Electrospinning method

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Electrospinning method ~常温・常圧におけるナノファイバ作製技術~ ナノファイバーの定義・3つの特性 ~100nm 超分子配列効果 ナノサイズ効果 超比表面積効果 高分子がまっすぐに配列 電気・力学・熱的特性向上 フィルタにした際の 圧力損失低減 表面官能基が多い フィルタ・センサの性能向上 エレクトロスピニング法とファイバ構造 特異構造 高電圧源 ポリマー溶液 ポリマージェット コレクター シリンジ 条件制御による 特異構造 web構造 cage構造 通常の直線構造 微粒子捕集性能評価 D-2サンプルのもの。 材料 それぞれのセム像特異構造 Hayashibara HP より 高比表面積・高多孔性 基板を選ばない 簡便なプロセス ファイバ径約20nmの 3次元ネットワーク 直径は100~500nm程度のサブミクロンサイズ 様々な分野の材料をナノファイバ化可能 日用品 強化剤 Sensyatatsujin HP より NAVER HP より フロントガラスの強化剤であるPVBもナノファイバ化可能 洗濯糊の材料のPVAをナノファイバ化可能 抗菌剤 Hayashibara HP より カプセルの素材であるプルランをナノファイバ化可能 抗菌作用を持つキトサンもナノファイバ化可能 TEL/FAX : 044-580-1436  E-mail : shiratori@appi.keio.ac.jp URL : http://www.appi.keio.ac.jp/shiratori/ 慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 白鳥研究室 〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3丁目14-1 1

Electrospinning method ~常温・常圧におけるナノファイバ作製技術~ 有効成分含有ナノファイバ ~スキンケア応用~ 特許出願 有効成分 ES法による ナノファイバ化 polymer + 細い繊維であることから  高比表面積で肌への密着性良好  滑らかな肌触り  有効成分を含有させれば速やかに放出する ビタミンC含有ナノファイバ cosmetic medical ビタミンC(L-ascorbic acid) 既存のフィルタとナノファイバのハイブリット化により 微粒子捕集性能価 ~フィルタ応用~ 特許出願 微粒子捕集測定協力:ニッタ株式会社 既存のフィルタとESナノファイバのハイブリット化により “あらゆるサイズの微粒子とウィルス (細菌)除去可能!” ナノファイバ コーティング後  基板のフィルタ  圧力損失(Pa)  捕集効率(%)  PF値  約45倍の 性能向上! 20 94.5 142.1 8 2.6 3.2 HEPAフィルタ  245 99.97 32.4 ※風速5.3cm/s ※粒径0.3μm微粒子の捕集 PF値(フィルタ性能の指標)=[-ln(透過率/100)/圧力損失]×100 TEL/FAX : 044-580-1436  E-mail : shiratori@appi.keio.ac.jp URL : http://www.appi.keio.ac.jp/shiratori/ 慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 白鳥研究室 〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3丁目14-1

触媒微粒子とナノファイバーを組み合わせた触媒フィルター 慶應義塾大学 白鳥研究室 コンセプ ト:フィルター構造での有害気体および粒子の効果的な除去 触媒(粒子) フィルター(繊維質) 構造 ガスに対する高い除去性能 (化学吸着・高比表面積) 利点 優れた気体拡散性 粒子状物質の吸着・除去 粒子の飛散 粒子状物質の除去不可 問題点 ガスに対して低い吸着能・除去性能(物理吸着) <触媒> 卑金属系金属酸化物微粒子 <フィルター作製技術> エレクトロスピニング法 硫黄系ガスに対し 高い除去性能を示す 微粒子 特許第33003145 交互吸着膜を用いたフィルタ    32623235交互吸着膜の製造方法および製造装置 高表面積 直径 数十nm~μm 短時間作製 エレクトロスピニング法による ナノファイバーコンポジット化 表面構造評価 ガス除去性能評価 メチルメルカプタンに関する脱臭試験結果 (3分後・25ppm・0.2ℓ・触媒使用量0.005g) 100 80 60 除去率 (%) 微粒子と同程度 の高除去性能! 40 20 触媒微粒子 (卑金属系金属酸化物) 触媒フィルター 微粒子含有ファイバー構造かつ高い有害気体除去性能の実現! 慶應義塾大学  白鳥研究室           神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1   ℡045-566-1602  Fax 045-566-1587 触媒微粒子、使用ポリマーを選択することで あらゆるガス、粒子の除去が可能 株式会社 SNT     http://www.snt.jp                   代表取締役 白鳥 世明       神奈川県川崎市幸区小倉308-10 KBIC120号 ℡044-580-1566  Fax 044-580-1436