)
電界効果トランジスタの動作原理 トランジスタを用いた回路のバイアス
機械工学実験実習 「オペアンプの基礎と応用」
ATLAS実験 SOI Transistor TEG の測定
メカトロニクス 12/8 OPアンプ回路 メカトロニクス 12/8.
電界効果トランジスタの静特性 FET(Field Effective Transistor)とは 電圧制御型の能動素子
電界効果トランジスタの動作原理 トランジスタを用いた回路のバイアス
半導体.
エレクトロニクスII第2回: ACアダプターを分解しよう ーダイオードと整流回路ー
桐蔭横浜大学 工学部 ロボット学科 T21R004 清水 健多
電力 P ( Power ) 単位 ワット W = J / sec
コイルのはたらき コイルの5つのはたらきについて説明.
製造技術者のためのディジタル技術 組み込み型制御入門(2) 中京大学情報理工学部  伊藤 誠.
電子回路Ⅰ 第7回(2008/12/1) 小信号動作量 トランジスタ回路の接地形式.
電気回路学 Electric Circuits 情報コース4セメ開講 供給電力最大の法則 山田 博仁.
エレクトロニクスII第6回 佐藤勝昭.
ICトレーナーの構成 7セグメントLED ブレッドボード XOR OR AND NAND 電源端子 スイッチ端子 LED端子 データLED
供給電力最大の法則 E Z0=R0+jX0 R jX Z=R+jX I (テブナンの定理) R で消費される電力 P は、 電源側 負荷側
実践ロボットプログラミング LEGO Mindstorms EV3 で目指せロボコン!
電気回路の分類 一部修正しました 非線形回路 (重ね合わせの理が成り立たない) 線形回路 (重ね合わせの理が成り立つ)
ICトレーナーの構成 7セグメントLED ブレッドボード XOR OR AND NAND 電源端子 スイッチ端子 LED端子 データLED

情報通信基礎実験1 第4回.
等価電源の定理とは 複数の電源を含む回路網のある一つの端子対からその回路を見た場合、その回路は、単一の電源(電圧源或いは電流源)と単一のインピーダンスまたはアドミタンスからなるシンプルな電源回路と等価と見なせる。 ただし、上記の定理が成り立つためには、回路網に含まれる全ての電源が同一周波数(位相は異なっていても良い)の電源であることと、回路が線形である(重ね合わせの理が成り立つ)ことが前提となる。
赤外線機能を用いた牧羊犬ロボットの試作 指導教員 川中子 敬至 助教授 S03040  鈴木 良治 (共同実験者  S03060 濁川 豪)
等価電源の定理とは 複数の電源を含む回路網のある一つの端子対からその回路を見た場合、その回路は、単一の電源(電圧源或いは電流源)と単一のインピーダンスまたはアドミタンスからなるシンプルな電源回路と等価と見なせる。 ただし、上記の定理が成り立つためには、回路網に含まれる全ての電源が同一周波数(位相は異なっていても良い)の電源であることと、回路が線形である(重ね合わせの理が成り立つ)ことが前提となる。
FETの等価回路 トランジスタのバイアス回路(復習)
2009年8月17日,新潟大学 「情報」と「ものづくり」 の実践教育2 佐藤亮一,下保敏和.
電子回路Ⅰ 第5回(2008/11/10) 理想電源 トランジスタの等価回路.
本時の目標 電気機器の構造と回路図を用いた表し方を理解する。
オームの法則 電子の目で法則を考える 電子 + e i 電流.
ねらい わたしたちが利用している電源の種類を知り、どのように使い分ければよいかを考える。
実践ロボットプログラミング LEGO Mindstorms EV3 で目指せロボコン!
超音波センサのコンパクト化 T19E003  工藤 裕介 T19E013  田中 慶太郎 T19E026  松浦 孝輝 担当教員  杉本 恒美.
誘導起電力は 巻数と 磁束の時間変化 に比例する.
レクテナ研究 T15E022 小林 幸弘 T15E022 齋藤 剛浩.
① ④ ① ④ ① ④ ① ④ TC-2① ヒーター(フィラメント)回路 黒 緑 青 藤 灰 v ① ② ③
電源の内部インピーダンス(抵抗)とは? 乾電池(1.5V)の等価回路を描いてみよう もし、等価回路がこのようなら、
生体分子解析学 機器分析 分光学 X線結晶構造解析 質量分析 熱分析 その他機器分析.
第2章 電子工学の基礎 2.1 半導体素子 2.2 電子回路 2.3 4端子網.
シンチレーションファイバーを 用いた宇宙線の観測
Presentation transcript:

5 LED回路 センシング演習基礎(2S) センシング基礎演習(第5回) LED回路 (担当 高橋)

シラバスより(抜粋) 学習内容 LED回路 (担当 高橋) 具体的な行動達成目標 LED点灯回路をブレッドボード上に組むことができる センシング演習基礎(2S) シラバスより(抜粋) 学習内容  LED回路 (担当 高橋) 具体的な行動達成目標  LED点灯回路をブレッドボード上に組むことができる  赤外線LEDを使用し、可視光の意味を知ることができる

LED回路 LEDとは? データシートで確認 LEDの性質 LED応用 実験1 LEDを点灯してみよう 実験2 謎のLED まとめ センシング演習基礎(2S) LED回路 LEDとは? データシートで確認 LEDの性質 LED応用 実験1 LEDを点灯してみよう 実験2 謎のLED まとめ

前提となる知識 この授業では、つぎの知識が必要です 生産システム実習基礎 ブレッドボードの使い方、テスタの使い方 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) 前提となる知識 この授業では、つぎの知識が必要です 生産システム実習基礎 ブレッドボードの使い方、テスタの使い方 抵抗器(カラーコード)の読み方 電気回路基礎 オームの法則、キルヒホッフの法則、消費電力

確認 プリント 課題(授業終了時に提出) 実験機材 ブレッドボード ジャンパ テスタ 電源(ACアダプタ) 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) 確認 プリント  課題(授業終了時に提出)  実験機材  ブレッドボード ジャンパ テスタ 電源(ACアダプタ)  発光ダイオード(R,Y,G,IR) 抵抗器 筆記用具  ペンを使用  (鉛筆・シャープペンシルは片付ける) 机上に炭素を持ち込まない

LEDとは? たぶん見たことはある ・・・「電流を流すと光る」 発光ダイオード Light Emitting Diode 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) LEDとは? 発光ダイオード Light Emitting Diode たぶん見たことはある   ・・・「電流を流すと光る」

5 LED回路 センシング演習基礎(2S) LEDが光るのはどれ? Hint 乾電池1つあたり 1.5ボルト 答えは授業の最後に

図記号(JIS C0617) 図記号は「日本工業規格(JIS)」で定めたものを使います 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) 抵抗器 直流電源 ダイオード 発光ダイオード pnpトランジスタ npnトランジスタ (次回登場します)

LEDの性質 LEDに流れる電流はいつも同じ方向(整流作用) 電流が流れる (発光する) 電流が流れない [重要] 電源の接続を間違えると センシング演習基礎(2S) LEDの性質 LEDに流れる電流はいつも同じ方向(整流作用) 電流が流れる (発光する) 電流が流れない アノード A カソード K [重要] 電源の接続を間違えると ・発光しない ・LEDが壊れることがある データシートで確認

データシートで確認 (OSNG5113A) 電流が流れる方向を確認 電極の長さで区別 [注意]未使用品に限る 5 LED回路 アノード A カソード K

Absolute Maximum Rating (最大定格) 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) Absolute Maximum Rating (最大定格) 「ここまでは安全   これ以上 電流を流すな 電圧を印加するな」 DC Forward Current(直流順方向電流) Reverse Voltage(逆方向電圧) Power Dissipation(最大電力) LEDに流す電流は30[mA]以下 逆方向電圧は5[V]以下 で使用する

燃えます 爆発します お約束を守らないと・・・ 熱い破片があなたを 襲います 最悪の場合失明します プラスチックが炭化 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) お約束を守らないと・・・ 燃えます 熱い破片があなたを 襲います 最悪の場合失明します プラスチックが炭化 爆発します

Electrical-Optical Characteristics (電気的光学的特性) 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) Electrical-Optical Characteristics (電気的光学的特性) このLEDの大まかな特性がわかる    測定条件に注意する   測定結果と全然違うとき実験方法を疑う DC Forward Voltage(直流順方向電圧) Domi. Wavelength(中心波長,主波長) LEDに20[mA]の電流を流すと LEDにかかる電圧は2.1[V]くらいになる 発光色は黄緑(λD=570[nm])

5 LED回路 センシング演習基礎(2S) 実験してみよう [重要] 実験の前に 注意事項 機材 実験方法 を確認する

広げない 曲げない [重要] 注意事項 発光ダイオードの端子 ブレッドボードに垂直に挿す ブレッドボードから垂直に引き抜く 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) [重要] 注意事項 発光ダイオードの端子 広げない 曲げない ブレッドボードに垂直に挿す ブレッドボードから垂直に引き抜く 電源をつなぐときは 電源と抵抗・LEDは直列接続 極性に注意 逆方向に接続しない

9 光センサ センシング演習基礎(2S) 端子を曲げるな!  広げるな!

燃えます 爆発します お約束を守らないと・・・ 熱い破片があなたを 襲います 最悪の場合失明します プラスチックが炭化 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) お約束を守らないと・・・ 燃えます 熱い破片があなたを 襲います 最悪の場合失明します プラスチックが炭化 爆発します

実験1 <実験の目的>LEDを点灯してみよう テスタ ブレッドボード 電源(ACアダプタ) 抵抗器 3.0[kΩ] ジャンパ線 センシング演習基礎(2S) 実験1 <実験の目的>LEDを点灯してみよう テスタ ブレッドボード 電源(ACアダプタ) 抵抗器 3.0[kΩ] ジャンパ線 発光ダイオード(緑黄赤) (極性に注意) [memo] 発光色はアルファベット1 文字 緑:G 黄:Y 赤:R

実験手順 電源電圧と抵抗の値をテスタで測定 ブレッドボード上に抵抗器、LEDを配置し、結線 LEDが点灯したことを確認 センシング演習基礎(2S) 実験手順 電源電圧と抵抗の値をテスタで測定 ブレッドボード上に抵抗器、LEDを配置し、結線 LEDが点灯したことを確認 LEDにかかる電圧VDを測定 [注意] 抵抗器R 3.0[kΩ]

実験1 [測定] 電源電圧E [V] 抵抗R [kΩ] ○ LEDにかかる電圧VDを測定する LED電圧 VD [V] 電流 I [mA] センシング演習基礎(2S) 実験1 [測定] 電源電圧E       [V]  抵抗R        [kΩ] LEDにかかる電圧VDを測定する 発光色 発光ダイオード 点灯確認 LED電圧 VD [V] 電流 I [mA] 緑色 OSNG5113A ○ 1.234 黄色 OSYL5113A 赤色 OSDR5113A 電流Iは測定しない 後で 電源電圧E,電圧VDから計算する 終わったらLEDの極性を変えて実験してみよう

LEDの性質 電流を流すと光る 電流が流れる方向が決まっている 電流が流れるには「ある電圧」が必要 電流は電圧に比例しない センシング演習基礎(2S) LEDの性質 電流を流すと光る 電流が流れる方向が決まっている 電流が流れるには「ある電圧」が必要 電流は電圧に比例しない (オームの法則が成り立たない) 発光色によりダイオードの特性が違う (拡散電位という) 赤色LEDの拡散電位は1.6Vくらい

電圧と発光色の関係 光のエネルギーは発光色で決まる 赤、橙、黄のLEDは 低い電圧で電流が流れて発光する センシング演習基礎(2S) 電圧と発光色の関係 光のエネルギーは発光色で決まる 発光色 波長  λ [nm] 光エネルギー E [eV] 赤 670 1.85 橙 610 2.03 黄 580 2.14 緑 550 2.26 青 470 2.64 紫 400 3.10 赤、橙、黄のLEDは        低い電圧で電流が流れて発光する 緑や青のLEDは          少し高い電圧が必要になる 赤色LEDは1.6Vくらい 緑色LEDは2.5Vくらい

5 LED回路 センシング演習基礎(2S) 謎のLED 今日は 使用しない     このLEDの発光色は?

謎のLED 発光色は? 謎のLED 発光が見えたかな? よくわからない場合は 携帯端末のカメラで謎のLEDを撮影してみよう センシング演習基礎(2S) 謎のLED 発光色は? 謎のLED 発光が見えたかな? よくわからない場合は 携帯端末のカメラで謎のLEDを撮影してみよう LEDが光っている (発光色は目視と違う) 1[mA] 10[mA]

目に見えないが光(赤外線)が出てい る 可視光と赤外線 カメラではLEDが発光していることがわかる 目視ではLEDは発光してるように見えない センシング演習基礎(2S) 可視光と赤外線  カメラではLEDが発光していることがわかる  目視ではLEDは発光してるように見えない 目に見えないが光(赤外線)が出てい る 目に見える光=可視 光 赤 橙 黄 緑 青 紫 [雑学] ディジタルカメラでは     赤外線が見えない機種が多 い

LED応用(発光) 照明 パイロットランプ(状態表示用) データ通信(光通信) 絶縁デバイス(フォトカプラ) →第9回光センサ センシング演習基礎(2S) LED応用(発光) 照明 パイロットランプ(状態表示用) データ通信(光通信) 絶縁デバイス(フォトカプラ) →第9回光センサ 電気的に絶縁しているが信号は伝送したい センサ 近接センサ    →第9回光センサ フォトインタラプタ →第9回光センサ           第10回ロータリーエンコーダ 距離センサ    →第14回距離センサ

LED応用(発光以外の応用) LEDは発光するだけでない 受光素子として使うことができる (光が入射すると発電する) センシング演習基礎(2S) LED応用(発光以外の応用) LEDは発光するだけでない 受光素子として使うことができる (光が入射すると発電する) 光センサや発電素子として設計したものではない 効率はかなり悪い 増幅回路と組み合わせて使用することがある 定電圧電源として使用することがある LEDに流れる電流が変化しても LEDにかかる電圧はあまり変化しない

LEDではオームの法則が成り立たない [例] 電流が10倍に増え た 電圧の変化は0.1[V] 定電圧電源として応 用 比較(オームの法則) センシング演習基礎(2S) LEDではオームの法則が成り立たない [例] 電流が10倍に増え た 電圧の変化は0.1[V] I=10[mA] VD=1.7[V] 定電圧電源として応 用 I=1[mA] VD=1.6[V] LEDに流れる電流が変化しても LEDにかかる電圧はあまり変化しない 比較(オームの法則) 抵抗に流れる電流が10倍に増える と 抵抗にかかる電圧も10倍になる

宿題 抵抗器のカラーコードを覚える 黒 茶 赤 橙 黄 緑 青 紫 灰 白 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) 宿題 抵抗器のカラーコードを覚える 黒 茶 赤 橙 黄 緑 青 紫 灰 白 0  1  2  3  4  5  6  7  8  9 第4帯は誤差表示 金 ±5% キルヒホッフの法則を理解する(使いこなせる)

5 LED回路 センシング演習基礎(2S) LEDが光るのはどれ? Hint 乾電池1つあたり 1.5ボルト 答えは授業の最後に

LEDが光るのはどれ? 発光ダイオードに電流が流れるためには「ある電圧」が必要 発光ダイオードに流れる電流の向きは決まっている センシング演習基礎(2S) LEDが光るのはどれ? 発光ダイオードに電流が流れるためには「ある電圧」が必要 赤色、黄色、緑色LEDなら(B),(C) 青色LEDなら(C) ただし、 抵抗がないのでLEDが壊れる 乾電池1つあたり 1.5ボルト 発光ダイオードに流れる電流の向きは決まっている

VRとIを計算 電源電圧Eとダイオードにかかる電圧VDから抵抗における 電圧降下(抵抗にかかる電圧)VRを求める 5 LED回路 センシング演習基礎(2S) VRとIを計算 電源電圧Eとダイオードにかかる電圧VDから抵抗における 電圧降下(抵抗にかかる電圧)VRを求める 抵抗における電圧降下VRと抵抗値Rから回路に流れる電 流Iを計算する 必要な知識 キルヒホッフの法則 オームの法則

特別課題(ボーナス) LEDの電流電圧特性を測定しなさい。 LED電流電圧特性 第4回「分圧回路の計算」を参考にしましょう センシング演習基礎(2S) 特別課題(ボーナス) LEDの電流電圧特性を測定しなさい。 (提出するもの) 1.実験手順(説明文) 2.測定回路 3.測定結果(表,グラフ) LED電流電圧特性 測定対象: 緑色LED OSxxxxxx 使用できる機器  ACアダプタ ジャンパ線 抵抗器 LED(任意色) ブレッドボード テスタ (可変抵抗器は使用しない) 測定点をプロットする (点間は線を引かない) 第4回「分圧回路の計算」を参考にしましょう